真夏の夜の夢
・『ヴァンパイア・サマータイム』を読んだ……と言う話をしようと思ったら、予想以上に長くなってしまったので本の感想にした。いや、本当にこれはすごく良いと思う。ライトノベルのようなジュブナイルのような、恋愛小説。なんかもう恋愛小説に興味がまったく沸かない自分が気持ち悪い顔をしながら読んでいることに驚く。
・しかし、今日も相変わらず暑い。
・自分は冬は大好きだが、夏が苦手なのだだと言うことに突然気が付いた。寒いのはかなり耐えられるが、暑いのはどうにも耐えられない。
・こないだ書いた『風立ちぬ』の感想。主人公が美しい、と書いたが、同時に美しすぎる、とも思ったことを思い出した。しかし、基本的にあれは、主人公が”すべてを失う”までの物語で、すべてを失った後(愛する人も、創造的な10年も失った後)、それでも「生きねば」と言わなければならないという物語なのだ、と思った。
・『ドラゴンズクラウン』は、ウィザードでレベル99、つまりカンストした。後はランダムダンジョンに潜ってハスクラするだけなのだが、さすがに疲れたので2ndキャラを作ってみた。今度はドワーフ(ウィザードと並ぶ二大不人気キャラ。オンラインでも滅多に見かけない)をやってみたところ、まったくゲーム性が違っていてすごく面白い。この敵を蹴散らしていく感覚はウィザードではなかったなあ。しばらく他の職業もいろいろ試してみようと思います。
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コメント
カンストおめでとうございます……ではないのかもしれませんがw
制約内でやれることを極めてしまったあとにどう楽しめるか、というのはゲームの寿命に影響しそうですね。
ローグライク系とかでも挑戦しがいのある状況がどこまで続くかというのがポイントだなあと思います。
前エントリでコメ頂いた「メーカーごとにやれる範囲の構造」というのは全く同感でして、PS2の辺りでメーカーの参入のハードルが資金的に上がったという話は聞きますけど、実際問題物理的な上限に対応できるかというのは大きい訳で、ただ、「人間が何を楽しいと感じるか」というレベルで考えると、意外と、この現代においてもそれほど極端なスペックを求めていないのに気付かされます。
RPGならそのバランスの行き来を繋ぐストーリー(この要素も必須ではないのでしょうが)や構造というのは、だからこそ重要なんだろうなあと。
ドラゴンズクラウン、今はちょっと手を出す余裕がなさそうですが、これからまとまった時間が取れたらちょっとプレイしてみたくなりましたw
投稿: 名無し | 2013.08.13 20:59
レベルカンスト(しかも一キャラのみ)など、まだまだ折り返しでさえないですね。と言っても、ここまで継続できるゲームも珍しいですけど。わりとハマっています。まあ、2Dベルトスクロールゲームに対する思い入れもあると思いますけどね。
>この現代においてもそれほど極端なスペックを求めていないのに気付かされます。
まあ極端な話、トランプのようなアナログでもいくらでも遊びを創り出すことが出来るのが人間というものです。作り手から与えられたものをただ受け取るだけじゃなくて、それをどのように工夫していくのかを考えるのも面白いですね。
投稿: 吉兆 | 2013.08.13 22:34