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2009.04.02

『SH@PPLE(5)』読了

51yrzf2bevel

SH@PPLE(5)』(竹岡葉月/富士見ファンタジア文庫)読了

今回は短編集だったのか。どの話も他愛無いといえなくもない小さな出来事なんだけど、それもこの作品らしくもある。雪国と舞の入れ代わりから生じるドタバタというフォーマットは守られているので(一部例外あり)安心感は高いな。本編と後日談で構成された各短編はなかなか面白い。後日談がちょうどかゆいところに手が届く感じに読み手をくすぐってくれるので気持ちがいい。良い接待でござる。

以下各話感想。

「月光スキップ」
舞のたらしスキルが生んだちょっといい話。ゲストヒロインのやっていることは紛れもなくストーカー行為なんだけど、この作品内でいい話になっちゃうんですね。まあ正直、彼女の好きな相手は誰なの?と言う疑問はあるが。転校の話を聞くのが雪国で本当に良かったのかなあ。彼女は浮かばれるのだろうか(死んでない)。ところで蜜はツンデレか。

「放課後天下無双!」
バーコードファイターだっけ?懐かしいなあ。まあ例によって流行に疎い吉兆さんはガン無視だったけどな。うるせえな本を読むのに忙しかったんだよ。しかし芝目のスキルはなにげにすげえな。こんなシステムは一人で作り上げてしまうなんて。まあ実際に存在したとしたら、やはり主観という問題をクリアすることが難しいので、戦闘力換算で納得いかないところが多かろうな。ところで実は芝目が本当にドキドキしているのは女装雪国なのではないかと思っていたのだが、それが証明されたようだな。こんなに可愛いんだもん、女の子のはずがないって。

「召しませ、御用絵師」
雪国の政治センスが光る。舞と違って即応的な判断力はないけど、ややこしい揉め事を解決するのが上手い雪国らしさが出ていたかな。まあ延々とどうでもいい勝負を繰り返させることで勝負すること自体の不毛さを思い知らしめるというのは、確かに有効かもしれん。それにしてもこの世界は善人ばかりだなあ。オレのような捻じ曲がったやつには生き難そうだぜ。けっ(難癖をつけてみた)。

「トレジャーハントGO!GO!」
まあ宝探しものでドタバタ、と言う以上の説明が出来ない話だなあ。それはそれでよいのだろうが。ところで500円で一時間は安すぎると思うのだが…。ああ、別に一人に付きっきりと言うわけではないのかな?でも金儲けとしては効率が悪そうだなあ。

「ぼく、ゆきぐに」
見た目少女で中身が幼女。これって需要があるのか?…ありそうだな(こんな発想しか出来ないオレは脳が腐っている)。

「あこがれ~イカロスの乙女たち~」
マリみて編。そのまんまだ。蜜のカポイエラとは今後の伏線であろうか(あるわけない)。しかし、なんでこんな育てられ方をしてこんなお嬢様口調の娘が出来上がるのだ?謎だ…。まあ予想以上にマリみてそのまんまなので、あのへんのソフトな百合を期待する向きにはいいんじゃないでしょうか。それ以上のものではないけどなー(むろんそれでいいわけだが)。

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