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2010.04.30

買ったもの

1.『PSYREN(11)』 岩代俊明 集英社
2.『銀魂(34)』 空知英秋 集英社
3.『バクマン。(8)』 原作:大場つぐみ 漫画:小畑健 集英社
4.『それでも町は廻っている(7)』 石黒正数 少年画報社
5.『GUNSLINGER GIRL(12)』 相田裕 アスキーメディアワークス
6.『空色パンデミック(2)』 本田誠 ファミ通文庫

買った。買ったのではないものある。

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2010.04.28

買ったもの

1.『のだめカンタービレ(24)』 二ノ宮和子 講談社
2.『”文学少女”と恋する挿話集(3)』 野村美月 ファミ通文庫
3.『疾走する思春期のパラベラム みんな大好きな戦争』 深見真 ファミ通文庫
4.『マスターオブエピック 戦禍の果実』 鳥居羊 HJ文庫

買った。1は、「お、新刊が出てるー」と思って買ってきて、これを書いている最中に「あれ、そういえば完結したんじゃなかったっけ…」と思い出したという。番外編なら番外編と書いてくれよもー(言いがかりです)。

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2010.04.27

『コトノハ遣いは囁かない(2)』

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コトノハ遣いは囁かない(2)』(木村航/MF文庫J)を読んだ。

二巻で終わらないだと!?と言う点にもっとも驚いてしまった自分は相当に失礼な読者であることは疑いの余地がない。申し訳ない。しかし、いまだかつて作者作品の中で3巻に到達しているは、さされさんにぴよぴよに…それぐらいだもんな(てゆかぴよぴよの続きどーなってんの?)。はっきり言って不遇と言うしかない作者がついに再び3巻に到達したかと思うと感無量である。もし4巻まで行ったら奇跡と言うほかない(本当に失礼だなお前は)。まあ続いてくれるといいんだけどね…。

と言うわけで2巻なわけだけど。よしよしよし。やっぱり魔女さんの物語になって来たぞ。予想通りと言うか期待通りだ。そもそもナイトメアそのものは悪でもなんでもない。ただ、それは”人間にとっての悪”でしかない。それではそれを”払う”という魔女とはいったい何者、いや何なのか?魔女であることに誇りを持ちつつも、そうではない自分と言うものに強烈な憧れを秘めている然葉を惑わす新たなる魔女の存在。あの存在は、おそらく魔女の暗黒面を表しているのだろう。もっともワガママに、もっとも欲望に忠実に魔女として生きた場合の然葉の姿だ。魔女。それは一過性の、少女のときにしか使えない力を振るう存在。と言うことは、彼女が”成長”するときには、魔女であることから離れなくてはならない。果たして彼女は魔女でない自分を受け入れることが出来るのだろうかね。おそらく物語はそこに収束していくことになるのだろう。

また、結貴や真弥は、おそらく然葉の対になる存在にして鏡のような存在なのではないだろうかと思える。結貴は、なんと言うか、やたらと成熟している人格なんだよなー。主人公的な立ち位置というか、そもそもこの作品は彼の視点で物語られているにもかかわらず、驚くほど”彼自身”についての記述が少ない。描かれるのは、彼から見たさらばの姿だけと言うところは特筆すべきところではなかろうか。つまり、この作品の主人公は、実質的にはさらばであり、結貴は狂言回しなんだよね。語り部と言うか、傍観者的な立ち位置。では、ヒロインは誰なのかと言うと、これが当然のごとく真弥なんですが、このヒロインは間違いなく結貴に好意を持っているのに、物語的には主人公のさらばに対するヒロイン(と言うより、彼女こそがさらばの対の存在)としてあるのだ。彼女(と結貴)はさらばのたどり着けない領域を見せつけ、さらばを引っ張りあげるところがある。魔法に自分の存在意義を託しているさらばに、別の存在意義を与えることが二人に出来るのかと言うところがこの作品の落としどころになるのだと思うのだが…。

今回の結末はどうなんだろうね。さらばがついに自分の感情を認めたわけだが…果たしてここからどうなるのかさっぱりわからん。まさかここからラブコメになるとは思えないが…。

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2010.04.25

買ったもの

1.『鋼の錬金術師(25)』 荒川弘 スクウェアエニックス
2.『ゆるゆる』 タカヒロたかみち 少年画報社
3.『鎧光赫赫』 久慈光久 アスキーメディアワークス
4.『WORLD WAR Z』 マックス・ブルックス 文藝春秋
5.『今日の早川さん(3)』 COCO 早川書房
6.『セイジャの式日』 柴村仁 メディアワークス文庫
7.『舞面真面とお面の女』 野崎まど メディアワークス文庫

買った。

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2010.04.22

『えむえむっ!(9)』

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えむえむっ!(9)』(松野秋鳴/MF文庫J)を読んだ。

番外編を挟んだおかげで直前の状態が即座に思い出せなかったのだが、読んでいたら思い出した。考えてみたらものすごいところで終わっていたな。しかし、彼らの関係が壊れるとは微塵も想像できないこの信頼感はどうしたことか…。まあそういうドロドロした修羅場を描く作家ではないという見切りの発露でもあるのだが。

とは言え、前巻…じゃない前々巻で告白した嵐子と付き合うことになった太郎だが、それによって美緒とギクシャクすることになると言う展開はまさしく予定調和であり、このまま物語を終結させるのか続けるのかによって、展開が分かれると予想していたのだが…存外、ストレートにもって行きましたね。

内容としてはいつも通りに太郎が他人の問題に首を突っ込んでいろいろやって熱血して解決してしまうといういつも通りのえむえむっ!っぷりだったのだが(このパターンはそろそろなんとかした方がいいのでは…まあ受けているからいいのだが)、対象が今回は美緒になって、けれども美緒の問題には直接関わることはなくて(だって美緒の問題に踏み込んだらシリーズが終了してしまいますからね)、と、なんと言うかいろいろ縛りがきつくて大変そうです。人気シリーズは大変だなあ。

と言うわけで、内容的にはそれほど言うべきことはなかったりして(まだまだこのシリーズで稼ぐつもりらしいですよ編集部は)。正直、そろそろ締めにかかった方が作品としては幸福だとは思うんだけど…そろそろ物語が”終わらない物語”になりかかっている。本気で三角関係を延々と続けるような作品になったら、さすがに読者としては残念だなあ。とりあえず、そのことだけは言っておきたい。

まあ、疲れたときの清涼剤としては最適な作品ではあります。

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買ったもの

1.『ベン・トー5.5 箸休め~燃えよ狼~』 アサウラ スーパーダッシュ文庫
2.『クシエルの使徒(3)罪人たちの迷宮』 ジャクリーン・ケアリー ハヤカワ文庫FT

買った。

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2010.04.21

買ったもの

1.『いつも心に剣を(5)』 十文字青 MF文庫J
2.『タワー・ドールズ』 柘植めぐみ 朝日ノベルス

買った。

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2010.04.20

『僕は友達が少ない(3)』

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僕は友達が少ない(3)』(平坂読/MF文庫J)を読んだ。

さすが我らが平坂読!読者にツンデレることにかけては右に出る者がいない!!最近はねえほら奥さん、日常系ってのが流行りなんざましょ?何も起こらないほのぼののんびりした緩やかな空間とおっしゃいますの?そういうのが人気なんでございますよ。大半の読者はこのまま隣人部ののんびりした物語が永遠に続いてくれる事を望んでいたんだと思います。だらだらとした、そんで美少女いっぱい!だけどハーレムと言うほどドロドロしていない!そんな理想の空間ですよ。

と・こ・ろ・が。我らが読たん(ついに”たん”呼ばわり)はそんな読者の希望をこそ裏切る!読者が望むものを斜め上か下に必ず裏切るのが我らが読たんなのだ!!永遠の日常を望む読者には、その動乱のきっかけを与えてきました!さすが読者にツンデレ。いや、この場合はデレツン。3巻のクライマックスまではいつも通りの楽しい日常を見せつつ、そして最後の最後に物語を動かして来ました。

物語を動かすというのは、隣人部の面々の人間関係を、その距離感を動かしてくるということです。本来は永遠の日常などと言うのは存在しないのは言うまでも無いですよね?なぜそれが存在しないかと言うと、そこには必ず変化が生じるからです。環境の変化、そして人間関係の変化。人間関係に完全な安定などありえないのです。つねに近づいたり遠ざかったり、そうした振り子のようなバランスを保っている。しかもそれは他方向にも伸びる関係のつながりは、恐ろしく微妙なバランスの上に成り立っているものなのです。

