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2013.10.04

日記

・『NEEDLESS』(今井神)が完結したので、なんとなく同作者の『白砂村』を読んでみたくなった。まあ、内容はいつも通りと言うか、相変わらずと言うか。しかし、舞台も設定もまったく違うにも関わらず、”いつも通り”としか感じないのはすごいと思った。作品の雰囲気、よくわからないが”間”とかなんとかそういうものがすべて以前にも見たことがあるような気にさせられてしまう。

基本的に自分は今井神氏の作品を読んでいても笑えないのだが、ときどき不意打ち気味に笑ってしまうところがあって、そういう瞬発力はたいしたものだと感心する。逆に言うと瞬発力しか感じられないと言うか、作品のすべてをその瞬間のために作り上げているようにさえ感じられるのだが、不思議なことにそうした瞬発力を、作者はしごくどうでも良いことばかりに費やしているように感じられる。別にそこに力を入れても作品が面白くなるはずが絶対にないような理解の出来ない部分に凄まじい労力をかけたりしていて、まあはっきり言って才能の無駄遣いとしか言いようがない。その無駄遣いっぷりはいっそ爽快なほどで、これをやらなければもっと人気が出たに違いないと思いつつ、どこか圧倒されてしまうのだった。

今井神氏の作品は好きか嫌いかで言えば嫌いなのだが、どうにも無視できないのはそのせいなのだと思う。

・明日は甥っ子たちの運動会らしい。もっとも自分が観に行っては不審者と間違われそうだし(最近はどこも物騒なのでピリピリしているようだ)、ちらっと通り過ぎるぐらいにしておこうかな。

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