日記(特に理由はないけど身体がだるくてたまらないよ)
・自分は定期的にガス欠に陥ることがあって、そうなると身体だけではなくて頭までろくに回らなくなって、ただひたすらぐったりとしていることがある。だいたい一日中これが続くので、まあそれでも騙し騙し最低限のことは出来るように身体は作ってきたけども、それでもかなりキツイ。これはたぶん休むことが下手なんだろうなあと思う(単純に体力or集中力が足りないだけかもしれないが)。
・『スカイワールド5』(瀬尾つかさ/富士見ファンタジア文庫)を読む。正直なところつまらない。ストーリーも退屈だし、キャラクターにも興味が惹かれない。しかし、作者には『約束の方舟』と言う個人的には傑作としか言いようのない作品があるため、いつかああいうのを書いてくれるのではないかと思うとなかなか読むのをやめられずにいる。でもこれ不健全だよなあ。スパっと思い切った方がいいのかなあ。
・『やはり俺の青春ラブコメは間違っている7.5』(渡航/ガガガ文庫)も読んだ。うーん、まあつまらなくはないんだけど、キャラを動かしているだけなので、あんまり興味は惹かれない。つまり、キャラクターの動きが関係を揺るがしていく所まで行かず、固定化された関係の中でキャラクターが喋っていると言うこと。まあ日常系が好きな人も多いだろうし、自分もそれを否定するものじゃないけど、日常系の中にだってそれまでの時間の流れによってゆっくりと関係が変化していくもので、そこが面白いところだとも思う。今までにやってきた関係をただ繰り返しているだけでは、やっぱりちょっと退屈だね。
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コメント
瀬尾つかさはこちらのブログ経由で読みました。
今のところパスファインダーのみなのですが、まずは約束の方舟を先に読んだ方がいい感じですねw
俺ガイル(はまち?)はラノベ系の現代批評本でも取り上げられてたので、それから読もう読もうとは思ってるんですけれど。
一応一巻だけ読んでるんですが、合わない作品ではないと思いつつも、読み続けられるかとなると続巻モノには手が出づらいですね。
ぼっちや集団が生む気配とその付き合い方など、読むべきところはあると思いますし、今もそうして読まれてるのでしょうけど、これにしても今読んでおかないとまた古びてしまうんだろうなあというのも感じます(日常系が増えてきた時からこの種の作品とどう付き合うかに合わせても考えてたんですが)。
ファンにはそうでもないのでしょうけれど、五巻を越えると偶につまむタイプの読者には辛くなってきますw
投稿: 名無し | 2013.08.22 21:27
『約束の方舟』はとても良い作品ですが、ああいう瀬尾つかさはあれ一作だけなのが残念。
>読み続けられるかとなると続巻モノには手が出づらいですね。
続巻があるから手を出し難いという感覚がそもそも理解できていないんですが……。なんだろう、長い話には手を出し難い、と言う話なのかな?別に巻ごとに話は一区切りをしているのだし、どこで読むのをやめても変わらないと思うんだけどなあ。そういう話じゃないのかな。
投稿: 吉兆 | 2013.08.22 22:44
>どうして長いのは手を出し辛いか
改めてそれを指摘されると難しいですねw
なんというか、シリーズ物は最新刊の時点で作者の考えてる事やテーマが詰め込まれてるというか、とりあえず全部読まないと「作品に触れた気がしない」ような感覚がするからかもしれません。
具体例としてはどうかと思うんですが、シリーズ最新刊で提示されてる思想やテーマを話してる人を見ると、それが面白そうなら、「その感触を知るには一巻から全部辿らないとダメか」となってしまうというか。
「止める」というのもそうですけど、これは目的の感触を得るのに掛かるまでのコスト(というのも変ですが)に近いでしょうか。
単純な理由としては、買い始めればとりあえず全部読みたい、というのはあるんですけど。
完結してる作品は最初にまとめ買いしたりするんですが、それをやった場合は特に義務感みたいなものを感じちゃったりしますねw
今まで割合に普遍的な感覚だと思ってたので、冷静に考えてみれば「ナンデ!?」という気分にw
投稿: 名無し | 2013.08.23 18:11
なるほど。まあ確かに何事も中途半端に終わらせると気分が良くないですし、そういう話なのかな?
自分は本を読んで続きを読むかどうかはその時の気分次第で決めています。一つを読み続けていくことで見えてくるものはありますけど、少しずつ周辺を切り崩していくようにして読むのもけっこう色々な発見があるものです。
などと言っていますが、まあようするに、極めていい加減な読み方をしているってことですね。
投稿: 吉兆 | 2013.08.23 23:08