はい、ここで隣人部の面々を見てください。みんな、そうした人間関係の変化に疎い人間ばかりですねー。そこまで付き合いを得られた関係と言うのがほとんどなかったんですねー。それゆえに、おそらくはこの隣人部の存在は唯一無二の聖域となっているはず。少なくとも、3巻の途中までは全員がそうだった。

しかし、ついにやっちゃいました。読たんが。つまり夜空が。これまでは一緒にいることだけで満足していた(んだと思うんだけどね)夜空が、ついにそれだけではすまず、かつての自分と小鷹の関係を取り戻そうと考えてしまった。今までのような、ちょっとおかしな部活のメンバーではなく、かつての”親友”と。心ならずも離れ離れになってしまったかけがえの無いものとしての自分を。夜空は選んでしまったのである。

これが何を意味するか?つまるところ、人間関係と言うのは複雑なもので、一対の関係が変化すると、連鎖反応的に周囲の関係に普及する。それゆえに極めて不安定な代物である。つまり、この夜空の選択は、あるいは隣人部において、今まで絶妙なバランスで居心地の良い距離感を保っていたはずの関係を、崩壊させる可能性があるのです。少なくとも、読たんはそのことに自覚的であろうと思います。

もはやそこには永遠の日常は、ない。変わらないセカイは、ない。ごく当たり前の、少年少女たちの生活する場がそこに立ち上がることになるのです。果たして平坂読がどのように物語を切り開いていくのか、期待したい。

追記。ただし、平坂読は極度のツンデレゆえ、自分のような読者を蹴り飛ばすために、さらに日常系への回帰を選択する可能性もある。単純に編集部にプッシュされて、売れる方向に舵をとる可能性もある。もちろんそんなのを無視して日常系の崩壊を描く可能性もある。それのどれもがありうるのが平坂読と言う作家であり、ユニークなところであると強く思うのであった。なにしろツンデレだからな。

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買ったもの

1.『RPG W(・∀・)RLD(5) ―ろーぷれ・わーるど―』 吉村夜 富士見ファンタジア文庫
2.『鋼殻のレギオス(15) ネクスト・ブルーム』 雨木シュウスケ 富士見ファンタジア文庫
3.『羽月莉音の帝国(2)』 至道流星 ガガガ文庫
4.『星灼のイサナトリ』 大樹連司 一迅社文庫
5.『曲矢さんのエア彼氏(3)』 中村九郎 ガガガ文庫
6.『ミカるんX(5)』 高遠るい 秋田書店
7.『ZETMAN(14)』 桂正和 集英社

買った。最近は珍しく忙しくて気ぜわしくてなかなか更新できないのう。4月中の更新はこのくらいのペースになりそうです。

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2010.04.16

『創世の契約(5)新天地(ノイエヴェルト)』

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創世の契約(5)新天地(ノイエヴェルト)』(花田一三六/C・NOVELSファンタジア)を読んだ。

創世の契約シリーズ完結編。延々と積んでしまってすまんかった。ようやく読みました。さて、花田一三六といえば自分はザ・スニーカーに掲載された当初から読んでいるわりと古い読者だったりするのだが(ついでに言えばデビューは冲方丁とほぼ同期だ。ザスニで対談もしたことがあった)、どうにも突き抜けないところがもどかしい作家ではあった。とにかく短編がものすごく面白い作家なのだが、長編になると途端にその長所が欠点に変わるという非常に勿体無い作家性の持ち主なのである。短編においてはその簡潔極まる文体と独特の美学に基づいたエピソードが非常に魅力的になるのに対し、長編になると簡潔すぎる文体ゆえに長編としての体裁を整えるために描写が水増しされ、独自の美学はエスカレートしすぎてくどくなる。そうして持ち味ですべて台無しになってしまうという作家性の持ち主なのである。とにかく長編に向いてないんだよね。あらゆる資質が短編に向いていて、長編が面白くないのだ。

だがしかし、ようやくと言うかなんと言うか、作者も長編のリズムを掴みつつあるようだ。全5巻で完結したこの作品だが、ようやく本来の持ち味である簡潔にしてリズミカルな文体を、薄めることなく長編として描くことにある程度は成功しているのではないだろうか。少なくとも、個人的な感覚になってしまうので恐縮ではあるが、無駄なエピソードや水増しされ(そして薄まった)描写はほとんど感じられなかったように思うし、数多く存在する登場人物のエピソードも”くどく”ならない程度に抑えられつつも魅力的に描かれている。レスティサイドの世界の真相を解明するパートとともに「傭兵王」ライゲンベックの寡兵による攻防戦が並行して語られているところも、読者の興味を切らさない作者の配慮が感じられた。正直、作者に欠けていたのはこのあたりのエンタメに対する配慮の部分であり、いろいろな試行錯誤が感じられたのは喜ばしいところである。

ただまあ、簡潔な文体を始めとして、非常に読者に対してリテラシーを要求する作風、言い換えれば独特すぎる美学に基づく作品作りそのものは相変わらずである。感情移入至上主義者にとっては、あまりにも文体が素っ気無さ過ぎてだれに感情移入していいのか分からないだろうし、そもそも、作品的にも盛り上がりどころがほとんど無い。と言うより、あえて盛り上がる部分を排除している。この部分は非難されやすいところではあるのだが、僕はこの部分を肯定したい。なぜなら、なんとも説明が難しいのだが、簡単に言えば盛り上がりを排除しているところに作者の美意識があるのだ。透明な美しさ。簡素であるゆえの端麗さとも言うべきか(だが、実はその意味ではこの作品では徹底されていない。前述の通り、エンタメとしての配慮のためにノイズが多くなっている)。つまり、作者は読者を楽しませるよりも、自分の美学を優先させる。それはエンタメを期待している人には物足りないと思うだろう。人によっては駄作だと評するかもしれない。

だか、自分はそのような作家のことが嫌いではない。と言うか好きだ。自分が”美しい”と思うものを表現しようとする作者の姿勢には好感さえ覚える。それゆえに、今作はエンタメをわりと志向していることに複雑な想いはあるのだが(前述していることと矛盾があるように思えるかもしれないが、エンタメ作家としての成長している点は喜ばしくもあり、そうでもなくもあって、自分の中でも評価が分裂しているのである)、今後、作者がどのような作品を作っていくのかについて気になってしょうがない。あくまでも我が道を突き進むのか、あるいはエンタメを志向するのか。なんとも悩ましい想いがある。

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買ったもの

1.『月見月理解の探偵殺人(2)』 明月千里 GA文庫
2.『地球美紗樹(3)』 岩原裕二 アスキーメディアワークス
3.『絶対可憐チルドレン(21)』 椎名高志 小学館
4.『神のみぞ知るセカイ(8)』 若木民喜 小学館

買った。

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2010.04.13

『千里伝 五嶽真形図』

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千里伝 五嶽真形図』(仁木英之/講談社)を読んだ。

『僕僕先生』シリーズの作者による中華ファンタジー。一応実在の人物である弓の名手、高千里を主人公にした英雄物語らしいが、まああまり歴史的事実は重要視されていないようなのでファンタジーとして読んでとくに問題はなさそうだ。3人の主人公がそれぞれに数奇な運命を背負い旅立ち運命に向き合うという話ではあるが、全体的におとぎばなし的なゆるさがあって、悪くないのではないかなあ。旅の仲間が集い、彼らを導く魔法使いがいて、と言う話になると本当にファンタジーの王道と言う感じ。もっとも敵対する相手が悪ではなく、勢力争いに敗れた単なる異人種であるというあたりは現代的とも言えるけど。

ただ、ちょっと問題があるとすれば、現代性を意識しすぎて、ファンタジーとしての強度がちょいと落ちてしまっている感じがないでもないことかしら。えーと、ラノベっぽい、と言い換えられなくもないのだが、全体的にキャラクター小説的なところもあったりする(挿絵のあるところとかね)。その一方でわりと本格的な中華ファンタジーをやっていたりもして、なんか、こう、バランスが悪いなあと思うのでした。

たぶん致命的なのが現代性の発露としての”悪の不在”の問題ですよね。物語の構造としては完全に王道(それも西洋的な)ファンタジーであるのに、作品の構造的に悪が存在しない作品になっている。それは作者の誠実さの表れでもあるけど、同時に主人公が”悪の不在”を受け入れる過程にさっぱり納得がいかないという問題も出てきてしまっている。

