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2013.04.12

『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス(6) 膺懲の火影』

マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス(6) 膺懲の火影』(吉宗鋼紀/ファミ通文庫)

アニメの方で一足先に展開を観てしまったのだけど、どうもこちらの方が悲惨なことになるみたいで、今から戦々恐々。まあ、その方がマブラヴらしいってものだけどね。好きなキャラが無残な死を遂げていく……ああこの甘美な快感よ(変態です)。

とは言え、やはり一度ストーリーを知ってしまっているから、どうしても話の流れは意識してしまうね。だからこそアニメで描かれた部分と異なる点をいろいろ見てしまったりもした。やはりキャラクターの心理、つまり印象や思考に基づく部分はどうしても小説の方が情報量が多くて、アニメではなかなか読み取れない部分が見えてくるのが良かったと思います。小説をアニメ化するのは、そういう膨大な情報をどのように絵に置き換えていくのか、と言うところに作り手の真価が問われるのかもしれない、などと考えたりもしました。つまり、単純にオリジナル展開に注目するのではなく、表現の解釈の違いそのものに注目する方法。文字を絵に変換する際に零れ落ちるはずの情報をいかに救い上げるか。まあ、戯言ですけど、アニメを視聴する立場からしてみれば、あるいは一つのスタンスではあるかも。

話が逸れました。まあ、なんというか、物語としてはえらい深刻な話をやっているのに、ラブコメ成分がいい感じにそれを台無しにしていますね。もちろんそれで深刻な話がなくなるわけではなくて、ユウヤ自身は至極シリアスにやっているのに、周りの女性たちが動きまわっているという感じ。いや、女性たちもシリアスと言えばシリアスで、何しろ好きな男と死に別れることなんて普通な世界なんだから、それでも好きな男と添い遂げるなら積極的に動かないとダメなんで、その意味ではイーフェイさんは何も間違っていない。唯衣やクリスカがピュアすぎるだけですね。おめーらメインヒロインの座を約束されているからって安心してんじゃねーぞ(なぜか上から目線)。

そして続きはゲームで、と言うことになるんだろうか。まあ、ゲームがどれくらい突っ込んだ話になるのかわからないけど、アニメのあれで終わりと言うのはどう考えても納得できないので、ゲームをやってみるしかないだろうなあ、とは思います。

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