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2011.01.30

『死んだ女は歩かない』

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死んだ女は歩かない 』(牧野修/幻狼ファンタジアノベルス)

牧野修と言えば、グチャデロスプラッタホラーの印象が強く、陰惨なの作品ばかり書いている印象があるけれども、実はスケールの大きい爽快エンターテインメントの書き手でもあると言うことは、それほど知られても無い・・・こともない(そうですね)。細部がグロイことはいつもの事ながら、実は完全なバッドエンドと言うのはそれほど多くはないように思います(きちんと確かめたわけじゃないからわかんないけど)。完全なハッピーエンドとも言えないケースもあるけれど、きちんと物語は収まるべきところに収まるので、納得感のある終わり方も多い(納得の行かない終わり方も勿論ある)。

この『死んだ女は歩かない』は、牧野修作品の中でも相当にエンターテインメントに偏った作品になっていて、これはこれで珍しいような気がしますね。とにかく全編がマッチョ&マッシブな強くて美しいヒロイン達がゾンビやミュータントをぶち殺しまくる話です。しかも、この話におけるゾンビ化現象には”医療虫”と言う寄生虫みたいな存在が暴走した結果とされていて、これが男だとゾンビになり、女だと特殊能力を持つミュータントに変異するという女尊男卑も甚だしい設定がなされており、緊急事態に戦えるのは女性のみと言うことになります。このあたり、マッチョな美女にバトルアクションをさせたい!と言う作者の素直な欲望が伝わってきてとても微笑ましいですね。そして、女性しか戦えない舞台づくりはライトノベルには珍しくないだけあって、ああラノベってマッチョなんだな・・・・・・などと思ったりもしました。ライトノベルの多くには拭いがたいほどのマッチョイズムが隠されている、と誰かが言っていたような気もする。が、それは別にどうでもいい。

ともあれ、強いヒロインたちがフリークスたちと殺したり殺されたりする話なわけです。”医療虫”をめぐってなにやら陰謀があったり、その陰謀をぶっ壊すために大立ち回りをしたり、そうした過程で彼女らの異能力を遺憾なく発揮していくと。それぞれの能力が限定的だったり、あるいは極端に強すぎたりするせいで、あまり能力バトル的な駆け引きの妙は感じられませんが、ぶっ殺したりぶっ殺されたりする殺伐とした描写がやけに軽妙な感覚があって、とてもさわやかなグロが展開されるあたりはさすが牧野先生だなあ、と思いました。クリーチャーはキモイし敵の女ミュータントはクレイジーなんだけど、そのグロテスクさにどことなくユーモアが見受けられます。まあちょっと歪んでいるかもしれませんが、僕はそんな牧野先生が好きなんだ。問題ない。

あ、登場するヒロインたちは、まあ牧野作品らしくマッチョでタフなヒロインばかりが揃っているので、見事なまでに萌え成分は欠如しております。個人的には主人公の乾月は登場ヒロインの中では人間的なゆらぎがあって、わりかし萌えるかなあ、と思ったりもするんですけど。つーか、多分登場ヒロインの中では一番女らしい。動機も弟の仇をとるためだし、母性本能らしきものを垣間見せるところもあるし、能力は万能型で、わりとスペック高いです。そうそう、この主人公の能力はちょっとチートくさいというか、いかにもバトル主人公って感じが良いですね。

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2011.01.28

『ココロコネクト カコランダム』

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ココロコネクト カコランダム 』(庵田定夏/ファミ通文庫)

昨日に引き続きココロコネクト。別に最新刊が出るから慌てて感想を書いているわけではないぞ。

毎回、ギミック縛りが厳しいなあ、と思いました。このシリーズの場合、登場人物それぞれの心を浮き彫りにして、本当の絆を構築する展開が基本なのだけど、心を浮き彫りにする過程において、必ず”ギミック”が必要になるのだけど、そのギミックはその物語の目的上、必ず登場人物たちの隠している傷を暴く機能が必要になるわけです。たぶん、シリーズを開始する前にある程度の設定はあったかとは思いますが、それでもなお必ずギミックが必要になると言うのは相当に作者に負担になるのではなかろうか・・・・・・。少なくとも、延々に続けられる形じゃあないですよね。

などと言うことを思ったのは、そろそろギミックと登場人物の心をリンクさせるのが厳しくなってきたかなー、と感じてしまったからです。今回の時間退行現象は、今までの出来事と比較すると、やや心の傷を暴き立てるという意味では弱い。どちらかと言うと、皆が子供になってしまったことによって、日常生活で大変な目に会うというドタバタの方が強かったように思ったんですね。まあ、子供に戻ることで、唯や青木、伊織の隠していた、あるいは忘れ去っていた出来事が俎上に上がるという側面はあったにせよ、今までのように「ギミックがあったからこそ」と言う感じは薄かった。ギミック無くしては彼らの問題が解決出来なかった、あるいはギミックゆえに問題が発生したかと言うと…別のケースもありえたんじゃない?と思ってしまいました。

まあ、今回の仕掛け人は”ふうせんかずら”ではなく、”二番目”と呼ばれるなにやら正体はもとより目的も不明な存在だったので、今までと違うのはある意味当然ではあるんですけどね。”ふうせんかずら”が主人公たちの心を暴くのに対して、”2番目”はそうでもない。どっちにしろものすごく迷惑な存在であることには違いないんですが、なんか”2番目”のやり口は「エレガントではない」感じがします。やり口が粗雑って言うか、主人公たちに対する精神攻撃が大雑把と言うか。時間退行現象は、今までの精神を抉る攻撃と違って、純粋に社会生活に困難を来たすものなので性質が悪いっちゃあ性質が極悪なんですが、”ふうせんかずら”だったらそういうことはしないんじゃないかなあ。あくまでも、主人公たちが”真実の関係性”を発揮出来ればあらゆる不幸はきちんと回避できる道は用意していたように思うんですが、今回はそれがない。むしろ”悪意”が込められている感じさえします。と書いてみたところで、今回のギミックはイマイチだなーと思ったのは作者の掌の上の可能性が高いような気がしてきました。むしろそのギミックの粗雑さこそ意味があるのやもしれず。無いのかもしれず。どっちでもいいや。

しかし、唯や姫子が順調に心の傷を克服しつつあるのに対し、メインヒロインである伊織はなかなか心の奥を見せませんねえ。ここまで来ても完全には太一たちを信頼していないというか、本質的に自分一人で全部片付けたがると言う悪癖があって、ああこの子はそういう子なんだなって、改めて思った。基本的に前向きで周囲に対しても影響力のあるタイプだからなおさら始末に終えないぜー。彼女に必要なのはなんなんだろう…。やっぱり太一が真のヒーローになるしかないのか?それで丸く収まるとも思えないんだけど。

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2011.01.27

『ココロコネクト キズランダム』

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ココロコネクト キズランダム 』(庵田定夏/ファミ通文庫)