主人公もまた読者の共感を拒否する自己中心的な人物であるのがまた難しいところで(でも個人的に感情移入なんてクソ食らえだと思っていて、感情移入するドラマが見たければ連ドラでも観てろと言いたいが)。主人公のこの造型は、逆説的に”悪の不在”を強調しており、主人公がなんだかんだとワガママを言ったり他者に対する時、ほとんどがただの偏見であったり狭量なだけであったりする。それが、最終的に”敵”さえも”悪”ではないのだ、と言うところに繋がっていくと言うことを指し示しているということは理解できるのだが…。問題は、主人公が旅の途中でその偏見や狭量を払拭できているような気がしないことなんですよね…。結局、主人公はクライマックスの直前まで仲間に対してさえ己の権力を振りかざしていたし、異民族であるバソンに対しては偏見むき出しである。ほとんど最後の最後までそうなのだ。作者としては会話の細かい機微の中に千里の心の変化を描写したつもりなのかもしれないけど、どうも自分には上手く読み取れなかった。

それゆえに、クライマックスで、”敵”さえも”悪”ではなく同じ人間に過ぎないのだ、と言う千里の悟りが、すごく弱く感じてしまう。え?それだけで思いなおしちゃうの?と思ってしまうのだ。どう考えても、お前、バソンに謝罪するのが先じゃね?とか思ってしまった時点で、千里の心の移り変わりについていけなくなってしまったのよねえ…。

まあよくよく思いなおしてみれば、途中で千里とバソンはわりあい仲良く喧嘩しているようでもあったし、伏線が皆無と言うわけでもないので、このあたりで作者を責めるのは筋違いかもしれない(自分が読み取れてなかったわけだから)。まあ、作者の軽妙な語り口が、するする読める文章が、逆に印象を弱めてしまったと言えなくもないのかなあ…(と、結局作者のせいにしたりする)。

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2010.04.12

買ったもの

1.『3月のライオン』 羽海野チカ 白泉社
2.『戦国妖狐(4)』 水上悟志 マックガーデン

買った。

とにかく今日は疲れた。しばらく忙しくて更新もままならなくなるかもしれません。

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2010.04.09

『這いよれ!ニャル子さん(4)』

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這いよれ!ニャル子さん(4)』(逢空万太/GA文庫)を読んだ。

すばらしく壮大なスケールでとてもみみっちい話をしているのが大変素晴らしいんじゃないかと思いました。キャラクターも相変わらず暴走しているし、ネタも大量に仕込まれているし、ギャグもついに逆ツッコミの領域に達しているし、なんだかんだで真尋もデレてきてラブコメ展開も期待を持たせつつ新ヒロイン(?)を投入したりして、とにかくすごく盛りだくさんの内容です。お話はものすごくみみっちいけど。もちろんそこが良いわけですがね。

でもまあとにかくこの作品で感心させられるのは伏線の張り方について。普通、伏線と言うものはさりげなく張る事によって、後から「実はあれが伏線だったんだよ!」「な、なんだってー」となるのが通常のところ、この作品ではとにかくギャグに見せかけた後付設定をひたすらに語り倒す展開になっていて、とにかく言ったもの勝ちの様相を呈しつつある。とにかく怒涛の如き勢いで伏線をぶちまけるので、後から「えーと・・・どれが伏線なんだ?」と言うことになる。これが新しい。木を隠すには森の中。ミスリードなんて甘っちょろいことをせず、とにかく全編にギャグなんだか伏線なんだか分からない後付け設定を組み込んでいくことによる、異様なドライブ感は他に類を見ないものだと思うのです。登場人物たちは半ばメタの領域に足を突っ込みながらお互いに後付設定を付与しまくり、結果、物語はなんだか良く分からないところにたどり着く。きっと今回のギャグのいくつかも今後の伏線になるんだろうなあ。そう考えると作者は半ば自らの意思で物語の手綱を手放しているとも言え、随分と度胸のある人なのだな、と感心することしきりなのでした。

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買ったもの

1.『狐と踊れ【新版】』 神林長平 ハヤカワ文庫JA
2.『イリアム(上)(下)』 ダン・シモンズ ハヤカワ文庫SF
3.『ミストスピリット-霧のうつし身-(2)試されし王』 ブランドン・サンダースン ハヤカワ文庫FT

なぜか気がついたらハヤカワ文庫のJAとSFとFTを買ってた。別にそれだけだけどなんか面白い。1は旧版を買っていたような気もするが…あれは手に入らなかったから借りたのか買ったのか覚えてないなあ…。まあいいが。

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2010.04.08

『ヘヴィーオブジェクト』

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ヘヴィーオブジェクト』(鎌池和馬/電撃文庫)を読んだ。

すいません、最初に断っておきます。自分、これを読んで爆笑してしまいました。あまりにもハリウッド的ご都合主義的ダイハードアクションだったもので、読めば読むほどに抱腹絶倒。ありえない展開にありえない偶然に出来すぎな超兵器の弱点と、とにかくリアリティと言う言葉がすべてむなしくなってしまうほどのスーパーご都合主義。いや、これは本当に皮肉ではなくすごいと思いました。作者もあとがきで書いているけど、「爽快感以外のものをすべて切り捨てている」と言う割り切り方が本当にすごい。良い意味で気が狂っているとしか言いようがないぜ…。まあ、正直なところね、最初はつらかったですよ。そもそも戦争が巨大超兵器(ヘビーオブジェクト)のみに委託される設定に無理が多すぎて説得力なんてまるでないし、主人公がヒロインを助けることにもちっとも共感できないしね(まあ鎌池主人公に共感できないのはいつものことだけど)。けどまあ、最初のヘビーオブジェクトを撃破し始めたあたりから、作者の「ちいせえ事は気にするな!」と言う主張が言葉ではなく心で理解できたので、そこからはもうひたすらゲヒゲヒウヒヒと言いながら読んだ。主人公と相棒のコンビで活躍するあたりも明らかにハリウッド映画を狙ってますよね。軽口と愚痴と冗談を言いながら絶対絶命の死地で繰り広げるアクション!もう本当にアホ。超ボンクラ。そして超おもろい。途中から、牽強付会とさえ言える屁理屈を組み立てる作者は天才かもな!とか思いました。だれかこれハリウッドに企画売りこまねえ?絶対ヒットするって(まあ莫大に費用をかければだけど)。

あー、なんか久しぶりに禁書目録について書きたくなってきた。最近、大分この作者のセンスが理解できてきて、ひょっとしてこれはこれですごい才能なんじゃないかと思い始めてきたので、その辺りがまとまったらなんか書きます。その前に途中で止まっている禁書目録の感想を書こうかな。その辺を書いていれば考えもまとまりそうな気がするしな。

あと、これはどうでもいいことなんだけど、ヒロインの台詞が全部ひらがななのは読みにくくてしょうがないのでなんとかならないかなあ。脳の処理能力を言語野に振り分けるリソースが無いという設定はわかるんだけど。でも、後半はちょっと漢字が混じってたんだけど、アレは誤植?それとも、ヒロインの心理状態を現してたのだろうか?なんかどっちもありそうではあるんだけどね。

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買ったもの

1.『ソードアート・オンライン(4)フェアリィ・ダンス』 川原礫 電撃文庫
2.『とらドラ・スピンオフ3!俺の弁当を見てくれ』 竹宮ゆゆこ 電撃文庫
3.『魔界探偵 冥王星O ウォーキングのW』 越前魔太郎 電撃文庫
4.『バッカーノ!1710 Crack Flag』 成田良悟 電撃文庫

