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2013.08.10

クーラーと言うのは文化の極みですね

・暑い……暑過ぎるだろ……。もはやただ生きているだけで世界を呪いたくなるほどの暑さ。いかん、世界を滅ぼしたくなる。

・『ガッチャマンクラウズ』の新しいのを観た。五話か?まあその辺。累はちょっと理想主義過ぎるというか、この世に善意があることを疑わないタイプで、非常に危なかっかしい。挫折した革命家ってのはこの世で最も危険な存在になる可能性があるけど、彼はそんな感じかもね。ハンドレット、なんてものを作ったのはその最たるもので、きっと彼も仲間が欲しかったのだろうけど、ああいう繋がりは緊密な分、壊れるときは一気に壊れる。はじめのコラージュサークルの、緩やかな繋がりを見た後だとそんな気持ちが強くなる。はじめはわりと達観しているというか、そもそも緊密に一つの目的でつながることに興味がないようで(ガッチャマンの使命に対しても疑問を抱き続けている)、サークルの中で対立があっても、それを強制的にまとめようとはしない(反対者を排除する累との差異もそこに見える)。ただ、いざと言うときにそれぞれが考えて協力してくれれば構わない、とでも言うような。そういう感じの、ユルさ、はとても重要なことだ。

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