『とある魔術の禁書目録(7)』読了
『とある魔術の禁書目録(7)』(鎌池和馬/電撃文庫)読了。
例によって本が読めない病にかかってしまったのでまだ感想を書いてない本でお茶を濁します。冗談です。
と言うわけで、超電磁砲のアニメ化を決定し、おそらく本編の第二期も放送されることは間違いないと思われる禁書目録の7巻目だよー。ここからはまだアニメになっていないのである意味未知の領域だぜ。
と言うわけで、今後も重要な役目を担うことになる天草式十字教とアニューゼ部隊の登場。内容は、まあいつもの通り、上条さんが説教してぶん殴って終わるのだが、カソリッ…じゃないや、ローマ正教が本格的に物語に関わってくる展開が新しい気がする。確かに第二部開始って感じがするね。この巻で初登場する人物のほとんどが今後もレギュラーとなることを考えると、なんとなく新キャラ紹介の回と言う感じかなあ。ローマ正教ってのが、イギリス清教とどんな関係にあるのか、そして上条さんはローマ正教に対してどのようなスタンスをとっていくのか、と言う位置づけの回といえますな。物語が進んでいくうちに、敵と味方が二転三転していく展開は、なんとなく映画っぽいエンターテインメントを目指したんだろうなーと思わなくも無い。上手くいっているかというと…ちょっとあざとすぎるかな(アニューゼを悪く書き過ぎかな)、と言う感じもするので、まあいつもの通りそんなに深く考えてないんだろう…(偏見)。あと、新キャラが多すぎてちょっと描ききれてなかったりするところも、ちょっと勿体無いと思うのだが、まあこの辺りは今後も数巻かけて描いていくので悪いわけではないんだろう。
人気シリーズにしか出来ない殿様商売だけどな…。
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