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2009.03.21

『とある魔術の禁書目録(4)』読了

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とある魔術の禁書目録(4)』(鎌池和馬/電撃文庫)読了。

や、これはあかんでしょう。これはフォロー出来ない。ごめんなさい。今回の話は、冗長、この一言に尽きる。まあこの作者は物語を語るのに修飾部分が多い傾向にあることはわかっているので、それ自体はかまわないのだけど、これは最初からわかっていることを延々と引き伸ばしているだけに思えるので、これは許容できない。ようするにですねー、脱獄犯の話が邪魔なんですよ。脱獄犯の話は、完全に読者をミスリードさせるためだけに組み込まれた話なので、基本的に物語的な意味は無いんですよね。もちろん、ミスリードさせると言う意味はあるんだけど、問題は、そのミスリードが上手く機能してないないことにある。あきらかに見え見えすぎるミスリードなので、読者としては上手く騙されたいと思いつつも、絶対これ違うよなあ…としか思えないのだ。読者としては早く核心に迫って欲しいのだが、なかなかそこまで進んでくれないもどかしさ。結局なー、ストーリー自体は、ほとんど短編のレベルなんだよなー。元々、上手く動かすにはすごく独創的過ぎる設定なので、物語を上手く転がすことが出来ていないように思える。そのあたりがすごく惜しいと言うか、勿体無いというか。どちらにせよ、高い評価をつけることは難しくなるのであった。まあこれはうがった見方をしてしまう自分だけかもしれないので、作品としての出来不出来を云々するよりも、自分は駄目だと思うと言うに止める。

どうでもいいんだが、最後のバトルについては、土御門がきちんと説明をしてくれれば良かったのではなかろうか。バトルをする意味がよくわからん。

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