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2009.07.05

『ぼくとレギオスの旅(1)歩行する都市』読了

51hguaasbl

ぼくとレギオスの旅(1)歩行する都市』(原案:雨木シュウスケ/著:川村ひであき/角川つばさ文庫)読了。

鋼殻レギオスの児童書版。予想以上にあのややこしいレギオス世界を児童書の世界に落とし込んでいることには感心させられる。主人公、アッシュの特殊能力として、すべての無機物とも会話が出来るという能力を付与したことで、電子精霊を擬人化(と言うのも変な感じだが)をおこなっており、今までに無い電子精霊萌えとでもいうべきものがあるのはナイスなのではないだろうか。設定的にはそれほど目に付く相違は無かったが、電子精霊がバスで移動するのかーとか、児童書なのに、弱肉強食が基本になっているレギオスの在り方はどうなの、とか思ったりもするのだが…。あと、いくらなんでも子供の一人旅はさせないんじゃないか?命の危険があるんだし…と思わなくも無かったのだが、これは本編が異常なんであって、もともと旅人の存在もいるわけだから、こういう一般人の視点からすると、汚染獣と言うのはどこか遠い災厄に過ぎないんだな、と、あの世界の一般人の感覚を楽しむことが出来た。これはなかなか興味深くはあるので、原作の世界観を補完すると言う意味もあり、たんなる児童書のジャンルに留まることなく楽しむことが出来ると思うのだった。電子精霊のステラが完全にヒロインになっていたりするのは萌えポイント。もっともこれは電子精霊とも心を通わせることが出来るアッシュだからこそであって、傍から見たら電子精霊を擬人化して萌え萌えしている危ないやつだと思われているんだろうな…(2次元に恋しているようなものか?)。また、なぜか登場してきた(本当に謎だ。なにか世界観的なビックなイベントがあるんだろうか?)ニルフィリアが児童書なのに相変わらずの傲慢さと性悪さを発揮しているものの、ちょっとそれなりにおねえさんっぽいところを見せているところはそれなりに萌えポイントなのではないだろうか(しらねえよ)。そのようなわけで、単なるレギオスを子供向けにダウンサイジングしたのではなく、本編の副読本としても読める内容になっているので、本編ファンの人もチェックしてみてもいいかも。すぐ読めるしね(わりと重要)。

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