買った。

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2010.04.07

『電波女と青春男(4)』

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電波女と青春男(4)』(入間人間/電撃文庫)を読んだ。

まあなんと言うか入間人間らしい作品だなあ、と。何しろ(最後のエピソードの除いて)基本的にこれ挫折の話なんですよね。本編にたどり着く前の主要メンバー四人が、過去、いかなる挫折を経たかと言う話を延々とやっている。なんとなく語り口が爽やかと言うか、まるでいい話を書いているように見えるので騙されかねないけど、基本的に全員最初に目的としていたことを誰一人達成できていないもの。普通であることを拒否しようとしていたリュウシさんは現実に帰還してしまったし、異端であることにコンプレックスを抱いていた前川さんは、それを吹っ切ることは出来ません。エリオは…どうなのかな?そもそもエリオ編はいまいち何が言いたいのか分からんのだが、まあ宇宙に憧れていた彼女の行く末は結局本編に至ってしまうわけだし、真は結局恋をすることが出来たはずの相手と、恋をできないうちから別れを経験してしまった。もっとも、達成できていないから不幸だとか言うつもりは無くて、むしろこれらは前向きな意味で、それまでずるずると引きずってしまっていた心残りを断ち切る物語であるとも言える。言えるのだが、やっぱりこれは挫折の話なんですよ。人生に対して”諦める”、言うなれば”何者かになれない自分を受け入れる”と言うことですね。これを上手い具合に経験しておかないと、いわゆるDQNと言う奴になってしまうので、僕は若いうちに挫折を味わっておくべき派の人間として実に正しい物語だと思いました(まあ他人事だから簡単に言えるけど自分のことならそんなに冷静にはなれねーけどな)。もっともねー。この手の諦めと言うのは、自分の人生を見切ってしまうことにも繋がるので、そこんところの力加減が難しいよね。自分が何者にもなれないということを自覚した上で、さてどうするのか。そのあたりは本編でやっている話なわけで、ああ作者は実に青春物語について自覚的であるなあ、と思いました。

あ、最後のエロ本の話は大変面白かったです。エロ本に対するあくなき情熱を発揮する真くんは男らしいなあ。

以下雑記。

まあ入間人間作品においてはいつものことではあるんですが、相変わらずの文章の韜晦ぶりには実にイライラさせられました。なんつーのか、読み手としては自明であり当たり前なことを、延々と遠まわしに迂遠に回りくどく語るので、「んなことはわかってんだよ!だからなんなんだよ!」と言う思いが沸いてくることを抑えられないのです。まあこのように迂遠な言い方をすることによって、まっすぐに物事を語れない(語りたくない)層に届いているという可能性もあるので、一概には否定できないのだけど。いま思えば、上遠野浩平なんて、ものすごく迂遠なやり方で物語を紡いでいたよね。つーか、今もだけど。文体でのいじり方は少ないものの、語っていることはものすごく平凡な問題を、ものすごく大仰な舞台装置で語っている。まあセカイ系とはそういうものだという言い方も出来るけど、そのように語ってくれたことで、少なくとも自分には”届いた”。当たり前で、平凡なことを、大仰に語ってくれたことで、その当たり前のことを受け入れることが出来たのだ。そう考えると、おそらく入間人間の文体が必要とされるところがあるのだろうと想像できるので、やはりこれでいいのかもしれない、と思うのだった。このようにしか世界に届かない場所もあるんだ。まあそれだけの話で、別にオチはない。

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買ったもの

1.『少女ノイズ』 三雲岳斗 光文社文庫
2.『魔界探偵 冥王星O ヴァイオリンのV』 越前魔太郎 講談社ノベルス
3.『セカイ系とは何か ポスト・エヴァのオタク史』 前島賢 ソフトバンク新書

買った。

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2010.04.06

『メグとセロン(5)ラリー・ヘップバーンの罠』

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メグとセロン(5)ラリー・ヘップバーンの罠』(時雨沢恵一/電撃文庫)を読んだ。

本当に時雨沢恵一はすごいねえ。もうこれライトノベルじゃなくて児童文学の領域に足をつっこんでるよ。セロンたち新聞部員と言うなの少年探偵団が、学校で起こる小さな、しかし青春的には極めて重い出来事に対して取り組んでいくという物語なんだけど、事件への向き合い方がとても好ましくでほくほくする。彼らは別に事件を解決しようとか考えてなくて、あくまでも関わった出来事について、誰もが幸せになれるベターな方向に向かわせようとしているだけなんだよね。事件に関わった人たちを”助けよう”とは考えない。ただ、彼らが困った壁に直面しているのであれば、それを手助けしようとはするというスタンスが、実に好ましい。好ましすぎてあまり子供らしくはないが(中二病とは無縁な奴らだぜ)、皆、すごく知的で成熟している。もっとも成熟しているとは言え、青い部分もあって、友人の侮辱に対して本気で怒ったりもするものの、それさえも後々まで引くことなく、理性的に対応する。とんでもない奴らだなー。

今回はタイトルの通り、ラリーが中心となる話。メンバーの中では一番の単細胞と言うか、肉体労働担当な役割を負っている存在ではあるが、今回はその意外なまでの繊細な心遣いと、いつも通りの男気を発揮して活躍する。まあシナリオを考えるのはいつも通りセロンの役割だし、下準備をするのは新聞部のメンバーではあるんだけどね。それでも、最初に事件に気がついたのはラリーだし、この結末を望んだのものまたラリーなのだ。ラリーが望んだのは、好きな人に対して素直に好きと言う勇気を与えること。それに伴う困難は知りつつも、その背中を押してあげること。それは無責任と呼ばれるだろうか?まあそうかもしれないが、ラリーはきちんと選択肢を”彼ら”に提示したことは忘れてはいけないよね。本気で想っているのならば、覚悟を示さなければならない。まあ、それだって本人たちも分かっているんだけど、ちょっとやり方が良くなかった。だからラリーはちょっとお節介をしただけなんだとも言える。

新聞部のメンツは、そんなラリーの、ある意味において自己犠牲的と言うか、自分のことよりも相手のことを考えてしまうところを好ましく思いつつ、いつも通りにからかったり冷やかしたりする。そんなところもまた成熟しているね。下手に慰めたりせず、普段どおりに接することの優しさ。本当にこいつらは良い仲間たちだなあ。登場している人たちに、悪人が一人もいないあたり、すごく優しい世界が存在していて、すごく綺麗な物語だと思った。

……ま、この世界の裏では『リリアとトレイズ』のような血で血を洗う暗闘が続いているんだけどな。そうした血みどろの世界の上に、このような平和が存在しているのだと思うと、切ないような、ホッとするような不思議な気持ちになる。世界は美しくなんかない、だからこそ美しい、ってか。時雨沢恵一、ブレない作家だぜ。

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2010.04.05

『烙印の紋章(5)そして竜は荒野に降り立つ』

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烙印の紋章(5)そして竜は荒野に降り立つ』(杉原智則/電撃文庫)を読んだ。

前巻にてついに復讐を果たしたオルバのその後。と言うわけで第二部開始だ。よかったよかった。4巻目で一部完なんて打ち切りフラグ満々だったもんな。ちゃんと続いて一安心。

当初の目的を果たしてしまい、目的を見失って放浪するオルバが、再び立ち上がるという巻。まあ元々が復讐を目的としていたために、彼にとっては権力とは復讐の手段に過ぎなかったのだから、ある意味当然の展開だよな。もっとも途中で権力を振るうことの快感を覚えていた時期もあったけど、兄の死を受け入れたことによって、そちらの方向への道は回避されたこともあり、もはやオルバには権力を振るう理由も必要もなくなっていた。結果、抜け殻のようになってしまった彼が、しかし、結局は身に染み付いた戦いの業を捨てることは出来ず、傭兵としてさすらうことになるのだが、そこで彼は”真の王族”に直面することになる。それまで彼が接してきていた腐った権力者としての王族ではなく、真に国を愛し、民のために汚名を被り、自分のすべてを擲ってでも己の責務を果たす王族に。ノブレス・オブリージュ。高貴なるものの義務を体現する存在に出会う。それは、ひたすらに権力に対する憎悪を募らせていた頃のオルバには決して受け入れられる存在ではなかっただろうが、己の復讐を果たしていたことと、なによりビリーナの存在もあり、彼はより大きな視座を持って人々を、民衆と権力者を見据えることが出来るようになった。王族は何のために権力を持つのか。権力とはなんのために振るうべきなのか。オルバは少しずつ、その意味に目覚めていく。それは己の復讐に凝り固まっていたオルバには決して届かなかった領域であり、オルバが真の意味で王者としての覚醒を迎える第一歩であるのだろう。

タウラン地域における戦乱は始まったばかりであり、ここからオルバの王者としての歩みが始まるのであろうと思うと、なかなかに高揚感のある展開である。敵する魔術師もまたおよそ尋常ならざる存在である様子であるし、戦いはおそらく厳しいものになるのであろうが、そこを人間としての、王者としての覚悟と意思で立ち向かっていくオルバに期待したい。

まあもっともまだ揺らぐ余地は残っているので(民衆と言うのは愚昧なるものですからねえ。守るべき存在を喪失したときが彼の危うくなるときだろう)、そのあたりにビリーナがかかわってきてくれると嬉しいなあ。

