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2009.07.12

買ったもの

1.『バビル2世(6)~(8)』 横山光輝 秋田文庫
2.『その名は101(1)~(3)』 横山光輝 秋田文庫

自分の中で横山光輝ブームが発生。バビル二世をあっという間に読了し、続編の101まで買ってきた。いや、これは本当に時代を超えて残る少年バトル漫画の傑作。と言うか、今の少年バトル漫画は本当に横山光輝を見習うべき。この人の作品の登場人物は、全員が常に最善策を選択し、油断も過信もしない次元で、戦いの駆け引きが行っているところが本当に素晴らしい。そりゃ、悪役側が個人能力で劣るのなら、まず相手を疲弊させ、さらに人海戦術で攻め込み、万全の状況で打ち倒すのは当然だし、ヒーロー側も自分が疲弊されるだけとわかった瞬間に政府と協力して組織力をバックにつけるもの当然の手段だよなあ。当然の手段を当然に行う駆け引きには痺れるぜ。

そういや誰かが言ってたけど、バビル2世とヨミさまって、たしかにネウロとシックスの関係に似てるね。片方が個人能力で圧倒的に勝るが、片方が組織力で勝り、後者の勝利条件は前者の消耗によって満たされるという点が。もっとも、ヨミさまは部下思いだけど、シックスは部下を駒としてしか思ってないから、ボスにするなら圧倒的にヨミさまが良いよね。

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コメント

横光ですかぁ。バビル二世は、高校か大学のときに途中まで読んだんでけど、覚えてませんねぇ。

ネウロとシックスの関係は、最後に逆転してる気がしますねぇ。弱体化していき、警察の組織力に頼ったネウロと、強さは変わらないけど、どんどん仲間を切り捨てていったシックスの構図は、最初の二人の頃と正反対になってるんですよね。

投稿: ub7637 | 2009.07.12 21:56

昨年浪人しているときに通っていた図書館でバビル2世とその名は101を読みました。まとめて置いてあることが少なかったから、ばらばらに読んだんですが、確かに面白かったですね。
でもそんなに絶賛されているな改めてら気になりますね。夏休みにでもまとめて読み直してみようかしら。
古いマンガとかでも他におススメがあれば紹介してもらえると嬉しいです。
テストが終わればかなり時間作れるので読んでみたいので。

投稿: てれびん | 2009.07.12 22:07

>ub7637さん

そうそう。国家権力を利用することは、主人公側としても全然悪いことじゃないんですよね。力が衰えているなら、権力を使う。こういう当たり前のことを当たり前にやってくれたからこそ、ネウロはあそこまでの完成度を誇っていたのだ思います。この辺りの展開、バビル2世の構図ともよく似ているので、けっこう参考にしたんじゃないか、とかんぐってしまいます。

>てれびんさん
いやー、バビル2世がこんなに面白かったのは、なんか現在のバトル漫画に対して溜まっていた不満が解消されたってのもありそうです。”お前ら、なんでわざわざ一対一でバトルしているんだよ!”とか”やったぜ!”とか調子のってんじゃねえよ!とかそういう不満がバビル2世のあまりのハードさに魅了されてしまったという可能性もありそうなんで、個人的な体験だと思うんですけどね!

投稿: 吉兆 | 2009.07.13 00:49

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