正直、この時点で稲葉姫子を”落としてくる”とは思わなかったので意外でした。もし彼女のキャラクターを”落とす”にしても、もう少し話を積み重ねた、言ってみればクライマックスになるまで引っ張ると思っていたんですね。ところが二巻目にして早々に彼女を事態を超然と見守る役から引き摺り下ろしたあたり、作者はなんかすごく分かっててやっている感があるなーと思いました。と言うのは、彼女は如何なる状況に陥っても常に冷静さを保ち、自体の打開を図る万能タイプのキャラだったからです。涼宮ハルヒで言えば要するに長門エモンと言うか、事態に翻弄される主人公たちと、それを現実的に解決する役回りです。まあ彼女も巻き込まれている被害者ではあるんですが、どこかその状況を客観視し、冷静に事態の推移を見守っている雰囲気がありました。

そうしたある意味においては他の登場人物たちよりも高みに立っているかと思われた姫子ですが、しかし、そうした姿は今回の”欲望解放”によって脆くも打ち壊されます。あくまでもクールで超然としていた彼女の姿は、実は仮面でしかなく、本来の彼女はもっと弱いし臆病なところもあった少女でしかないということがさらけ出されます。これは姫子のようなタイプにとっては本当にキツイ。自分の内面を知られることを恐れる、まあいわゆるムッツリなタイプである姫子は、自分の考えていることが明らかになるなどと言うのは死ぬほど恥ずかしいことでしょう。たぶんエロ本を読んでいた事が発覚してついでに性癖まで暴露されるぐらい恥ずかしい(まあ彼女の場合、本心が明らかになることで人間関係が変化することを恐れるという側面もあるわけですが)。そうやって、それぞれがキャラ性として構築していたペルソナを、情け容赦なく剥ぎ取っていく作者は、ライトノベルと言うものを分かってて崩している感じがあるなあ、と思うのでした。

さらに言えば、2巻の時点でも、未だに主人公の”自己犠牲野郎”っぷりが崩れないのも面白い。主人公の太一は、いわゆる”理由もなく他者を助ける”と言う典型的ヒーローな行動原理を持っているわけですが、欲望解放によって、彼のヒーロー行動によって傷つく人が出てくるあたり、作者は主人公の行動原理を無条件に肯定しているわけではなさそうです。それでいながら、彼の行動が結果的には救いにも繋がって行く。このあたり、”理由なきヒーロー”を突き詰めていくような感じで興味深いです。なんとなく彼の”理由”と言うのも描かれそうな雰囲気もあるけど(作中で何度も太一の行動は批判されている)、それは物語の根本に関わるのかもしれません。彼がこのまま”理由なきヒーロー”を貫くのか、あるいは作中で解析され”理由のあるヒーロー”へクラスチェンジするのか、ちょっと面白いところだと思います。なんかちょっと過去に原因がありそうな気もするけど。

そういや姫子が万能キャラの立場から降りた結果、どうやって物語を展開させるのかと思っていたら、まさかの藤島麻衣子が”覚醒”するとは想像の外でした。事件にはまったく関与しないのになんだこの強キャラぶりは…。いきなりデウスエキスマキナっぷりを発揮しだした時はどうしようかと思いました。なんだろう、彼女の存在は強力すぎて、どんな立ち位置なのかさっぱりわからんぞ…。

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買ったもの

1.『嵐の伝説(2)』 佐藤将 講談社
2.『ニーナとうさぎと魔法の戦車(2)』 兎月竜之介 スーパーダッシュ文庫
3.『放課後プレイ3』 黒咲練導 メディアワークス
4.『ミストクローク―霧の羽衣(3)永遠の大地』 ブランドン・サンダースン ハヤカワ文庫FT
5.『夢の上(2)紅輝晶・黄輝晶』 多崎礼 Cノベルスファンタジア
6.『水域(上)(下)』 漆原友紀

買った。

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2011.01.26

『ニーナとうさぎと魔法の戦車』

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ニーナとうさぎと魔法の戦車』(兎月竜之介/スーパーダッシュ文庫)

なかなかナイスな作品。スーパーダッシュ文庫の新人賞で大賞を取ったのは伊達ではない。作者が書きたいものと言うのがこれ以上なく明確になっていて、そのブレなさには感心さえしてしまった。そのブレのなさが安定感につながり、完成度の高さとなるのだろうなあ。大賞も納得だ。

あとがきでも作者が書いていたけど、要するにこれ”可哀想な女の子が頑張る話”です。子供ゆえ、女ゆえに戦乱の世では搾取され虐待されていたニーナが、放浪の先で出会った戦車隊に受け入れられ癒されていく過程と、その癒しさえも打ち壊していく理不尽に打ちひしがれながらも前に進む姿が描かれています。もう、作者が可哀想な女の子萌えと言い切るだけあって、過去に散々騙されて来たニーナが人間不信になって周囲にハリネズミの如くつんけんするのも、それを乗り越えて抱きしめてくる”首なしラビッツ”の面々のやりとりは確かに萌える。自分には可哀想な女の子属性っていまいち良く分かってなかったんですが、なるほどこういうものなのか、と新しい世界を教えてもらった感じ。もちろん、可哀想な女の子萌えとしては、そうして癒されていったところで、またしてもズガン!と不幸のスパイラルに嵌ってしまうことも勿論含めているでしょうね。そこで歯を食いしばって、再び不幸と人間不信の罠に陥ることから、少しでも出て行こうという過程を含めて萌えるのだ(と、書いていると、まるで人の不幸を喜ぶ人非人みたいな気がしてくるけど、まあこれは物語について回る宿命みたいなものでしょうよ)。

女の子たちが戦車に乗ってドンパチやるという作品である以上、作品の持つボンクラ度もなかなかのもので、野良戦車どもとの砲撃戦を緊迫感のあるものにしているのはなかなか素晴らしいんじゃないかと言う気がしてきた。やはり戦車は火力と機動性よのー(偏見)。ラストバトルのありえないハッタリ具合も心地良く、実に趣味的な作品であると思います。またその一方でそれほどまでに趣味的な作品でありながら、自己満足に陥ることなくきちんとエンターテインメントを行っているところがおそらく最大の長所なのではないでしょうか。”作者”が全面に出てくる臭みがないと言うのは、作品をきちんと管理している証拠ですね。

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買ったもの

1.『ぽすから(2)』 中村哲也 芳文社
2.『無限の住人(27)』 沙村広明 講談社
3.『真マジンガーZERO(4)』 脚本:田畑由秋 作画:余湖裕輝 秋田書店
4.『超人ロック 嗤う男(2)』 聖悠紀 メディアファクトリー
5.『黒のストライカ(2)』 十文字青 角川スニーカー文庫

