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2010.08.23

『おれと天使の世界創生(ユグドラシル)(2)』

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おれと天使の世界創生(ユグドラシル)(2)』(冬樹忍/HJ文庫)を読んだ。

やはり読めば読むほどにキャラクターが前作『たま◇なま』のリボーンキャラになっているよな。属性や性格をちょっといじっているけど。これはスターシステムかなにかなのかねえ。ただ、主人公の名前がそのまんまと言うあたり、何か仕掛けがある可能性も否定出来ない、が、まあそれはそれで。

主人公やヒロインたちのラブエロコメディあたりはさておくとして(楽しいのう、以外に言う事なないしな)、後ろで色々暗躍している人は一体なんなんだろうね。一番素直にとるのならば、この作品は”劇場”であり、あれは脚本家か演出家みたいな役回りにいると考えるべきなのかもしれないが。うーん、そうすると観客はだれなんだろう?あの一言も喋らないあれは…まあこれまた普通に考えるのならば、実はあの空間には誰もいなくて(喋らないしな)、実はあの脚本家は”読者”に語りかけてくるとかメタ的な展開を仕込んでいるのだろうか…。

ただ、この作者はメタ的要素を組み込みながら、メタに走らないで作品内で完結させた実績があるから、自分のメタ好きを突いた引っかけ何じゃないかと言う疑いが拭えないんだよな(考えすぎだ。と言うかストーカー思考でキモイ)。ただ、作品世界における視点の階層あたりには何か仕掛けを持ってきそうな気もする。うーん。

あと気になるといえば、タイトルの世界創世ってあたりも気になるところで、やっぱり演劇なのかなあ。観測者問題に足を突っ込むつもりはあるんだろうか?あるんだったら今後の期待にしたいところですねー。

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