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2009.07.27

『カンピオーネ!(4)英雄と王』読了

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カンピオーネ!(4)英雄と王』(丈月城/スーパーダッシュ文庫)読了。

下半身ついていないんじゃないか疑惑も3巻で晴れた我らが草薙護堂さんですが、天性のたらしっぷりを発揮して、リリアナさんのハートを見事に射止めてくださったのはさすが作者出来ておるのう、と感心せざるを得なかった。二巻ではそんなそぶりをまったく見せなかっただけに、今巻におけるリリアナさんのデレっぷりと言うかむしろメロメロぶりが大変にかわいやらしく、ゲヘヘ、と下種な欲望を満足させるに十分な展開。清純な乙女にキスを強要する作者、と言うか物語の要請がマジ外道。なんだこの作品は。護堂さんにわずかでも好意をもった女性はキスしなければならないという大宇宙の意思でも働いているんじゃないのか。そんなことを思うくらいに、物語の状況が、戦況が、キャラクターが、あと正真正銘の神様が、とにかくありとあらゆる因子が二人をキスさせる方向に向かわせていることにちょっとした宇宙的恐怖を感じた。本当に頭の悪い話だなこれは(褒め言葉)。そして運命に抗い続ける護堂さんとリリアナさんが、ついにその運命に屈するところがオレ的この物語のクライマックス。それまで溜めに溜めた抑圧の反動か、すさまじい密度で爆発するちゅっちゅ空間の濃密さはもはやジュブナイルポルノレベル。清純な乙女にこんなことをさせるなんて本当に作者は悪いなけしからんイヤッフーマーベラス。そうだよ読者はみんなこれを求めていたんだよフヒヒさすが作者はよくわかっとる出来ておる。個人的にはアテナもヒロイン化しねえかなあと思うオレはちょっとどうかと思うんだけど神聖なる唇を許しているところからも考えて実はそれほど脈がないわけではないのか?まあ神様のことだし何を考えているのかわからんのだがなでもアレが欲しいよう!(幼児化)

とりあえず自分の中に淀んだ何かを吐き出すことに成功したのでようやく内容について語る。とは言え、アテナにつれられた護堂さんがペルセウスと戦って打ち破るという話以上のものではないのでとくに書くことがなーい。まあ以前から疑問だったこの世界の”神”と言う存在ってなんなの?ということについて、前巻につづいて少しずつ明らかになってきたのは嬉しいところ。英雄も神の一種なの?とちょっと疑問に思ったけど、そもそもギリシャ神話自体がいろいろな民話の集合だしな。あと、サルバトーレ・ドニ卿は、基本が出オチと言うことがよくわかりました。存在自体が出オチと言うか。護堂さんを無敵にしないために、権能を受け継がせない基本ラインを守るために登場した感もあり。とりあえず、ドニさんが出てくれば物語にオチがつくので、ある意味デウスエクスマキナの役割もあるんだろうなー。

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コメント

もはや今更ですが、何でこんなにキスシーンに気合入ってんだろ。もちろん大歓迎ではあるんですけどね(笑)。

毎回思うんですが、これだけ濃いちゅっちゅをしてボス戦に挑む護堂とヒロインの下半身は(以下略)。

アテナを四人目(?)のハーレム要員にしてしまえという悪魔の囁きが消えん。お、おちつけ自分。自分にそちらの属性は…。

次回はエリカと祐理の学園編カウンターアタックか。…ド修羅場とかはないよね?ね?

しかし、この本はちゃんとSD文庫内での地位は上がってるんだろうか。順調に続刊してる割に地方書店での扱いは並か並以下のままなんだよなあ。

大人気シリーズにならなくていいから、存在だけは許してくれ。打ち切りにだけはなりませんように(祈)。

投稿: 暗黒 | 2009.07.28 20:35

一応」、4巻の壁も乗り越えたことだし、それなりに売れているんじゃないでしょうかね。まあラノベ界隈の評価と実際の売り上げが異なるというのはよく聞く話なのでなんとも言えませんが。長く続いてくれるといいんですけどね。

投稿: 吉兆 | 2009.07.28 20:57

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