だいたいいつも通り。

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12月に読んだ本

思ってたより読んでた。

12月の読書メーター
読んだ本の数:63冊
読んだページ数:12559ページ

傾物語 (講談社BOX)傾物語 (講談社BOX)
本当はグロくて恐い話なのにぜんぜんそんな風に見えないなあ。
読了日:12月27日 著者:西尾 維新
蓮華君の不幸な夏休み〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)蓮華君の不幸な夏休み〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)
ライトハードボイルドアクションとして手堅い。もうちょい細部を入れてくれてもいいんだけどな。
読了日:12月27日 著者:海原 育人
Landreaall 17巻 限定版Landreaall 17巻 限定版
DXは誠実すぎて生半可な覚悟では付き合えないね。侮蔑ではなく失望されるのが恐い。
読了日:12月26日 著者:おがき ちか
“文学少女”と恋する挿話集4 (ファミ通文庫)“文学少女”と恋する挿話集4 (ファミ通文庫)
作者は自分の中から物語が泉のように沸いてくるタイプなんだな、と思うわ。
読了日:12月26日 著者:野村 美月
アイアムアヒーロー 5 (ビッグコミックス)アイアムアヒーロー 5 (ビッグコミックス)
非現実に適応したらそこは現実だった…。
読了日:12月26日 著者:花沢 健吾
シドニアの騎士(4) (アフタヌーンKC)シドニアの騎士(4) (アフタヌーンKC)
今回は普段以上に説明台詞が目立つのでおかしいやらくすぐったいやら。
読了日:12月26日 著者:弐瓶 勉
刀語 第十二話 炎刀・銃 (エントウ・ジュウ) (講談社BOX)刀語 第十二話 炎刀・銃 (エントウ・ジュウ) (講談社BOX)
アニメがものすごく原作をシェイプアップしているのが良く分かりました。
読了日:12月26日 著者:西尾 維新
アースライト・ウォーズ 割れぬ少女と蝉の王 (一迅社文庫)アースライト・ウォーズ 割れぬ少女と蝉の王 (一迅社文庫)
つまりきっと「蝉の王」って言いたかったんだろうな。/民俗学伝奇ラノベとはまた渋い。
読了日:12月24日 著者:六塚 光
千の魔剣と盾の乙女 (一迅社文庫)千の魔剣と盾の乙女 (一迅社文庫)
表紙にそぐわぬ激烈に過酷な状況にびっくり。これ、人類滅亡寸前じゃねえか。
読了日:12月24日 著者:川口 士
銀の河のガーディアン2 (富士見ファンタジア文庫)銀の河のガーディアン2 (富士見ファンタジア文庫)
実にクレバーな作りになっていて安心感がある。作劇上手いなあ。
読了日:12月24日 著者:三浦 良
棺姫のチャイカI (富士見ファンタジア文庫)棺姫のチャイカI (富士見ファンタジア文庫)
榊先生らしく色々な意味で軽いのだけど、平凡な価値観に基づく説教ではなかったのは良かった。
読了日:12月24日 著者:榊 一郎
RPG W(・∀・)RLD7  ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫)RPG W(・∀・)RLD7 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫)
これは「嘘でも突き通せば本物になる」って話だったんだよな、と改めて思った。
読了日:12月22日 著者:吉村 夜
東京レイヴンズ3  cHImAirA DanCE (富士見ファンタジア文庫)東京レイヴンズ3 cHImAirA DanCE (富士見ファンタジア文庫)
ようやくドラマが動いてきた、か?もう一押し頼みます。
読了日:12月22日 著者:あざの 耕平
真月譚月姫 10 (電撃コミックス)真月譚月姫 10 (電撃コミックス)
ここまで幸福なコミカライズ作品は今後出てこないんじゃないかと思えるな。
読了日:12月22日 著者:佐々木少年
カオスヘッド&シュタインズ・ゲート 科学アドベンチャーシリーズ マニアックスカオスヘッド&シュタインズ・ゲート 科学アドベンチャーシリーズ マニアックス
ニ作品分の情報が詰め込まれているので、両方プレイしているのなら、お得…かなあ。
読了日:12月22日 著者:
装甲悪鬼 村正 琴乃の劔冑 (ホビージャパンMOOK 373)装甲悪鬼 村正 琴乃の劔冑 (ホビージャパンMOOK 373)
み、短かい・・・。ま、まあ別に装甲悪鬼大好きだからいいんだけどね。
読了日:12月22日 著者:
血まみれスケバンチェーンソー 2 (ビームコミックス)血まみれスケバンチェーンソー 2 (ビームコミックス)
爆谷さん強すぎねえ?無駄改造大好きなネロとも思えぬ正統派改造人間だ。
読了日:12月22日 著者:三家本 礼
血まみれスケバンチェーンソー 1 (ビームコミックス)血まみれスケバンチェーンソー 1 (ビームコミックス)
三家本先生の作品は見た目はくどいのに中身は王道。きっと少年漫画が大好きなんだろうな。
読了日:12月22日 著者:三家本 礼
結界師 32 (少年サンデーコミックス)結界師 32 (少年サンデーコミックス)
力を持ったものの”弱さ”を繰り返し描いている。作者のコアなテーマなのかも。
読了日:12月19日 著者:田辺 イエロウ
神のみぞ知るセカイ 11 (少年サンデーコミックス)神のみぞ知るセカイ 11 (少年サンデーコミックス)
自分の傷を作品に昇華するってのは一つの理想だな。きっと言わないだけで他の漫画家もやっているんだろう。
読了日:12月19日 著者:若木 民喜
絶対可憐チルドレン 24 (少年サンデーコミックス)絶対可憐チルドレン 24 (少年サンデーコミックス)
ひと続きの物語ラインに乗っているので巻単位で語るべき漫画ではなくなっているな。
読了日:12月19日 著者:椎名 高志
NEEDLESS 12 (ヤングジャンプコミックス)NEEDLESS 12 (ヤングジャンプコミックス)
山田の裸で読者サービスが成り立つところが恐ろしい。
読了日:12月19日 著者:今井 神
ZETMAN 15 (ヤングジャンプコミックス)ZETMAN 15 (ヤングジャンプコミックス)
話は遅々としているものの着実に進んではいるので、週刊漫画スパンで捉えてはならんのだろうな。
読了日:12月19日 著者:桂 正和
ハチワンダイバー 18 (ヤングジャンプコミックス)ハチワンダイバー 18 (ヤングジャンプコミックス)
「心臓の鼓動が止まる一撃」をむしろ脱力した表情で放つ瞬間がすごい。
読了日:12月19日 著者:柴田 ヨクサル
キガタガキタ! 1―「恐怖新聞」より (少年チャンピオン・コミックス)キガタガキタ! 1―「恐怖新聞」より (少年チャンピオン・コミックス)
恐怖新聞子ちゃんがかわいいですハアハア。
読了日:12月17日 著者:つのだ じろう
深山さんちのベルテイン (GA文庫)深山さんちのベルテイン (GA文庫)
ショートショートと言うのはライトノベルのキャラ性を浮き彫りにする、ような気もする。
読了日:12月17日 著者:逢空 万太
這いよれ!ニャル子さん 6 (GA文庫)這いよれ!ニャル子さん 6 (GA文庫)
今回は意外とガチな方向に話が動いたような気がする。
読了日:12月17日 著者:逢空 万太
月見月理解の探偵殺人 4 (GA文庫)月見月理解の探偵殺人 4 (GA文庫)
探偵殺人ってこういうゲームだったのか!と今更思った自分。
読了日:12月17日 著者:明月 千里
のだめカンタービレ(25) <完> (講談社コミックスキス)のだめカンタービレ(25) <完> (講談社コミックスキス)
なにげなく、明日からも同じように生活しているんだろうな、と理解出来る終わり方が”らしい”ね。
読了日:12月16日 著者:二ノ宮 知子
蒼路の旅人 (新潮文庫)蒼路の旅人 (新潮文庫)
絶対の視点のない物語かー。”正しさ”を求めるよりそっちの方が自分の性に合ってるな。
読了日:12月16日 著者:上橋 菜穂子
神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)
敵にも一分の理どころか五分くらいあって、その上で、それを許せぬバルサの怒りも理解出来る。
読了日:12月16日 著者:上橋 菜穂子
神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)
敵のおっさんの人間臭さに、守り人シリーズを読んでいる実感が沸く。
読了日:12月16日 著者:上橋 菜穂子
