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2013.09.09

『盟約のリヴァイアサンⅢ』

盟約のリヴァイアサンIII』(丈月城/スーパーダッシュ文庫)

作者はこれをゲーム的なストーリーテリングでやっている、みたいなことをあとがきで書いていたような気がするのだが、確かに次から次にボスが現れて撃破していく、みたいな展開は確かにゲーム的にような気もするとともに、そんなにライトノベルとして珍しい展開かなあ、と言う疑問が湧き上がってきた。

そういうわけで、作者がどう言ったところにゲーム的なものを持ち込んでいるのかを考えてみると、たぶん主人公の仲間たちの持つリヴァイアサンを強化していく展開は、なんというか女神転生的なパラメータ強化を思わせるところがあって、どんなゲームシステムになるのかある程度想像がつくようなところはある。主人公の能力が基本的にサポート系のそれであって、仲間にプロテクションを貼ったり攻撃力アップをかけたりする駆け引きも、なんとなくゲーム性を想起させるものだ。

だけど、このように上げてみても、それは確かにその通りかもしれないけど、でもやっぱりライトノベルとして読んでみて違和を感じるものではなくて、どうも作者の言っていることが今一つピンとこないのだった。いや、ゲーム的ではないというわけではなく、これぐらいのゲーム性はそもそも普通にライトノベルにあるような気がするという意味で。

今となっては覚えている人も少ないのかもしれないけど、実は電撃文庫は最初「ゲーム的センスに基づいた小説」と言うものを新人賞のキャッチコピーにしていた時期があった。正直なところ、当時も、そして今もその言葉の意味するところが良くわからないのだが、ともあれ、電撃文庫のイメージとしてはゲーム、おそらく念頭にあるのはTVゲーム的なものであったということは出来るのだろう。

そのように考えてみると、もしかするとライトノベルと言うのはそもそもゲーム的なお約束事に踏まえた影響を受けているジャンルなのだということが出来るのかもしれない。まあちょっと勇み足かもしれないけども。

追記。パヴェル・ガラドのベジータ系男子っぷりは大したもので、こりゃ最終的に主人公にツンデレって「お前が真の竜王だ」とか言い出す気配がプンプンしますね萌え。

追記2。雪風の姫は裏ヒロインなのかーまあそうだろうな現状キャラ力が半端ねえからなあ。

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