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2010年3月に読んだ本

3月に読んだ本は以下の通り。ラノベ以外も読もうと思ったけど、あまり上手く行かなかったな。まあメディアワークス文庫を非ラノベとみなせば別だけど…それはねーな。

3月の読書メーター
読んだ本の数:79冊
読んだページ数:15223ページ

スノウピー1  スノウピー、見つめる (富士見ファンタジア文庫)スノウピー1 スノウピー、見つめる (富士見ファンタジア文庫)
グッド!良いジュブナイル。文章表現のさくさく…いやふわふわ…まあとにかくセンスが可愛らしくて好きです。
読了日:03月30日 著者:山田 有
ハイドラの告白 (メディアワークス文庫)ハイドラの告白 (メディアワークス文庫)
優しくはなく、かといって残酷でもない、突き放した距離感が素晴らしい。
読了日:03月30日 著者:柴村 仁
殺戮ゲームの館〈下〉 (メディアワークス文庫)殺戮ゲームの館〈下〉 (メディアワークス文庫)
一番恐ろしいのがパニックに陥った人間「ではない」と言うのがさすが目の付け所が違うと思った。
読了日:03月30日 著者:土橋 真二郎
殺戮ゲームの館〈上〉 (メディアワークス文庫)殺戮ゲームの館〈上〉 (メディアワークス文庫)
主人公の年齢が高校生から大学生になっただけでいつも通りの作者なんですが。元々電撃文庫で浮きすぎと言うことか。
読了日:03月30日 著者:土橋 真二郎
真月譚月姫 8 (電撃コミックス)真月譚月姫 8 (電撃コミックス)
きちんと遠野家ルートの伏線を拾い始めてきたが、琥珀さんにスポットを当てるのはさすがに無理かな。
読了日:03月30日 著者:佐々木少年
零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 (講談社ノベルス)零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 (講談社ノベルス)
平凡な異常者と、異端な常識人。戯言遣いと殺人鬼はまさに表裏なんだよな。
読了日:03月30日 著者:西尾 維新
零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係 (講談社ノベルス)零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係 (講談社ノベルス)
人識の人間性の掘り下げ。すごく常識的で良識的な殺人鬼と言うパーソナリティを持つ彼の行き着く先は、まあ茨の道だよな。
読了日:03月30日 著者:西尾 維新
零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (講談社ノベルス)零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (講談社ノベルス)
アンチ能力バトル小説。登場したときにはすでに勝敗が決まっており、そこからスタートすると言うあたりが異常なバトル。
読了日:03月30日 著者:西尾 維新
零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係 (講談社ノベルス)零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係 (講談社ノベルス)
口絵の出夢が可愛すぎて「誰これ?」とか思った/人識の常識人ぶりが異様に目立つ
読了日:03月30日 著者:西尾 維新
烈風(かぜ)の騎士姫〈2〉 (MF文庫J)烈風(かぜ)の騎士姫〈2〉 (MF文庫J)
古典を現代に蘇らせようとする作者の試みは高く評価したい。ここからデュマを読むルートに入るのが正しい道筋。
読了日:03月26日 著者:ヤマグチ ノボル
アンシーズ〈3〉刀侠戦姫飛恋録 (集英社スーパーダッシュ文庫)アンシーズ〈3〉刀侠戦姫飛恋録 (集英社スーパーダッシュ文庫)
一応終わりとの事だけど、続けられる材料はあるので、一縷の希望を後世に託したい。続かないかなー。
読了日:03月26日 著者:宮沢 周
カンピオーネ!〈6〉神山飛鳳 (集英社スーパーダッシュ文庫)カンピオーネ!〈6〉神山飛鳳 (集英社スーパーダッシュ文庫)
えっと、あとがきからするとハーレム要員追加と言うことなの?パワーバランスが崩壊しない?(物語的にもハーレム的にも)
読了日:03月26日 著者:丈月 城
コトノハ遣いは囁かない〈2〉 (MF文庫J)コトノハ遣いは囁かない〈2〉 (MF文庫J)
感情の推移が即座に飲み込めねーぜ…。感覚は分かるが理屈がわからん。さすがだなー。
読了日:03月26日 著者:木村 航
えむえむっ!〈9〉 (MF文庫J)えむえむっ!〈9〉 (MF文庫J)
美緒と嵐子と主人公の三角関係を作るには、嵐子を彼女ポジに置かないとバランスが取れないんだろーな。美緒は強すぎる。
読了日:03月26日 著者:松野 秋鳴
僕は友達が少ない〈3〉 (MF文庫J)僕は友達が少ない〈3〉 (MF文庫J)
永遠の日常劇が読者にウケたかと思えば物語を動かしてくるあたり、本当に作者はツンデレだよね。読者に。
読了日:03月26日 著者:平坂 読
砂ぼうず 第十四巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)砂ぼうず 第十四巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
内容の相変わらずっぷりは良かったが、あとがき対談で語られる休載の理由が恐ろしい。淡々と恐いこと言うし…。
読了日:03月26日 著者:うすね 正俊
足洗邸の住人たち<特装版> 10 (GUM COMICS)足洗邸の住人たち<特装版> 10 (GUM COMICS)
なんたるカオス。古今東西の神様悪魔が勢ぞろいしてのグチャグチャな展開に脳汁ドバドバだよ。
読了日:03月26日 著者:みなぎ 得一
DARKER THAN BLACK~漆黒の花 2 (ヤングガンガンコミックス)DARKER THAN BLACK~漆黒の花 2 (ヤングガンガンコミックス)
黒さんのスーパーたらしテクニックは健在でござる。/アクションがマジかっけーなー。
読了日:03月26日 著者:岩原 裕二,BONES,岡村 天斎
WORKING!! 7 (ヤングガンガンコミックス)WORKING!! 7 (ヤングガンガンコミックス)
なにやら人間関係に動きが…。ワグナリアに今日も今日とてラブの嵐が…いや、微風が吹いています。
読了日:03月26日 著者:高津 カリノ
新天地(ノイエヴェルト)―創世の契約〈5〉 (C・NOVELSファンタジア)新天地(ノイエヴェルト)―創世の契約〈5〉 (C・NOVELSファンタジア)
文章が簡潔すぎる点がこの作者の長所であり弱点でもあったが、どうやら山を越えた印象。簡潔さを維持したまま描写は細やかだ。
読了日:03月24日 著者:花田 一三六
セピア色の凄惨 (光文社文庫)セピア色の凄惨 (光文社文庫)
これはおそらくブッチ神父の言うところの「真の邪悪」と言う奴を徹底的に描写しまくる作品なのだな。「ものぐさ」の話は吐き気がした。マジで。
読了日:03月23日 著者:小林 泰三
ダンスインザヴァンパイアバンド 9巻 (MFコミックス)ダンスインザヴァンパイアバンド 9巻 (MFコミックス)
テロメアのやることがさっぱりわからねー。姫さまはマジ貞操の危機ですなー。
読了日:03月23日 著者:環 望
夏のあらし! 7 (ガンガンコミックス)夏のあらし! 7 (ガンガンコミックス)
きちんと「楽園」を「閉じる」ことを選択できるのが作者のキャラの特徴だよなー。瑞々しく、しなやかで、靭い。
読了日:03月22日 著者:小林 尽
ARAGO 1 ロンドン市警特殊犯罪捜査官 (少年サンデーコミックス)ARAGO 1 ロンドン市警特殊犯罪捜査官 (少年サンデーコミックス)
この作者の描くキャラはすげー目力があってよい。活力に溢れている。これは強い武器だよなー。
読了日:03月22日 著者:新井 隆広
鉄漫-TEKKEN COMIC 1 (ヤングジャンプコミックス)鉄漫-TEKKEN COMIC 1 (ヤングジャンプコミックス)
鉄拳世界が完全に高遠わーるどに再構成されて、独自路線になってますな。やりたい放題すぎて感動しました。
読了日:03月22日 著者:高遠 るい,バンダイナムコゲームス
真マジンガーZERO 2 (チャンピオンREDコミックス)真マジンガーZERO 2 (チャンピオンREDコミックス)
一見、すべてが上手く行っているように見える、が…。週一でしか襲ってこない敵とか、なんかキナ臭いねー。
読了日:03月22日 著者:永井 豪,田畑 由秋
千里伝 五嶽真形図千里伝 五嶽真形図
千里の価値観におけるコペルニクス的転換を読者に同調させようとする力が弱いのは作者の特徴であり弱みでもある、のかなあ。
読了日:03月22日 著者:仁木 英之
ぼくとレギオスの旅2  生まれゆく都市 (角川つばさ文庫)ぼくとレギオスの旅2 生まれゆく都市 (角川つばさ文庫)
主人公がヘタレと言うかエゴまみれなのだが、子供ってこんなもんだよな、とも思う/これで終わりかよ!
読了日:03月22日 著者:川村 ひであき
シグルイ 14 (チャンピオンREDコミックス)シグルイ 14 (チャンピオンREDコミックス)
ついに人間として生きようとした源之助を襲うのは忠長の勘気であった、と言うのはまさに階級社会のむーざんむざん。
読了日:03月22日 著者:南條 範夫
レジェンド・オブ・レギオスI  リグザリオ洗礼 (富士見ファンタジア文庫)レジェンド・オブ・レギオスI リグザリオ洗礼 (富士見ファンタジア文庫)
非常に読み取り難い文体なんだけど、時間と空間が混乱した内容に即しているので良いような気がする。
読了日:03月22日 著者:雨木 シュウスケ
シオンの血族 1 魔王ミコトと千の花嫁 (一迅社文庫 す 1-5)シオンの血族 1 魔王ミコトと千の花嫁 (一迅社文庫 す 1-5)
作者は基本的に引き出し少ない人なんだな、と言うのが良く分かりました。
読了日:03月22日 著者:杉井 光
這いよれ!ニャル子さん4 スペシャルボックス(DVD付き)這いよれ!ニャル子さん4 スペシャルボックス(DVD付き)
設定を語ったもの勝ち、後付したもの勝ちと言うのがクールすぎる。
読了日:03月22日 著者:逢空 万太
ヘヴィーオブジェクト (電撃文庫)ヘヴィーオブジェクト (電撃文庫)
主人公たちのダイハードぶりに大爆笑。いろいろとありえないが、そういうリアリズムを追求する作品じゃないな。ある意味、感動した。
読了日:03月22日 著者:鎌池 和馬
マギ 3 (少年サンデーコミックス)マギ 3 (少年サンデーコミックス)
モルジアナにとって「アラジン>アリババ」なんだな。アラジンは希望を示し、アリババは解放してくれた。心を救う方が重いのだよな。
読了日:03月20日 著者:大高 忍
おれはキャプテン(22) (少年マガジンKC)おれはキャプテン(22) (少年マガジンKC)
なんか相手が高慢すぎて、何をやっても”通じない”感じがリアル。横須賀はすげー良くやっているよ。
読了日:03月20日 著者:コージィ 城倉
惡の華(1) (少年マガジンKC)惡の華(1) (少年マガジンKC)
凄まじい自意識をこじらせて地平の果てを踏破せんとする圧倒的な意思に痺れる。
読了日:03月20日 著者:押見 修造
超人学園(1) (少年マガジンKC)超人学園(1) (少年マガジンKC)
とてもテンションが高くて悪くない。テンションだけではなく続けられるかどうかだよな。
読了日:03月20日 著者:石沢 庸介
進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)
なんつーか、異常な漫画。絵が、構図が、物語が、とにかく異常。あらゆる意味で普通の漫画ではありえない。
読了日:03月20日 著者:諫山 創
マルドゥック・スクランブル(1) (少年マガジンKC)マルドゥック・スクランブル(1) (少年マガジンKC)
ウブカタ作品のコミカライズの中では最良の一つ/原作者と作画者がビシバシ影響を与え合っているのが良く分かる。
読了日:03月20日 著者:大今 良時
機巧童子ULTIMO 3 (ジャンプコミックス)機巧童子ULTIMO 3 (ジャンプコミックス)
