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2009.08.02

『ヴァーティゴ』読了

ヴァーティゴ』(深見真/幻狼ファンタジアノベルス)読了。

表紙とあらすじを読んで、どうせいつもの深見真なんだろうなと思いながら読んだら、本当にいつも通りの深見真だった。まあこのあらすじは半分嘘あらすじだけどな。嘘はついてないけど、別に重要でもないと言う。まあ、あまりにもいつも通り過ぎる作品に、編集者が少しでもキャッチーさを演出しようとして先走ったんだろうな、と思うとまあいいかと思う。でも、このあらすじから興味をそそられて読んだ人にとっては詐欺か、よく言っても誇大広告だよな。別にいいけど。

と言うわけで特に語るべきことも多くないが、要するにマッチョなガチレズメスゴリラたちがバトルってぶん殴って犯罪者どもをぶち殺すという、中二病と言うにもはばかられる内容でござりんす。電脳描写とかサイバーな表現とかも言及する必要があるのかもしれないけど、どう考えても重要ではなさそうだしな…。単にメスゴリラたちがなぜメスゴリラなのかという理由付けにしか使われていないような…。まあつまり深いことは気にするな。

で、主人公二人によるレズ物かと思わせておいて、実はお互いに意中の相手がいるという。最初は、オイこら、なんだそりゃ!とか思ったが、要するにこれは普通にバディ物を書くつもりだったんだろうなー、と言うことに思い至った。まあそれならこの設定も普通か。全員女であることを除けば。

そんで、例によってセックス&バイオレンスで、バディ物で、まあここまで深いことを考えなくてもいい作品と言うのもある意味壮観だなーと思いながら読んだ。つまりまあそういう話だ。決して否定的な意味ではなく。でも、これは深見真に慣れている自分だからであって、普通の人がいきなり読んだら、なんだこりゃ、以外の感想は出てこないような気もするなあ。その意味では一見さんにまったく不親切な話ですね。

まったく、作者はもう少しサービス精神と言うものについて考えた方が良いのではないか、と思うのだった。作者が好きなだけではなく、読者が好きなものももう少し考慮していただきたい。以上。

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