ゴッドバード① (CR COMICS)ゴッドバード① (CR COMICS)
ふむ・・・ライディーンで女子中学生か・・・(他意はありません)。
読了日:12月14日 著者:長谷川裕一,「勇者ライディーン」(東北新社),「超電磁ロボ コン・バトラーV」(東映),「超電磁マシーン ボルテスV」(東映),「闘将ダイモス」(東映)
TAKE THE B STUDIO 完全版 (ヤングキングコミックス)TAKE THE B STUDIO 完全版 (ヤングキングコミックス)
昔から銃と少女の話を描いていたんだなあ。ジオブリ16巻を読んだ後だと感慨深くもある。
読了日:12月14日 著者:伊藤明弘
ジオブリーダーズ 16 (ヤングキングコミックス)ジオブリーダーズ 16 (ヤングキングコミックス)
デストロイの季節です。モラトラムの時代は終わり、とは言え厳しすぎる卒業ですね。
読了日:12月14日 著者:伊藤 明弘
バニラスパイダー(3) <完> (少年マガジンコミックス)バニラスパイダー(3) <完> (少年マガジンコミックス)
ウギギ・・・自分の別マガを読む原動力の一つだったんだが・・・。
読了日:12月14日 著者:阿部 洋一
電波女と青春男(7) (電撃文庫)電波女と青春男(7) (電撃文庫)
入間先生の描くバカップル描写は心の底からうざいのが凄い。
読了日:12月14日 著者:入間 人間
ソードアート・オンライン(6) ファントム・バレット (電撃文庫)ソードアート・オンライン(6) ファントム・バレット (電撃文庫)
”克服”と言うのは、確かに”克服の仕方”と言うのがあって、そこを描いているのが偉いな、と。
読了日:12月14日 著者:川原 礫
烙印の紋章(7) 愚者たちの挽歌よ、竜に届け (電撃文庫)烙印の紋章(7) 愚者たちの挽歌よ、竜に届け (電撃文庫)
物語はネクストステージへ。ビリーナ姫が良いです。あとイネーリ王女ってもしかしてヒロインだったの?
読了日:12月12日 著者:杉原 智則
ケルベロス 4 (少年チャンピオン・コミックス)ケルベロス 4 (少年チャンピオン・コミックス)
ひどい。フクイ先生はどんだけ女の子を苛めるのが好きなの。これからも付いていきます!
読了日:12月12日 著者:フクイ タクミ
ブレイク ブレイド ⑨ 限定版 (フレックスコミックス)ブレイク ブレイド ⑨ 限定版 (フレックスコミックス)
ジャンルとしては「負け戦ロボット漫画」。ひたすら負けっぱなしで9巻まで。やはり負け戦は燃えるのう!
読了日:12月12日 著者:吉永 裕ノ介
進撃の巨人(3) (少年マガジンコミックス)進撃の巨人(3) (少年マガジンコミックス)
今まで邪道かと思っていたら突然超王道少年漫画であったことに気がついた衝撃は筆舌に尽くしがたい。
読了日:12月12日 著者:諫山 創
虚空の旅人 (新潮文庫)虚空の旅人 (新潮文庫)
異世界を描く時に、文化とシステムに着目するあたりに作者の非凡さがある。
読了日:12月12日 著者:上橋 菜穂子
紅kure-nai 第6巻 オリジナルアニメDVD付き予約限定版 (ジャンプコミックス)紅kure-nai 第6巻 オリジナルアニメDVD付き予約限定版 (ジャンプコミックス)
就職先を決めるのって大変だよねー、と言う話。マジで。
読了日:12月08日 著者:降矢 大輔 (クリエイター), 子安 秀明 (クリエイター), 片山 憲太郎 (クリエイター) 山本 ヤマト (著)
DVD付き怪物王女13巻限定版 (シリウスコミックス)DVD付き怪物王女13巻限定版 (シリウスコミックス)
なんか限定版の表紙の姫はエロいぞ…なんだこれ…。
読了日:12月08日 著者:光永康則
多重人格探偵サイコ (15) (角川コミックス・エース 23-32)多重人格探偵サイコ (15) (角川コミックス・エース 23-32)
数十年にわたる因縁が決着…するんだろうか?あと事態が随分単純化してきているような。
読了日:12月08日 著者:田島 昭宇,大塚 英志
ジンキ・エクステンド ~リレイション~ 3 (ドラゴンコミックスエイジ つ 1-2-3)ジンキ・エクステンド ~リレイション~ 3 (ドラゴンコミックスエイジ つ 1-2-3)
どうやら作者的にいろいろ吹っ切れてしまったらしい。ほぼエロゲです。
読了日:12月08日 著者:綱島 志朗
折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
ミステリとしては比較的軽めながら中世ファンタジーとしてガチ。”理”と”情”がもつれ合う解決もベネ。
読了日:12月07日 著者:米澤 穂信
SKET DANCE 16 (ジャンプコミックス)SKET DANCE 16 (ジャンプコミックス)
修学旅行の煮え切らない終わり方は、なんとなく正しさを感じないでもない。
読了日:12月06日 著者:篠原 健太
CLAYMORE 19 (ジャンプコミックス)CLAYMORE 19 (ジャンプコミックス)
ちょっと展開が良く分からなくなってきた……。
読了日:12月05日 著者:八木 教広
銀魂―ぎんたま― 37 (ジャンプコミックス)銀魂―ぎんたま― 37 (ジャンプコミックス)
二年後の話がとてもテクニカル。ワンピパロと思わせて二転三転オチまでひねってるよ。
読了日:12月05日 著者:空知 英秋
PSYREN-サイレン- 14 (ジャンプコミックス)PSYREN-サイレン- 14 (ジャンプコミックス)
終了はこのあたりで決まったのかな。今読むとお父さんが登場してからリズムが違う気が。
読了日:12月05日 著者:岩代 俊明
保健室の死神 6 (ジャンプコミックス)保健室の死神 6 (ジャンプコミックス)
登場しないことで、逆に存在感を発揮する安田先生パネエ。
読了日:12月05日 著者:藍本 松
ユンボル -JUMBOR- 1 (ジャンプコミックス)ユンボル -JUMBOR- 1 (ジャンプコミックス)
打ち切り→連載復活+リメイクってのは一体どういうアクロバットなのか。
読了日:12月05日 著者:武井 宏之
超人ロック ニルヴァーナ (4) (ヤングキングコミックス)超人ロック ニルヴァーナ (4) (ヤングキングコミックス)
超人ロックが持つ”歴史”の重みは作中でもメタレベルでも伊達ではない。
読了日:12月03日 著者:聖 悠紀
自殺島 4 (ジェッツコミックス)自殺島 4 (ジェッツコミックス)
説教臭い話題が説教臭くないのは作者の視点が上からになっていないためであろうか。
読了日:12月03日 著者:森 恒二
それでも町は廻っている 8 (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている 8 (ヤングキングコミックス)
歩鳥にはどうにも出来ないことがあり、それさえも町は飲み込んでいく。
読了日:12月03日 著者:石黒 正数
ドロヘドロ 15 (BIC COMICS IKKI)ドロヘドロ 15 (BIC COMICS IKKI)
血とドロに塗れた歪なイメージ力がいよいよひどいことになっている(賞賛)
読了日:12月03日 著者:林田 球
惑星のさみだれ 10 (ヤングキングコミックス)惑星のさみだれ 10 (ヤングキングコミックス)
一つの戦いは終わり、しかして彼らの戦いは続いていく。多くのものを遺したまま。
読了日:12月03日 著者:水上 悟志
サクラダリセット4  GOODBYE is not EASY WORD to SAY (角川スニーカー文庫)サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY (角川スニーカー文庫)
低温でクリアなイメージはますます磨きがかかっている。
読了日:12月02日 著者:河野 裕
Strange Strange (HJ文庫)Strange Strange (HJ文庫)
浅井先生が本気すぎて大変うれしゅうございます。リリカルでグロテスクでおぞましい。
読了日:12月02日 著者:浅井ラボ
B.A.D. 4 繭墨はさしだされた手を握らない (ファミ通文庫)B.A.D. 4 繭墨はさしだされた手を握らない (ファミ通文庫)
伝奇とラノベの中間点に上手く落とし込んだなあ、と思いました。評価は難しい。
読了日:12月02日 著者:綾里 けいし
空色パンデミック Short Stories (ファミ通文庫)空色パンデミック Short Stories (ファミ通文庫)
凄まじい中二妄想に俺のガラスメンタルは砕けそうだ…。メタは控えめ。
読了日:12月02日 著者:本田 誠