凄まじい展開。スタン・リー先生の構想なのかもしれないけど、圧倒的なスケールであり少年漫画でもある。すごい。
読了日:03月18日 著者:武井 宏之
機巧童子ULTIMO 2 (ジャンプコミックス)機巧童子ULTIMO 2 (ジャンプコミックス)
あっという間に仲間集結。実に物語の「視野」の高い漫画だよね。どんどん物語の地平を踏破して欲しい/スタン・リー先生は超イケメン。
読了日:03月18日 著者:スタン・リー,武井 宏之
機巧童子ULTIMO 1 (ジャンプコミックス)機巧童子ULTIMO 1 (ジャンプコミックス)
武井氏の絵はアメコミとの親和性が高く、シンプルながら骨太な物語に良く似合う。
読了日:03月18日 著者:スタン・リー,武井 宏之
沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻之四沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻之四
ドゥルジ尊師の目的が明らかになった瞬間、ズコー!となった。お前らは今川康宏作品の登場人物か!もう少しちゃんと話し合えよ!
読了日:03月17日 著者:夢枕 獏
百舌谷さん逆上する 4 (アフタヌーンKC)百舌谷さん逆上する 4 (アフタヌーンKC)
相変わらず批評性とギャグとエンタメが並列しておる…。萌えなんて表層だけを見た勝手なレッテルだよね。
読了日:03月17日 著者:篠房 六郎
多重人格探偵サイコ (14) (カドカワコミックスAエース)多重人格探偵サイコ (14) (カドカワコミックスAエース)
もはやオリジナルはどこにもない、と言う話かと思ったのに、オリジナルが出てきたぞ。どうなっとるんだ。
読了日:03月17日 著者:田島 昭宇
響子と父さん (リュウコミックス)響子と父さん (リュウコミックス)
人間関係がリアルにギスギスしているのに、なぜか微笑ましいというのはどう言う魔法なんだろー。
読了日:03月15日 著者:石黒 正数
EMANON さすらいエマノン Episode:1 (ロマンアルバム)EMANON さすらいエマノン Episode:1 (ロマンアルバム)
梶尾真治の小説は苦手なんだけど、エマノンだけは別。エマノンの裸がいっぱい見れて幸せです。
読了日:03月15日 著者:梶尾真治,鶴田謙二
地球美紗樹 2巻 (BEAM COMIX) (ビームコミックス)地球美紗樹 2巻 (BEAM COMIX) (ビームコミックス)
どんどん話が動くが、広がるのか収束するのかわからんね。悪いお姉さんがけっこう好き。
読了日:03月15日 著者:岩原 裕二
地球美紗樹 1巻 (BEAM COMIX) (ビームコミックス)地球美紗樹 1巻 (BEAM COMIX) (ビームコミックス)
異生物とのコンタクト物としては悪くないんだけど、どこに向けて発信しているのか良く分からない感触はある。
読了日:03月15日 著者:岩原 裕二
沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻之三沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻之三
回想と回想の合間に空海パートがある感じ。つまりいつもの夢枕獏。
読了日:03月15日 著者:夢枕 獏
りーち☆えんげーじ! -子孫繁栄! 国立栄華学園中等部- (GA文庫)りーち☆えんげーじ! -子孫繁栄! 国立栄華学園中等部- (GA文庫)
この展開どっかのエロゲで見たような…その2
読了日:03月15日 著者:海堂 崇
マップス ネクストシート 9 (フレックスコミックス)マップス ネクストシート 9 (フレックスコミックス)
話は混迷を深めていくが、大風呂敷の畳み方には定評のある作者だけに安心して読める。
読了日:03月13日 著者:長谷川 裕一
電波女と青春男〈4〉 (電撃文庫)電波女と青春男〈4〉 (電撃文庫)
どうやら作者は青春とは挫折をしなければいけない学派の閥らしい。自分と同じだ。
読了日:03月13日 著者:入間 人間
メグとセロン〈5〉ラリー・ヘップバーンの罠 (電撃文庫 し 8-31)メグとセロン〈5〉ラリー・ヘップバーンの罠 (電撃文庫 し 8-31)
”小さい”話なんだけど、その”小ささ”こそが大切で愛おしいものなんだ、とラリーの視点から描写しているのが良いです。
読了日:03月10日 著者:時雨沢 恵一
烙印の紋章〈5〉そして竜は荒野に降り立つ (電撃文庫 す 3-19)烙印の紋章〈5〉そして竜は荒野に降り立つ (電撃文庫 す 3-19)
ついにオルバが高貴なる義務に目覚めたの巻。復讐を終えたオルバの新しいモチベーションはやはりそこかー。
読了日:03月10日 著者:杉原 智則
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈20〉 (電撃文庫)とある魔術の禁書目録(インデックス)〈20〉 (電撃文庫)
ヒロイン参戦か?と思われたレッサーが全然相手にされないのが笑える。わりと上条さん自身にスポットが当たってきたかな。
読了日:03月10日 著者:鎌池 和馬
沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ2〉 (徳間文庫)沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ2〉 (徳間文庫)
この空海は達観しているし稚気にも溢れたクールガイなのだが、同時に野心に溢れたすげえ俗っぽいところがあって魅力的。
読了日:03月07日 著者:夢枕 獏
沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ1〉 (徳間文庫)沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ1〉 (徳間文庫)
獏先生の独特の美しい文章を楽しめる。/逸勢は萌えキャラ過ぎるだろ常考。
読了日:03月07日 著者:夢枕 獏
新装版 家政婦が黙殺 篠房六郎短編集 (KCデラックス)新装版 家政婦が黙殺 篠房六郎短編集 (KCデラックス)
篠房先生の下ネタは最高や!気が狂っている!この狂気はきちんと百舌谷さんにも継承されているよな。
読了日:03月07日 著者:篠房 六郎
幻獣坐 The Scarlet Sinner (講談社ノベルス)幻獣坐 The Scarlet Sinner (講談社ノベルス)
これは良い能力バトル小説。異能者が「殺人」を乗り越える過程を説得力もって描いている。
読了日:03月07日 著者:三雲 岳斗
鉄風 2 (アフタヌーンKC)鉄風 2 (アフタヌーンKC)
ものすごく性格の悪い主人公だが、曲がっていないのがいい。ときどきものすごく可愛い(恐いけど)。
読了日:03月07日 著者:太田 モアレ
鉄風 1 (アフタヌーンKC)鉄風 1 (アフタヌーンKC)
連載時から気になってたけど、まとめて読んでものすごく良い作品であると言う確信を得た。
読了日:03月07日 著者:太田 モアレ
ハルシオン・ランチ 1 (アフタヌーンKC)ハルシオン・ランチ 1 (アフタヌーンKC)
深刻だったり不条理だったりするが、そのすべてを軽やかに描いているのが美しい。
読了日:03月07日 著者:沙村 広明
微睡みのセフィロト (ハヤカワ文庫JA)微睡みのセフィロト (ハヤカワ文庫JA)
ラファエルのモチーフは圧倒的な暴力と、それに伴う倫理。その意味ではウフコックと同一ルーツなわけだが、それらを”少女”と言うものに付与したおかげで大変ややこしいことに。
読了日:03月06日 著者:冲方 丁
黒きレ・ヴォルゥ~仮面の怪盗少女~ 下 (ドラゴンコミックスエイジ)黒きレ・ヴォルゥ~仮面の怪盗少女~ 下 (ドラゴンコミックスエイジ)
どうも美形なおっさんが描けない人だな作者…。二転三転する物語のテンションはイカス。
読了日:03月06日 著者:松本 規之
黒きレ・ヴォルゥ~仮面の怪盗少女~ 上 (ドラゴンコミックスエイジ)黒きレ・ヴォルゥ~仮面の怪盗少女~ 上 (ドラゴンコミックスエイジ)
原案:古橋秀之と言うところに食いついてしまった。わりと面白い。
読了日:03月06日 著者:松本 規之
PSYREN-サイレン 10 (ジャンプコミックス)PSYREN-サイレン 10 (ジャンプコミックス)
いろいろ設定が明らかになった巻。今後のサイレンゲームはどのような形を取るのか予測が難しくなってきた。
読了日:03月06日 著者:岩代 俊明
STEEL BALL RUN vol.20―ジョジョの奇妙な冒険Part7 (20) (ジャンプコミックス)STEEL BALL RUN vol.20―ジョジョの奇妙な冒険Part7 (20) (ジャンプコミックス)
荒木理論のすごさに感動し、大統領のどす黒いかっこよさに惚れ惚れし、ジョニーとジャイロのやり取りに満足しました。
読了日:03月06日 著者:荒木 飛呂彦
バクマン。 7 (ジャンプコミックス)バクマン。 7 (ジャンプコミックス)
サイシューの鼻持ちならなさにリアルな若者らしさが見えて良いと思いました。こいつらほんとムカつくぜ。/蒼樹さんは真面目だなあ。
読了日:03月06日 著者:大場 つぐみ
ONE PIECE 巻57 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 巻57 (ジャンプコミックス)
すでにクライマックスかと言うぐらいのテンションだが、戦争はまだ序盤なんだよな。すごいぜ。
読了日:03月06日 著者:尾田 栄一郎
名探偵失格な彼女 (VA文庫)名探偵失格な彼女 (VA文庫)
すごい勢いでめだかボックスを連想した。こいつらどう考えてもアブノーマルすぎるだろ。
読了日:03月04日 著者:伏見 つかさ
戦国ゾンビ-百鬼の乱 4 (バーズコミックス)戦国ゾンビ-百鬼の乱 4 (バーズコミックス)
ゾンビが状況であり、そこに生きる人間の本性に焦点が当たり始めたあたり、実に正しくゾンビものである。
読了日:03月04日 著者:横山 仁,柴田 一成
ゼロ年代SF傑作選 (ハヤカワ文庫 JA エ 2-1) (ハヤカワ文庫JA)ゼロ年代SF傑作選 (ハヤカワ文庫 JA エ 2-1) (ハヤカワ文庫JA)
アンジークレイマーとアリスが突出して分かり難い。3回読んだが、まだ理解できた気がしない。デイドリームはそもそも理解出来る気がしない。
読了日:03月04日 著者:S-Fマガジン編集部
スクランブル・ウィザード6 (HJ文庫)スクランブル・ウィザード6 (HJ文庫)
貫禄と言うか、すごく堅実に話を進めている。十郎と月子のW主人公性になっていますね。
読了日:03月02日 著者:すえばしけん
おれと天使の世界創生(ユグドラシル) (HJ文庫)おれと天使の世界創生(ユグドラシル) (HJ文庫)
実にメタメタしい。構造だけでなく、日常会話、設定のあらゆる点がメタになってんな。
読了日:03月02日 著者:冬樹忍
痕跡師の憂鬱 (幻狼ファンタジアノベルス)痕跡師の憂鬱 (幻狼ファンタジアノベルス)
魔術の使い方があまりにも恣意的すぎてミステリとしては…。まあ作者はファンタジーだって言っているからいいのか。
読了日:03月01日 著者:田代 裕彦
石霊(せきれい)と氷姫〈上〉 (幻狼ファンタジアノベルス)石霊(せきれい)と氷姫〈上〉 (幻狼ファンタジアノベルス)
ややアルとテオの出会いが拙速かな?と感じる以外は見事なファンタジー。問題はこれ下巻で収束するの?と言うところだが。
読了日:03月01日 著者:西魚 リツコ
サクラダリセット2  WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL (角川スニーカー文庫)サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL (角川スニーカー文庫)
グレート。能力に矛盾がない中で駆け引きが繰り広げられている。そして能力バトルとして高品質でありながら、切ない美しささえ漂う叙情まで見せるあたりはもはや完璧と言っていいだろう。
読了日:03月01日 著者:河野 裕
バカとテストと召喚獣7.5 (ファミ通文庫)バカとテストと召喚獣7.5 (ファミ通文庫)
順調にキャラが回っている。手堅い。
読了日:03月01日 著者:井上堅二

