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2013.10.27

日記

・RPGで良く終盤の街で周囲の魔物が物凄く強いことが多くて、この街の人たちはなんでレベル50とか100とかの魔物たちに囲まれて平気な顔をしているのかと疑問だったのだが、自分がRPGのレベルと言う概念も絶対値として捉えていたことに起因する勘違いであることに気が付いた。

つまり、今まで”レベル1はレベル10より物理的に強い”と考えていたのだが、そもそも”経験値”と言う概念からしてこれは間違いなのだ。あくまで経験値を積むことによって得られるのは”経験”であって、別に物理的な強さとは関係がないはずである(もちろん鍛錬によって身体能力が向上することも含まれるが、それのみではないはずだ)。つまるところレベルとは、低いよりも高い方が様々な状況に対応する力、あるいは技量と言うことになる。

この概念に立って考えると、レベルが低いというのは対応力が低いということであって、それは相手の戦法や弱点と見抜く力が低いとも言えるだろう。レベルが高ければ高いほど、臨機応変な戦術を駆使して戦うことが出来る。

そして、逆に言えば相手の戦法や弱点を把握し、戦術が確立されているのならば、レベル(対応力)は決定的な意味を持ちえないということも出来る。たとえ一人一人が弱くとも、火に弱い魔物ならば対処法を学んでおけば対処しうるというわけだ。臨機応変な対応力が試されるのは、それこそ少数で行動する旅人やダンジョンに潜り込む冒険者など、イレギュラーが多発する場においてこそ意味を持つものなのだろう。

・などと我ながらとてつもなくどうでもいいことを考えていた。どうでもいいが、実は長年の懸案事項であったので、解決を見たことでとてもすっきりした気持ちでいる自分は否定できない。意味はなくても意義はあったと言える。あれ、逆かな?まあどっちでもいいや。

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コメント

WIZのノベライズ(?)でも同じような疑問が提示されたとか聞いたことがありますねw
自分も同じような事考えたことがあるので、気分は理解できます。

刃物で切られたりとか体力で云々できるものでないと考えるなら、HPと素早さと防御力の間に成り立つ生命力は相互に関連していて、致命傷をいかに避けているかがHPとして表示されてるのかなあとかw

軍隊における集団の練度が理解に近そうな気がします。

投稿: 名無し | 2013.10.28 19:39

ウィズ小説でも提議されていたんでしたっけ?あまり覚えてないなあ。たぶん、その時は問題意識を持ってなかったでしょうね。

>致命傷をいかに避けているかがHPとして表示されてるのかなあとか

攻撃力とかはあくまでも比喩であって、魔物に対する知識とか外皮の弱い部分を的確に突けるとか、そういうさまざまな要因をひっくるめて数値化しているということなんでしょうね。

投稿: 吉兆 | 2013.10.28 19:57

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