読書メーター

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2011.01.21

『スノウピー(2) スノウピー、憤慨する』

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スノウピー(2) スノウピー、憤慨する』(山田有/富士見ファンタジア文庫)

前回、ようやく他者との”つながり”を実感することが出来た主人公の次のステージで四苦八苦する感じが妙にリアル。主人公は他の人には理解されない世界を生きてきたこともあり、ある意味において幻想世界の住人であったわけだけど、前巻において、彼は幻想世界の住人であることを止め、現実の世界で生きる事を選択した。それは、それまでは自分一己で完結していた完璧な世界よりも、不完全でイビツな多くの人々の中で生きる事を選んだという意味でもある。それ自体は、ある意味においてめでたしめでたしの物語ではあったものの、今まで人々と共有するスペースを持ち合わせていなかった主人公にとっては、ここからがもっとも大変なことなのだった。

と言うわけで、冒頭から、”関係性”と言うものを根本的に勘違いした主人公の迷走が始まります。その行動は、普通に考えればどうしようもないほどに間違った行為なのだけど、そもそも主人公には”普通”と言うものに対してまるで理解をしていなかったと言うことを意味します。それを非難することは簡単ですけど、自分はあんまりしたくない。誰だって苦手なことはあるし、嫌いなことはどんなに頑張っても好きにはなれないことがあるのと同じように、彼にとってはそれは”他者との交流”であったというだけですからね。それでもなお、なんとか他者と交流しようとしているところは、まだ偉いと思うとともに、若いなーと思いました。

いやね、話はぜんぜん違うけど、年をとってくるとだんだん”相手の事”がどうでも良くなってくるんですよ。それに人間と付き合うのが嫌いなら、無理してやることもない。それは”劣っている”ことではなんでもない。ただ、人間には得手不得手と言うものがあり、たまたま”他者との関係構築能力は社会的には重要”であるに過ぎないからです。社会生活上は不便ですけどね、それはあくまでも”社会”と言う価値基準に則ったものに過ぎないので、社会的に不利になることはあっても”恥じることではない”はず。まあ他者より自分が劣っているというコンプレックスはなかなか拭い難いものではあるんだけど。

閑話休題。

他者との交流スキルに乏しい主人公は、とりあえずなんとかしようと周囲の真似をしようとする。これ自体は至極まっとうな判断で、そうして人間は交流方法も学んでいくことになるのだけど、いかんせん独学の悲しさ。その方法論の本質を理解していないものだから、結果的に人間関係をこじらせることになる。自分では精一杯にやっているつもりなのに、何故、上手くいかないのか苦悩することになるのです。そして、自分の行動で”自分自身が傷ついている”と言うことさえも気がつかない主人公に対して、ついにスノウピーが動くことになります。今回の彼女は怒ります。烈火の如く激怒しています。なぜなら主人公が”まったく自分を見て”くれていないからです。自分を見ないままに言葉を発しているからです。その不満と怒りを直接的に叩きつけること、それを恐れないこと。それこそがコミュニケーションの基本であるとともに、歳を重ねるにつれて、それを実行することは難しくなります。人間関係に計算が生じるからですね。しかし、スノウピーはそうした計算とは無縁の、純粋な感情のカタマリであり、それこそが閉塞し、窒息しかかっていた彼を救うことになるのです。

そもそも主人公やったことが上手くいかなかったのはまったく当然の話であって、なぜなら彼はコミュニケーションをするつもりで、実は”相手の事”をまったく考えていなかった。より正確に言うならば、”相手と自分の事”を考えていなかったのです。それゆえに、彼の行動は、”相手と自分”傷つけるものにしかならなかった。その彼にコミュニケーションの向こう側にいる”相手”の存在を激烈に主張したスノウピーの存在は、おそらく彼にとっては青天の霹靂のようなものだったと思います。コミュニケーションとは相手を理解しようとする行為そのものであり、理解のないところに交流は存在しない。ついに彼はその一端に気がつくことが出来たのです。

それはようやくかもしれないけれども、学ぶことに遅すぎるということはない。一歩づつ、理解していけばいいのです。彼が間違った時は、再びスノウピーが怒ってくれるでしょう。そしていつかは”自分の事を理解して欲しい”と思う時もやってくるでしょう。その時にはまた喧嘩することがあるかもしれないけれども、それはそれでいいのでしょう。大切なことは、きっとそういうところにあるのだろうから。

あと、ちゃんと可香谷さんにも言いたいことは言わなきゃ駄目だぞ。

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2011.01.19

『天使から百年(2) 天使から零年』

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天使から百年(2) 天使から零年』(野梨原花南/富士見ファンタジア文庫)

いやもうなんと言うか…。開いた口が塞がらないというのをリアルにやってしまった。なんだこれは。主人公がものすごい恐いよ!本気で恐怖したよ!

恐いといっても、別にホラー的とかヤンデレとか、そういう意味で恐いんじゃないんだ。なんつうか、あまりにも”女”でありすぎる。情が濃すぎるってのか、とにかく男に対する気持ちが真剣…などと言う言葉では言いがたい凄まじい情念が、男としては、もう、ガクブルするしかない、っつーか…。こんな女に惚れられたら、もう人生を観念するしかねーよ。一生を添い遂げる覚悟を決めなくては、人間として終わりな気がする。ハンパな覚悟で付き合っては、人間として決定的なものを失うって言うかね。そういう意味で恐い。通俗的な言葉を使うと、あまりにも重すぎる。ただ、視点がヒロイン視点なので、そこまで情を深めるのも理解出来なくも無い。共感は出来ないけど、これほどの覚悟を持って男と対峙するヒロインの”情”が凄まじい。理屈や大義で行動する男どもに対して、それらを一蹴してのける主人公には、必ずしもわかりやすくはないどころか凄まじく難解な精神の持ち主ですが、そこには”キャラクター”ではない、血肉の通った、生々しいまでの”女性性”とでもいうべきものがあって、素晴らしいと思いました。自己中心的で感覚的で非論理的ですが、そこには一己を持ってして世界すべてと戦う覚悟を持った非常に闘争的な存在があるのです。

また、今巻は前巻以上に”人間的情念”について描かれているように思います。正直ところ、登場人物たちの行動原理は人間的なまでに非論理性で、なによりも結論に対して飛躍があります。これは野梨原先生の特徴でもあるように思いますが、登場人物たちの行動にいちいち理屈付けを行わない事が多いです。原因と行動が一足飛びに結びついていて、途中の理屈がすっぽり抜けている。つまり”何故”が欠けているのですね。そして、そこを見て「この作者はキャラを描いていない」とか「展開が唐突」だと解釈することも可能です。だけど、自分はそう思いません。これは、作者の前提として「人間は非論理的な存在」であるというものがあるように思います。すなわち、人間とは常に理屈のある行動をとるのではなく、突発的に何かを始めたり、考えていることと正反対のことを行ったり、あるいは理屈を捻じ曲げることさえする。その認識が作者に”何故”を描かせないと言う手段を取らせているのではないでしょうか。”原因”と”行動”の過程で、それぞれが何を考えたのか、それは誰にも分かりません。たぶん本人でさえ理解していないでしょう。人間と言うものであり、一瞬の飛躍で”辿りつく”ことが出来ると”女性の凄み”と言うものを感じるのでした。

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買ったもの

1.『コップクラフト(3)』 賀東招ニ ガガガ文庫
2.『ロマンス、バイオレンス&ストロベリー・リパブリック(2)』 深見真 ガガガ文庫
3.『ブラックラグーン(2) 罪深き魔術師の哀歌』 虚淵玄 ガガガ文庫
4.『とある飛空士の恋歌(5)』 犬村小六 ガガガ文庫
5.『はじめてのあく(8)』 藤木俊 小学館
6.『史上最強の弟子ケンイチ(41)』 松江名俊 小学館
7.『月光条例(12)』 藤田和日郎 小学館
8.『マギ(7)』 大高忍 小学館

オレの大好きなガガガ文庫の発売である。昨日だけど。

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2011.01.17

『桐咲キセキのキセキ』

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桐咲キセキのキセキ』(ろくごまるに/GA文庫)

また変な小説を読んでしまったナア……と。なんか最近、この台詞が慣用句になりつつあるけど、ひょっとして自分は時代に取り残されているんじゃなかろうか、とわけもなく不安な気持ちになるな。オレが変な小説だと思って読んでいる本は、実は世間的には普通の小説なのでは……などとちょっと思ったりもしたけど、そのような事があっても世界はそのまま続いていくので私は元気です。

さて、ろくごまるに先生の久しぶり新シリーズと言うこといろいろの期待を持って読み始めたのですが、これがまた非常に理解が難しい作品で非常に頭を抱えました。まあ空前絶後の頃から変態的な(褒めています)作品作りをしていた方なので、ある意味原点回帰と言えなくもない。なんとなく、”読んでいるうちに何を読んでいたのか分からなくなる”と言うあたりが実に空前絶後を作った作者らしいな、と思います。封仙娘々シリーズにもその気はあったけれども、あっちはそれでもすごく分かりやすく作っていたんだねえ。

この作品は、一見したところ、桐咲一族の次期当主の座をめぐるバトルロイヤルの話が基本になっているようである。遊撃部長”K"がその候補の一人、桐咲キセキと出会ったことにより、物語は動き出していくという、それだけ考えればわりとシンプルは導入です。この遊撃部長”K”は桐咲キセキと出会ったことにより、バトルロイヤルと目されるメデュースと言う怪奇なゲームに挑んでいくということになる。

ただ、この話をシンプルではなくしているのが、このメデュースと言うゲームの形態そのものになります。シンプルではないと言うのはちょっと弱い言葉でしたね。はっきり言えば、”奇怪”で”意味不明”なゲームです。そもそも意味があるのかさえ不明の、そんなゲーム。なんと言うか、勝利条件が明確ではないんですね。誰に、何を、どうすれば勝利になるのか、まずそこからがはっきりしない。確かにメデュースごとにルールはあります。ただ、個々のメデュースが全体でどのように意味を持っているのかが分からない。例えば遊撃部長”K”が初めて参加したメデュースは、いわゆる普通のバトル展開っぽく見えるけど、”バトルに勝ったから勝利”なのかと言うと、どうも自分は疑わしい、とさえ思いました。どちらかと言うと、その裏になる”意図”を探ることの方が優先なのではないか…。勿論、現段階ではまだ情報不足ではありますが、どうも”勝利条件”と”目的”が明言されていないことの”気持ち悪さ”を強く感じます。その”気持ち悪さ”が、物語を読み進めていく上で、足場がぐらぐらとする不安定さを示しているように思いました。

そう、普通は物語が進めば少しずつ取っ掛かりが出てくるものだと思うんですが、この作品は、読み進めれば読み進めるほどに、この不安定さは強くなっていくことになります。そして、不安定が喚起するのは”不安”と”焦燥”です。この物語は、進めば進むほどに不安と焦燥に満ちていくことになります。決定的になるのが、最後のメデュースです。そのメデュースもまた、それまでと同様、知恵と駆け引きで当主としての器を見せるもののように始まっていきますが、文章のあちこちから「そんなゲームをやっている場合じゃない!」とでも言うような、なんと言いますかねえ、場違い感が漂っています。そんな”駆け引きゲーム”なんてメデュースとは何の関係も無いとでも言うような。明らかに他に重要なことがあるはずなのに、誰もそれに言及しない。それは言ってみれば”作中の人物は知っているのに読み手だけが知らされていない”と言う強烈な不安を覚えました。

