日々の徒然(雑記)
・会話には音の違いがある。最近、そう感じるようになった。このあいだ飯屋に入ったりして、周りの人の言葉に耳を澄ませていると、いろいろな音が聞こえてきて興味深い。一番気になるのが、とある男女の組み合わせ。特に男性の側が見得を張って「~なんだぜー」とか言っているのを女性が「本当ー?」とか「すごいねー」って感じで受け答えしているのが、やたらと耳触りが悪かったのだった。女性の方は、ちょっと聞きにはちゃんと感心しているように思えるのだが、よく聞いてみると上手く感心しているふりをしているように思えるし、男性の側がやたらと偉そうに言っていることを受け流しているのがわかる(もっともこれはすべて僕の主観なので、本人たちが本当にどのように思っているのかはわからない)。この音は普通の会話と違って、すごく耳にまとわりつくのだが、どっちの言葉も上滑りしていて、本質的には噛み合っていないので、会話全体の音がなんかふわふわと地に足がついていない感じがするのだった。
・休日は、友人宅で酒を飲んで飯を食ってCD聞いたりDVDを観たりと自堕落にもほどがある一日を過ごす。『リベリオン』をちょっと観る。ガン=カタかっけーな。あと釘宮のツンデレカルタ2008年度版を視聴する。シチュエーションが上手く想像出来ないので、難易度は意外と高そう。高いから面白いか、というと話は別になるわけだが。あと涼宮ハルヒを眺めつつ寝オチ。改めてみても面白いなこれ。通しで観るのは3回目くらいなので、物語を追う必要がないためか、細かい演技とかに目が言ったり。繰り返しのだらだら視聴に耐える作品は貴重だな。そんで朝っぱらから、どういうわけか友人が買い揃えていた『オーメン』をいきなり4から観だすという暴挙に出る。1~3についてはあらすじぐらいしか知らないのだが、新章らしくて普通に観れた。主人公の女の子が悪魔の子らしいのだが、正直、そんなに悪い事をしてないよなあ。たぶんこれはキリスト教の素養がなければ、何が邪悪なのかピンとこない話なんだろうな。逆十字のモチーフを繰り返し挿入されても、日本人には怖くないしな。恐怖と言うのは、たぶんに文化的文脈に依存しているのだな、と改めて思うのだった。どっちかと言うと、悪魔の子への恐怖のあまり暴走する養母の方が怖かった。こえー電波こえー。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント