雑記のようなもの
・ようやくいろいろ片付いたので、電撃文庫の新人作品に手が出せる。
・と言うわけで、早速<大賞>受賞作『アクセルワールド』を読む。冒頭のイジメ展開には、またこういうのかーとややたじろぐ。スクールカースト(って言うの?)で主人公のコンプレックスでヒロインに選ばれて唯一性を獲得してヒーロー!と言う話多いよなーと、冒頭を読んだだけで勝手に判断。
・そしたら大体そのような話であったので、その辺は予想通りだったのだが、予想外だったのは、これがやたらと面白いこと。
・思わずパラパラと再読。やっぱ気持ちいーなー。特に後を引くものは無いが、非常に居心地の良い。いつまでも物語に戯れたいと言う気持ちにさせられる。現在の流行というか王道をまっすぐに描いているのがいいんだろうなー。感想はすぐに書く。
・続いて<金賞>受賞作『パララバ-Parallel lovers-』を読み始めたのだが、一章を読んだところで時間切れになったので、一度止める。やや冒頭の入り方に、現時点では描写の弱さを感じる。これは文章の品の良さにつながるシンプルな文体であることにもつながるので、一概に弱点とは言えないのだが、シンプルさが強すぎてイメージ喚起を怠っている感じ。
・続きを読んだ。これは良い意味でも悪い意味でもシンプルな話だったなー。ニュートラルな文体は良いのだが、イメージ喚起が弱いと言うのは書いたが、最後までその印象は覆らなかった。シンプルさが魅力にまでは伝わっていないと言うか、行間があまり感じられないのよな。
・別の話。花粉症がついにやってきた。憂鬱である。春と言う気持ちの良いはずの季節が、最悪の季節となってしまう花粉症が憎い。
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