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2009.12.11

『えむえむっ!(8.5)』読了

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えむえむっ!(8.5)』(松野秋鳴/MF文庫J)読了。

図らずも”はがない”2巻との共通点としてバーチャルゲームが…どういうシンクロなんでしょうね。まあそれは別にどうでもいいことです。本編の方はいよいよ煮詰り始めて大変なことになっていますが、今回はその辺りは忘れて、第二ボランティア部のハチャメチャなアドベンチャー。今度はバーチャルゲームの世界で冒険だ!+α、とのこと。

しかし、なんと言うかこの作品はすごいですねえ…。読みながら改めてしみじみと思ってしまいました。あちらこちらにギャグを仕込みながら、ストーリーそのものは極めて真面目。友情と努力と勝利のジャンプ主義で構成された王道ストーリーになっています。…が、ただ一点、太郎が”変態”であるということだけでそのシリアスなストーリーが全部台無し。太郎の職業が”変態”だというだけで大概ですが、その後順調にランクアップして”ド変態”になったりして、もうその過程があまりにもバカバカしくて最高すぎました。なんだこりゃ。

後半に進むにつれてどんどんインフレしてくる物語のスケールに正比例するかのごとく太郎の変態レベルも上昇し、もはやこの上なくシリアスかつ熱血なシーンであるはずなのに大爆笑シーンでもあるという後半のテンションは異常。いや、いつも通りといえばいつも通りなんですよ。しかし、この上なく熱い、なんの役にもならないと思っていた太郎の力がギリギリが覚醒!大逆転!しかし、大魔王には更なる力が!!絶望に打ちひしがれる太郎!だが!だが!!仲間たちの熱い想いが奇跡を呼ぶのだ!!!!…と言う熱い展開に僕はただ腹を抱えてのた打ち回って笑っていたのでした。死ぬかと思いました。挿絵も超カッコいい(本当)のに、カッコよければカッコいいほどに爆笑してしまうのです。久しぶりに松野マジックを堪能いたしました。ありがとうございます。ラストのオチも含めてすべてが予定調和でありながら、なぜか笑えてしまうのは、本当にマジックとして言いようが無い気がします。

ところで、以前から本編とは関係の無いところで従妹の七葉さんがプッシュされているんですが、一体これはなんなんでしょうか?最初は腹黒ツンツンキャラに見えて、太郎の優しさ、凛々しさ(本当にこれで変態でなければねえ…)に触れてデレモードに突入しています。でも、全然本編とは関係ありません。メインキャラとのからみもありません。

…本当になんなんだろう?

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