雑記のようなもの
『はじめて考える時のように』(野矢茂樹)に「考えるとは頭の外でするものだ」というのがあって、あーそうだよねー、と。『考える』と言うのは実のところ外部と密接にかかわっていて、本当の意味で脳の中だけで完結するものじゃない。メモを取ったり本を読み返したり模型を手に取ったり、何かについて考える時はいつだってそれに関する外部のものに接している。そういう時(これは感覚的な話なのだけど)自分の思考が外に拡張されいてるような気がするんだよね。
アニメの話。まずもってシドニアの騎士のアニメがすごくいい感じ。こんなにきちんとアニメにしてくれるなんて、弐瓶勉ファンをいままでやってきて良かったなあ。TVアニメにしては背景美術がものすごく凝っていて、シドニアの大きさ、ごちゃごちゃとした複雑さが描けていると思う。
ジョジョは大声でバトルを解説しているだけで面白いんだから凄いと言うか安心感がある。極黒のブリュンヒルデもけっこい良い。シリアスをやりながらギャグになっていたりするところのセンスがすごいなあ~って感じ。ノーゲーム・ノーライフはまだ評価は出来ないけど、今のところ良いと思う。ある一つのゲームを解釈によって別のゲームに語りなおしたチェスがすごく良かった。駆け引きゲームとは別のゲームをやっている感じ。まあ、今後がどうなるのかわからないけど。龍ヶ嬢七々々の埋蔵金はけっこう頑張っていると思うんだけど、原作がいろいろ分かり難い作品なので、30分アニメだといろいろ苦労している気がする。惜しい。蟲師続章とチャイカはだいたい期待通りと言う感じ。あ、あとハイキューがものすごく面白くてびっくりした。なんといってもプロダクションIGお得意のファンタジーなんだけどリアルな筋肉の躍動を感じさせるアクションがすごい。キャラが動いているだけでなんだか感動してしまう。こういうのを観るとアニメってすげえなあ、と思う。
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