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2009.03.24

バイオメガ完結

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バイオメガ』の最新刊にして完結編、6巻が発売された。めでたい。めでたいのだが、どうにも納得のいかない気持ちだった。なにしろこの6巻では突然に客観時間で数百年過ぎたりしていたり、なんともはや物語の中盤をごっそり削っていきなりクライマックスがやってきたような唐突さを感じてしまった。やっぱり打ち切りなんかなー…。ただでさえわかり難い物語が、そのせいでさらにわかりにくくなっており、伏線の回収も最低限を除いてうっちゃっており、どうにもならない。二銖は、ヒグイデは、カーダルはどうなったのよー?とか、結局、レーフに関する伏線なんて今まであったっけ?なんで複物主世界でドローンがはびこってんの?とか気になるところがありすぎる!あーこんなに面白いのに人気には結びつかないとは無常だぜー。あーあ。とは言え、物語冒頭で離れ離れになってしまったゴズロフとイオンの再開には、その間に横たわる巨大な時間と距離を経ての出会いを感じさせられて、感動的だった(この物語は実はコズロフが主人公だったんだな…)。また、最後のシーンを最初に読んでもさっぱりわからなかったのだが、何度も読むうちに、これはレーフとリルオードの純愛物語であった(レーフは彼女に追いつくために不死者となった)と言うことに気がつき、これまた壮大な物語に圧倒された。物語的にはただの裏設定に近いレーフとリルオードでさえこれほどの壮大さをもっているあたり、この作品はSFに満ち溢れているよな、と思うのだった。

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