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2010.04.04

『ゼロ年代SF傑作選』

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ゼロ年代SF傑作選』(S-Fマガジン編集部/ハヤカワ文庫JA)を読んだ。

傑作選の名にふさわしい選集だった。と言うか、自分にとって傑作であったというべきか。なんだかんだ言いつつ、自分のSF者(にわかだけど)としての立脚点はこのゼロ年代(この単語好きじゃないけどね)にあったわけで、そのゼロ年代を代表するような作品集であり、それゆえに自分にとってもっとも面白い作品集であるのだろう。

などど意味不明な前置きは置いといて、以下各作品について。

「マルドゥック・スクランブル”104”」(冲方丁)
本編シリーズとはパラレルな話なのかな(ボイルドがいるのに09法令が成立しているところとか)。まあそれはともかくとして、普通にすごい作品。冲方氏のメインテーマであるところの、”暴力”と”倫理”の話なんだけど、それをユーモアたっぷりに、かつ痛切に描いているところがすごい。暴力は暴力に過ぎず、それによって決定的なまでに傷つく人がいる。ならばそれを否定すればよいのかといえばそうではなく。暴力によって傷つく人々を救うこともまた暴力を用いなくてはならない矛盾。その矛盾を体現するウフコック。短くも激しい暴力と倫理の葛藤は、暴力を肯定するのでもなく、否定するのでもない結末にたどり着く。ううむ、すげえ。

「アンジー・クレイマーにさよならを」(新城カズマ)
恐るべきことにこれもすごい作品。何しろ近未来の女子高生の物語とスパルタの興亡が並列して、ときにお互いに干渉し合いながら描かれるのだ。歴史と言うものからの断絶。世界からの浮遊。スパルタの存在しえなかった物語と、少女たちの浮遊する物語。スパルタは滅びた。歴史も消え去った。少女たちも滅びるだろう。だが少女たちの生きた世界も滅びるのだろうか?彼女たちの物語は続くのだろうか?すべては浮遊する(そう、飛翔ではない)物語の中に消えていくのだ。

「エキストラ・サウンド」(桜坂洋)
まあこれも悪い作品ではないんだけど…あくまでもスラムオンラインの後日談と言う意味合いの作品ですね。小粒な、まあ短編らしいと言える。ただ、こっちではリアルとバーチャルをどのように生きていくのかと言う点を、極めてアナログ(現実的とも言える)な視点で描かれているのが興味深くはあるね。

「デイドリーム、鳥のように」(元長柾木)
これがすごく困った作品でねえ…。うん、正直、全然わからん。作者が何を言いたいのかさっぱりだ。全死大戦も大概理解しにくい作品だったが、これほど意味不明ではなかったよな。そもそもラスト近くにあるサプライズがあるのだが、そのサプライズに何の意味があるのかわからなくて、ますます困惑する。素直に読んでしまうと、ただの必殺仕事人のアレンジにしか読めないんだけど…そう読んでも全然面白くないんだよなー。どうすれば面白く読めるんだこれ。

「Atmosphere」(西島大介)
この乾いた感触がたまんねえなあ。増殖するドッペルゲンガーを殺すことで世界は安定を保つとか、なんかもースゲーゾクゾクすんだけど。クールだなあ。

「アリスの心臓」(海猫沢めろん)
こいつも頭を抱えてしまった…。なんでシナリオライター上がりはこうも物語性を無視すんだよ!お前らはアイディアだけをぶちまける製造機か!!さっぱり分からんわ!!とブチ切れたいのは山々だが、まあ、落ち着くとして…。そうだなあ全然わからんなりに考えると…神の存在とエロ本の話、なのかな?神とは高次元の存在であり、次元の低い存在には想像の及ばないからこそ神であると。で、神と言うものはエロ本における女の子の存在に似ている…???だめだわからん。あと文字組みに仕掛けをするのは本当にやめてくれ。あんまおもろないから。

「地には豊穣」(長谷敏司)
文化や習俗や経験や知識が習得可能な世界になったとき、人種とは何か?個人がよすがになるものは?自分が何物にも属していないことを知った主人公は、それが偽物と知りつつも”日本人”としての基盤を求めようとするが、それによって”人間の意思”と言うものの曖昧さに直面することになる。”自分”とはどこにあるのか?特徴的な日本人としての文化を刷り込まれた自分とそれ以前は何が違うのか?ただ、文化とはアウトプットのフィルタリングに過ぎないのではないか?などなど、極めてスリリングな問いが投げかけられる。文化と言うものは幻想に過ぎないのか、あるいは繋がるものなのか。それを是とするには、ラストシーンがちと美しすぎるよなあ。

「おれはミサイル」(秋山瑞人)
もはや地上の存在など伝承のレベルに失われた空で、ひたすら戦い続ける戦闘機とそのミサイルのコミュニケーション。一度でも撃つときが、ミサイルの最高の桧舞台であると同時に存在が消滅するとき。しかし、それに対して喜びを覚えるミサイルと、複雑な思いを抱く戦闘機。これは異種間のコミュニケーションであると同時に、熱き友情の物語でもあるのだ。って、なんなんだろうなこれは…。ものすごい未来感と、レトロな雰囲気と、恐るべきサイバーな感じと、熱いバトルが渾然一体となって打ち出されるのが最後の美しくも物悲しい最後で終わる。本当になんなんだこれは…。

とまあ、一通りコメントを書いてみたけど、なんだかんだと言ってすべて実にスリリングな作品ばかりだった。途中で頭を抱えたり、意味わかんねーぞコラァ!とキレたりしたけどやっぱり楽しい。自分の理解できる領域から多少”逸脱”している作品は読んでて楽しいよな。自分の予想外の内容になるから。まあ逸脱しすぎると理解不能になるので、ほどほどにして欲しいけど…。「アンジー・クレイマー」と「アリス」はギリギリだった。「デイドリーム」は…すいません、誰かあれの読み方を教えてください。

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買ったもの

1.『グリモア―俺の脳内彼女日記』 卑影ムラサキWITH企画屋 幻狼ファンタジアノベルス
2.『B.A.D.(2) 繭墨はけっして神に祈らない』 綾里けいし ファミ通文庫

買った。

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2010.04.03

買ったもの

1.『保健室の死神(2)』 藍本松 集英社

買い漏らしていたのを買った。

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2010.04.02

買ったもの

1.『スプライトシュピーゲル』 原作:冲方丁 漫画:さめだ小判 少年画報社
2.『オイレンシュピーゲル(1)』 原作:冲方丁 漫画:二階堂ヒカル 講談社
3.『サンクチュアリ(1) THE幕狼異新』 原作:冲方丁 漫画:野口賢 集英社
4.『スケット・ダンス(13)』 篠原健太 集英社
5.『ToLOVEる(18)』 脚本:長谷見沙貴 漫画:矢吹健太郎 集英社
6.『賢い犬リリエンタール(2)』 葦原大介 集英社
7.『ぬらりひょんの孫(10)』 椎橋寛 集英社
8.『銀魂(33)』 空知英秋 集英社
9.『めだかボックス(4)』 原作:西尾維新 漫画:睦月あきら 集英社
10.『ストラトスフィア・エデン』 鳥居羊 HJ文庫
11.『笑わない科学者と時詠みの魔法使い』 内堀優一 HJ文庫
12.『彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女』 雪乃紗衣 角川ビーンズ文庫
13.『天龍八部(4)』 金庸 徳間文庫

買った。買いすぎたよ。

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2010.04.01

『スクランブル・ウィザード(6)』

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スクランブル・ウィザード(6)』(すえばしけん/HJ文庫)を読んだ。

すでに人気シリーズとしての地歩を固めているのか、すごく堅実に物語を進めていて安定感がある。とは言え、ちょっとじっくり書きすぎのような気もするが、この巻でついに物語はわりと急転直下の様相を見せてくるので一安心と言ったところ。どこまで嵐の前の静けさを続けるのか、正直、ちょっと不安になってたよ(そういう日常シーンも重要だとは思うんだけどね)。

前巻に引き続き、半ば群像劇としての体裁をとるようになってきており、登場人物全員が主人公となりつつある。姉を失ったことによる空虚さをどこかまとっている十郎や、子供らしい理想のためにひたむきに頑張る月子のメインを初めとして、戦いを求め続ける能勢や成長著しい駿介(一巻からは考えられない成長振りだよな)、積極的なアプローチをかける唯里など、とにかく登場人物全員に見せ場が用意されていて、作者はキャラクターみんな好きなんだなあ、とか思いました。全員を描こうとするから本編がちっとも先に進まないと言う側面もあるが、まあ、これはこれでいいもののような気もする。

おそらく大ボスとなるであろうマクスウェル社が本格的に動き出してきたのは良。ちゃんと組織として搦め手から攻めてくるあたり、じわじわとした恐さがあっていい感じ(やっぱり組織はきちんと組織力を駆使して欲しいよなー)。いつの間にか逃げ道を失ってしまう月子の恐怖感とか、わりと上手く見せていたように思う。

とにかく人間関係が異様にこじれまくっているので、ここからどのように動いていくのかさっぱり読めないところではあるのだが、十郎が組織に対してどのように立ち回るのかがポイントかね。十郎は局地戦に強いキャラなので、無双は難しいところので、どこかに内通者か組織を味方につけるか自分で組織を作るのどれかを選ばざるを得ないと思うのだが…。なんかこのキャラの多さを考えると、十郎を中心に組織を立ち上げることも不可能ではないような気がしてくるなー。

まあ、続きをのんびりとまつことにして。そろそろ話しが混乱してきたので、再読してもいいかもしんないな。

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