しかし、同時に不安感は、物語が自分の手の内にはないことによる自由さにも通じます。先に見ようとしても、自分の知っている世界よりも、そこには”より大きな世界”がそこにはあるのではないか、と言う不安と同時に期待もまた感じます。それは組み上げても組み上げても正しい形が思いつかないパズルを見ているようで、その不安定で落ち着かない感覚そのものに、自分は物語としての意味があると思いもするのです。

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買ったもの

1.『ツマヌダ格闘街(9)』 上山道郎 少年画報社
2.『顔のない女』 高橋葉介 早川書房
3.『Boy’s Surface』 円城塔 ハヤカワ文庫JA
4.『ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2』 東浩紀 講談社現代新書
5.『炎の眠り』 ジョナサン・キャロル 創元推理文庫
6.『伏 贋作・里見八犬伝』 桜庭一樹 文藝春秋
7.『郭公の盤』 牧野修+田中啓文 早川書房

買った。

4のゲーム的リアリズムは買ったような買ってないような良く分からんので買った。何やってんだオレ。

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2011.01.13

『羽月莉音の帝国(5)』

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羽月莉音の帝国(5)』(至道流星/ガガガ文庫)

今更一巻から感想を書くのがめんどくさいシリーズ。だらだやっているうちにいっぱいそういうのが出来てしまった……。

一介の部活からゆくゆくは世界征服を実行しようとする革命部の活動を、異能も超常現象もなく描くシリーズ。なにはともあれ”世界征服”をリアルなものとして(現実的と言う意味ではない)手順を踏んでいくストイックさは圧倒的なものがある。登場人物たちが資本主義と弱肉強食を是としているので、自分のような負け組タイプにはいろいろきっついところも多いのだけど、”世界征服”を実行しようと言う人間ならばこの世のすべてを敵に回す覚悟はあるだろうし、貪欲であることは美徳と言えるでしょう。ヒロインである羽月莉音からして、目的のためには他者を食い物にすることを恐れないあたり反発を覚える人もいるかもしれませんが、徒手空拳で世界に立ち向かうためには、あらゆるものを利用していく必要がある。それを考えれば、充分に良心的な行動であるとも思えますね。まあ初期革命部の資金集めではヒロインの一人である沙織はわりとひどい目にあってたけど、あそこで資金が稼げなければその後の展開もありえなかったわけで。

一巻のときは相当にひどい行動が目立った莉音についても、5巻まで読んでみれば革命部の先のことまで見据えての行動であったこともわかります。少なくとも彼女は強権的なエゴの持ち主ではなく、むしろ目的のためには自らを度外視することさえも可能な現実主義者であることが分かってきます。そして、そのような現実主義者が、いかに世界征服を成し遂げるのか、と言うおよそありえない前提条件のもとに動くこの物語は、非常にわくわくするものがある。少なくともそこにはロマンがあることは否定できません。ただの高校生が”現実的”に世界を支配していくということ。なんの力を持たない主人公が、経済を経由して世界を動かす流れに参画していこうというものは、やはり熱いものがあると思います。

もともと作者の本業は会社経営であるようで、具体的な事例を用いた経済の説得力はすごいものである。もちろん普通のことをやっていては世界征服なんての夢のまた夢なので、莉音の起す戦略はかなり幸運に支えられたものであることは確かながら、「もしかしたら可能かも…?」と言うギリギリのところを綱渡りをしているところは評価するべきのようにも思います。そして、正攻法ではどうにもならなくなったところで、作者の豪腕で事態を動かす。このあたりは評価が分かれるところかもしれませんが、自分はジャンルラノベを上手く使いこなしているように思えるので好感が持てました。大変クレバーですよね。

そんな感じ。

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2011.01.10

『くくるくる』

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くくるくる』(一肇/ガガガ文庫)

またケッタイな小説を読んでしまった。より正確な表現を使うのならば、混沌とした小説と言うべきか。正直、作者がどの方向を向いて書いているのか作者自身が見失っているような気さえするのだけど、困ったことに面白いのでいっそのことこのまま迷走していくのも面白いのかもしれない、などと思ったりするのであった。が、作品そのものには何の関係の無い話なのでさて置きます。

まず混沌とした印象の最たるものは、前半と後半で物語の色がまったく異なってしまっているというところでしょう。それも、ある一点から転調を起すタイプではなく、いつの間にか別の話になっている類いの変化であるけれども、一方で、そこに洗練された技巧のようなものはあまり感じられない。誤解をしないで貰いたいのだけど、それは下手と言うわけではなく、あまりにも”自然”過ぎるのだと言う事です。なんとなく余所見をしているうちに迷い込んでしまい、右往左往して、行きつ戻りつしているうちに別の道に出てしまったかのような自然さと言うべきか。ある時には物語に踏み込んだかと思えば、ある時は後退し、また退くのだろうと思わせて今度は踏み込んでいく。前半と後半の境目が曖昧に行ったり来たりしているところが、おそらくこの作品の独自色であろうと思われます。これがどういうことかと言うと、つまりこの物語には”表裏”と言うものが存在しないということですね。あ、存在しないという言い方は正しくないかな?「表と裏がひと続きに繋がっている」と言う方がしっくりくるような気もする。このあたり自分でもきちんと把握できてないので、もうちょっと書いてみます。

この物語は、とぼけた主人公のキャラクターから始まるユーモアに込められた少し不思議な出会いから始まり、主人公がヒロインと出会い奇妙な交流を行っていく過程が描かれています。この主人公が過剰に内相的なわりに本質的なところに踏み込まないながらも妙に押し出しが強いという奇妙なキャラクターで、突飛なキャラを持ちながら普通の少女であるヒロインとの関わりの風変わりなやりとりは、それだけで一つの作品としての強度を持っています。そして、強烈なキャラクターであるヒロインに主人公が振り回される形で当初は物語は動きますが、ところが、物語が進むにつれて、強烈なキャラクターであるヒロインではなく、茫漠とした主人公こそ中心に事態は進行していることが明らかになり、主人公の謎、世界の謎に焦点が当たることになる構成になっています。

ただ、平凡な世界の裏で、実は人知を超えた存在が動いているというのは、それほど斬新と言うわけでもないですよね?むしろライトノベルには普通の設定です。この作品の不思議なところは、その謎そのものが物語の”核心”と言うわけでなくて、そうした謎が明らかにされても、最終的にヒロインをめぐる物語に回帰してくる、否、そうした世界の真実そのものは物語には最初から最後までさして関与しないところにあるのです。おそらくこれはある少女に出会った主人公が彼女を救いたいと願う物語が前提としてあり、主人公自身の秘密や世界の謎などは、せいぜいが”家庭の事情”と同レベルの問題でしかないように思います。それは勿論、彼個人の問題としては重要な問題ではあるけれども、それが彼女の問題に影響があるかと言えば、まあさしてあるわけでもない。多少、関与していないわけでもないれど、それは”この世に関わりの無いことなど何も無い”と同レベルの関与でしかない。その意味で、”少年と少女の物語”と”世界の謎”は物事の表裏と言うわけでもなく、同時並行的に扱われている。

