日記
・妹が子供を連れて帰省してきた。前に見たときは泣くだけの赤ん坊だったのだが、半年ぶりぐらいに見るとずいぶん生き物らしくなってきている。少なくとも意思らしきものを表示するようになってきていて、少し安心した。意思の通じない生き物は困る。苦手とか嫌いとかではなくて、困る。
・自分は、子供に対して可愛いとかそういう気持ちはぜんぜんわかないタイプと言うか、はっきり言って子供嫌いなのだが、それはそれとしてこの子たちに対して、多少なりとも力になれることが出来れば良いと思う。
これはただの自分のエゴであって、世の中には自分の嫌いな人間が多過ぎるので、せめてこの子たちは自分好みの人間になって欲しいという願望そのものである。まことに自分勝手な願望なのは承知しているが、教育と言うのはそもそも教育者側が望む人格に洗脳することであって、そうしたエゴの均衡の中に置かれる子供も大変だな、と思うことしきりなのであった。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント