『コップクラフト Dragnet Mirage Reloaded』読了
『コップクラフト Dragnet Mirage Reloaded』(賀東招ニ/ガガガ文庫)読了。
かつてゼータ文庫から刊行されていたドラグネット・ミラージュのリメイク版。ガガガ文庫よ良くやった!と褒め称えたい。2巻でフェードアウトするのはあまりにも惜しい作品だったからな。あとがきの26話(巻?)は冗談だとしても、今後も継続して続きが出るのであればまったく文句はありません。
まあ、基本的なストーリーはオリジナル版と同様なので、それほど書くことはないんだ。ファンタジー的な設定の上で、アメリカ刑事ドラマ的な展開が相変わらず良い意味でバタ臭い。そこがとても良いんですよね。たぶん作者がそのあたりのドラマが好きなんだろうなーと思わせられる。主人公のマトバ・ケイが実にハードボイルドな男なので、作品が引き締まっていると思う。
…ただなあ…リメイクに当たっての改変点が大きく一つあって…なんでティラナがロリ化してんだよ!以前のように巨乳美女では駄目ですか。ああそうですか。ラノベ的売れませんか…。いや、まあ別に良いんですよ?良いんだけど…これでケイと何かあったら完全に犯罪だよな…。ケイは今まで通り30才前後の男盛りだけに、ティラナのローティーン化が不安でいっぱい。…ま!ロリ化したティラナ可愛いけどね!(お前と言う奴は…)まあこれでラノベ読者に対してもキャッチーになっているので、これはこれで良いんだろう。
イラストも篠房六郎から村田蓮爾に変更。篠房六郎の匂い立つような男くさい絵に慣れた自分からすると、村田蓮爾はちょっと綺麗過ぎるかなー。これはこれでカッコいいし、ロリティラナは可愛いんだど(しつこいよ)。
内容としては、ケイとティラナの凸凹コンビが、いがみ合いながらも信頼関係を紡いでいくというまさしくプロローグ的な展開で、堅実なものだ。地味な捜査と派手なアクション、適度なお色気…はないが(ティラナに対しては犯罪だ)、二転三転する物語と、非常に手堅い作品である。売り上げ次第なんだろうけど、このまま継続して続刊を出して欲しいものである。さあ、みんなも買うんだ。買おうぜ?
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