このあたりの感覚は非常に言葉にし難いところではあるんだけど、その、世界の謎の話と少女の話がまったく交差することなく、どちらの比重にも偏ることなく語られるところを興味深く感じました。それは「普通に暮らしていれば世界崩壊ぐらいありますよね?けどそれはそれとして彼女が気になるんだ」とでも言うような、日常と非日常に分けるのではなく、日常が既に非日常化しているという身体感覚を感じさせるところが、非常に”リアル”だと思うのです。

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2011.01.09

買ったもの

1.『リアル(1)~(4)』 井上雄彦 集英社
2.『死神姫の再婚-鏡の檻に住む王』 小野上明夜 B’s‐LOG文庫
3.『死神姫の再婚-孤高なる悪食大公』 小野上明夜 B’s‐LOG文庫
4.『絶園のテンペスト(3)』 原作:城平京 構成:左有秀 作画:彩崎廉 スクウェア・エニックス
5.『ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト』 上遠野浩平 電撃文庫
6.『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(10) 終わりの終わりは始まり』 入間人間 電撃文庫
7.『マルドゥック・スクランブル(4)』 原作:冲方丁 漫画:大今良時 講談社

買ってきました。

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2011.01.05

『電波女と青春男(6)』

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電波女と青春男(6)』(入間人間/電撃文庫)

今作における電波女シリーズですが、どうやら成田良悟を思わせる多数の視点人物による交錯劇を志向しているようです。いわゆるフィクションにおける文化祭の異世界感と言うのはは定番の一つですが、この作品においても例外ではありません。同作者の他シリーズとのクロスオーバーを盛り込まれ、多数の登場人物が文化祭と言う”ハレ”の日を通じてのお祭り騒ぎに興じるハイテンションな話になっていますね。

ただ、こういう群像劇を行うにしては、あんまり作者がキャラに興味を持ってない感じが相変わらずでありますなあ。キャラクターが多く登場するわりには、そのキャラクターを魅力的に立てるつもりがまるで無いみたい。いやまあ入間先生自身はこれでキャラを立てているのかもしれないけど、正直、誰が誰なんだか良く分からないなー。基本、後ろ向きアッパーか後ろ向きダウナーしかいないしさ…。まあ、入間先生にキャラ立てを求めるのはとうに止めているので、別に問題ないと言えば問題ないです(じゃあ言うな)(いやそれでも言いたくなることがあるんだ)。ただ、群像劇的な書き方をされた時の読み難さは作品への愛が試されるレベルのような気がする。

あー、あと作品ついても少し書きます。どうやら今回はエリオの成長がテーマになっているようですね。今まで電波女として現実を拒否していたエリオが、ついに現実を受け入れることによって、社会に対してコミットしようと宣言をするところが今回の肝とでしょうね。幻想に生きていた(逃避していた)エリオが、ついに現実に生きる事を選んだ。作品の根幹を揺るがす重要な回であり、ターニングポイントになりかねないところでもあります。ついでに背景ではエリオットさんの本編登場や女々さんの活躍などがあり(女々さんの暗躍は恒例になりつつある)、いろいろと水面下でも物語も動いているところもあって、サービス回ではあるものの、物語は次の段階に向かう…かもしれない。青春女になろうとしても、そう簡単に現実の方が受け入れてくれるとは限らないし、またドロップアウトする可能性も充分にあるしなー。

と、なんでこんなひねくれた見方をしてしまうのかと言うと、要するにこれ「アウトサイダーとして社会から排斥されたがアウトサイダーとしての生き方を捨てることで社会のコミュニティに受け入れられる」と言う話なんですよね。えー分かりやすく言うと、引きこもりの社会復帰です。たぶん登校拒否とかもついています。作者がどこまで意識して書いているかは分かりませんけどね。ただ、引きこもりがある時、決意したからと言って社会復帰できるかと言うと、まあ難しい。大体、本人に引きこもらざるを得ない何かがあったから引きこもったのであって、社会復帰するのであれば、その”何か”を解決することが手順と言うものだと思うんですよ(まあ私見ですが)。ただ、このシリーズはそのあたりの問題を延々と棚上げし続けてして、結局、”エリオの問題”ってなんなんだか良く分からない。丹羽くんも、基本的に「現実はそんなに悪くないから幻想に引きこもらないで現実に出てこいよ」としか言わないので、これでエリオが青春女になろうとする、そしてなれるのかと言う事にさっぱり納得がいかないんですね。

と言うか、どうもこの作品は「アウトサイダーであること=悪」と言うような認識があるような気もしますね。このエリオが社会復帰しようとするのも、「社会復帰することが正しい」以上の理屈は感じられないし(ここは自分の曲解がある可能性は否定しません)。まあ社会側から見れば、その無謬性を揺るがすアウトサイダーは悪以外の何物でもないんですがね。ただ、社会がアウトサイダーは駄目だと言っているからって、それを鵜呑みにするのはどうよ、っつーか。

これは自分が、「現実を受け入れたから偉い」とはぜんぜん思わないためではあろうとは思います。いや、現実を受け入れた方が楽だとは思いますよ?現実、と言うか社会に適応出来るのではあればそれに越したことは無いです。社会と言うシステム(文明と言ってもいいかな)言うのは完璧ではないにしても、多くの人の幸福を追求しているわけだし、それに従った方が有利であることは間違いないです。ただまあ、それでもなんでアウトサイダーが生まれるのかと言えば、それに従えない何らかの要因があるわけで…。それを無視して無理矢理現実に適応させることが正しいとはぜんぜん思えないんだけど、なー…。

まあ入間先生的には、「アウトサイダー=悪、あるいはかわいそうな人」、そして「正しいこと=社会に適応すること」と言うのが大前提としてあるようで、それは今更指摘するところではないんでしょうけどね。ただ、個人的な意見としては「うっせバーカオレはお前らに仲良くしてくれなんて頼んでねーよ!」と言うところであることは明記しておきます。

エリオがアウトサイダーである理屈とそこから現実に適応していく過程を、もうちょっとはっきりさせてくれればここまでグダグダ言うつもりは無いんだけどなー。まあ入間先生の関心はそこにはないのでしょうね。別にいいんだけどさー。

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あけおめー

あけましておめでとうございます。などと言いつつすでに1月4日(書いているうちに5日になった)ですが、ひたすらぼんやりとするか本を読むかゲームをするかの毎日でした。レッドデッドリデンプションが…RDRが悪いんや!これが鬼のように時間を吸い取るゲームなんや!まあシングルモードを三週もしている自分がおかしいという話でもある。

そんな感じで、今年もだらだらといきたいと思います。こんなやる気のないブログを見捨てずにいてくれる方々には感謝の念が耐えません。ネットの虚空の向こう側のみなさん、これからも順調に独り言を書き連ねて参りますので、今年もよろしくお願いいたします。

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