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2009.10.06

2009/10放送開始アニメ(ファーストインプレッション)その2

10月開始アニメのファーストインプレッションその2。こうしてみると原作付のものばっかだね。原作で売れているからアニメでも売れるだろうと言う計算と言うか安全パイを確保している感じがちょっとね。まあバスカッシュと言う事例もあるし、オリジナルと言うのもリスク確保が難しいところではあるのだが…。アニメに企画レベルから立会い、物語のアウトソーシング化を進めていた冲方丁はやはり先見の明があったんだろうな。オリジナリティのある、かつ高品質なアニメを作るには、物語の専門家を巻き込む必要があると思うんだけど、これは小説家にもリスキーだから、なかなかこれも難しいか…。

『とある科学の超電磁砲<レールガン>』
鎌池和馬、冬川基原作。原作は既読。原作についてはけっこう好きな作品ではあるので、そこそこに期待はしていたような気がする。大体はその期待に違わぬ高品質な作品ではあったのだが、原作のストックが少ないせいか、原作の一話をほぼ30分かけて消化している影響か、非常に演出に”間”が多い感じ。良くも悪くもゆったりとしている。まあ科学都市で生活する超能力少女たちのガールズライフという観点からはそれほど悪いものでもないのだろうが…。噂では2クールやるらしいので、これくらいのペースでないと、オリジナル要素をガンガン入れるにしても持たないよね。とくに粗もなく非常に高品質で、良い仕事をしているなーと思う。

『天体戦士サンレッド 第2期』
相変わらずパネェ。気象戦隊ウェザースリーOPの本気の作り込みには感動さえした。内容も相変わらず苦労人で超いい人なヴァンプ将軍に、口は悪いし態度も悪いがツンデレなレッドさんの、相変わらずの日常を描いていて本当に美しい。ただ、前回ほどネタに走ってはないいない感じかな?わりと真面目な作り。監督交代の影響が出ているのかもしれないな。まあ面白いからいいです。

『戦う司書 The Book of Bantorra』
原作既読。自分は脚本家としての岡田麿里には非常に信頼を置いているのだが、それでもこれは悪手だと思うな。視聴者を画面に惹き付けようという意図があまりにも少なすぎる。武装司書とハミュッツと人間爆弾など、要素を一度に出しすぎて視聴者は置いてきぼりじゃないか?小説でも世界観があまりにも独特すぎて、飲み込むのに時間がかかると言うのに…。まあ世界観についての説明が少ないのは原作も同じだけど、小説とアニメの媒体の違いもあるので、分かりやすいフックがないと飽きられてしまうのでは。なにしろ原作を読んでいる自分でも分かり難いと思ったもん。オタク向けの萌えキャラも出ないしなー。あと、個人的には自分の最大のわくわくワードだった”神立”バントーラ図書館とか、全般的にかっこいい異世界が見えてこないのが残念だった。バトルなんか別になくてもよかったよなー(ますます窓口が狭くなりそうだが)。

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