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2008.12.03

『機械じかけの竜と偽りの王子』読了

51slepbjudl

機械じかけの竜と偽りの王子』(安彦薫/電撃文庫)読了。

これはプロい。新人とか言われても全然信じられない。書き込みがマジ半端ねえ。ファンタジー+ロボットと言う設定はわりとある設定だけど、数奇な偶然によって王子として振舞うことを余儀なくされた少年の大河ファンタジーものとして期待できる一冊だった。これは是非とも続編を、なるべく長く描いて欲しいと思う。まさか電撃文庫で僕が好むタイプの大河ファンタジーをやってくれるとは想像もしていなかったので、意外な嬉しさ。ライトノベルらしい”軽さ”はあるものの、キャラクターに偏重することなく、多彩な登場人物たちの群像劇を描いており、非常にハイレベル。キャラを記号ではなくエピソードで描いているのが素晴らしいですなあ。さまざまな人の思惑が絡み合いながらも、少年らしい感性で行動しようとする部分にジュブナイル的な瑞々しさが感じられるし、主人公のビルドゥンクスロマンの要素もありそう。新たに続きが待ち遠しい作品が出来たようで、嬉しい限りであります。

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コメント

うん、読もう!

投稿: hobo_king | 2008.12.04 01:08

どうぞどうぞ、是非読んでください。何らかのきっかけになっていただければ幸いです。

それはそれとして、いつもお世話になっております。うちのアクセスの1割くらいはhobo_kingさんのブログからのアクセスです(笑)。

投稿: 吉兆 | 2008.12.04 22:58

>うちのアクセスの1割くらいは

え・・・マジすか?

投稿: hobo_king | 2008.12.05 07:25

大体、hobo_kingさんのブログおよびブックマークから30人前後の人が来ておりまして、うちのユニークアクセスが400ぐらいなので、まあ大体一割弱(大雑把すぎ)なのです。

投稿: 吉兆 | 2008.12.05 20:34

なかなか良かったと思うけどこれで電撃文庫で刊行中のシリーズが身代わり王子ファンタジー3本・・・
まぁ魔法あり、魔法なし、ロボット物とタイプは違いますが。

投稿: HT | 2008.12.20 11:10

えーと…?『タザリア王国物語』と『烙印の紋章』と『機械じかけの竜と偽りの王子』?ほ、本当だ…全部王(皇)子の身代わりだ…。

ま、まあ、王子入れ替わりものと言うのは童話からも続く伝統ある題材ですから…。電撃文庫ほどになるとそういうこともあるんじゃないかな…?

投稿: 吉兆 | 2008.12.20 14:50

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