« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008.11.30

現状

見事に風邪を引いてしまったようだ。厳しい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.28

買ったもの

1.『ミラクルチロル44キロ Aパートチロルアレンジ』 木村航 メガミ文庫

おかしいなあ…木村航の『愛とカルシウム』が出ているはずなのに…大きな本屋に最近寄れないせいで、単行本がほとんどチェックできない。まあ、僕が読むべき本ならそのうち出会えるだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.27

『黒竜潭異聞』読了

51fgollvlcl

黒竜潭異聞』(田中芳樹/光文社文庫)読了。

田中芳樹は中国ものになるとひどく生き生きとしているなあ。中国の歴史上の出来事を膨らませたのもあれば、完全にオリジナルのものもあって、彩り豊かで楽しいです。田中芳樹は短編だとその上手さが際立つな。冒険譚もあれば怪異もあるけど、共通しているのは「人間って…面白ッ!」というところ。人間の高潔さ、醜さ、矛盾を含めて、ひっくるめて描いているところが田中芳樹の特徴なのであろう。

各話感想。

「延城の少女」
12、3才の少女が包囲する敵軍を突破して援軍を求める話。まあ、本当にそれだけの話なので面白いとかそういうことは言えない。特筆すべきは、これが”史実”だという話だよな。凄い女の子がいたものだ…。

「微音殿の井戸」
なんかこのオチはどこかで聞いたことのある話だぞう…。人生が万事塞翁が馬と言うか、因果応報というか、権力を前にすると人間はどうしてこうまともな判断力を失ってしまうのか、というブラックジョークにも読める。

「蕭家の兄弟」
皇帝家の兄弟喧嘩は天下を揺るがすのう。周囲の人は大変だ。殺って殺られてやり返して。そんな思いまでして手に入れたものも、泡沫の夢のようにはかなく散る。バカバカしくも、無常観。とにかく、このアホ兄弟をなんとかしろ。こいつらのせいで何万人人が死んでいるんだ。

「匹夫の勇」
武勇のあるだけでの男は中国では生きていけない。自分、不器用ですから。なんて言っていると一生を台無しにされるでよ、と言う話。本人は、ひたすら真面目に勤めているだけなのに、その報われなさっぷりったらもう…。

「猫鬼」
爽快な冒険譚。主人公がめずらしくヒーローしていて楽しい。オチはまあ他愛もないが、それよりも主人公のその後がサラっと語られていて、そのこと自体にビビる。作者は鬼か。

「寒泉亭の殺人」
なぜかミステリ。どっちかというと清涼院系のバカミスかもな…。学生時代に書いたわりには、文体が全然変わっていないのは凄いと言っていいのだろうか。

「黒道兇日の女/騎豹女侠」
この二編は女侠、ジョウ隠(字が出ねえ。耳が三つ)の怪異譚のような冒険譚のような話。颯爽と登場して、疾風の如く去るこのストイックさがたまらんね。神秘的な美女というイメージだが、伊藤勢のイラストの力も一役かっていると思う。

「風梢将軍」
叙述トリックを仕掛けるとは!なんというかヘンテコな話であった。

「阿羅壬の鏡」
結局、この後の阿羅壬はペルシャだかあっち方まで流れていったというわけですよね?

「黒竜譚異聞」
富貴を望んだ男の栄光と末路。本来は長編になりそうな話をどうしてこんなにスピーディーに閉じてしまえるのか。勿体無い。そのまとめ方にソツがないのも凄いけど。でもまあ、ラストはけっこう幸せそう。ここまで好き勝手出来ればいいんじゃね、と言う気がする。うらやましい。まあオレだったらそもそも富貴は望まないけどな。器が小さいとか言うな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日記というか雑記

・『戦国ゾンビ』の2巻を読む。ギャース!のろのろ這いずる古典ゾンビから走るゾンビに進化しおったー!しかも、達人の射合いを受け止めると言うハイスキル。元になった人間によって、ゾンビの能力にも差異がでるのだろうか…。そして、達人武者側にもついに初めての犠牲が。回送シーンは死亡フラグよ!やめてー。あれよあれよと言う間に全滅エンド。ちょ、まてやこら!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.26

『烙印の紋章Ⅱ 陰謀の都を竜は駆ける』読了

51pnfaxfg3l

烙印の紋章Ⅱ 陰謀の都を竜は駆ける』(杉原智則/電撃文庫)読了。

主人公の組織力がまったく描写されないのが気にかかるなあ。リーダー参謀実働部隊のすべての役割を背負っている主人公は八面六臂にもほどがあるだろー。まあそれだけ彼には味方が、それも大志を共に出来る莫逆が存在しないということではあるのだろうが。それにしても、組織を描かな過ぎるのが気になる。主人公が最初にするべきことは、自分専用の間諜を見つけることだと思うんだけど…。どうやって情報を処理しているんだろ?陰謀劇を続けていくための諜報戦が、オルバ個人の領域で回っているのが気にかかった。ここまで上手く状況が推移するのか疑問だなー。まあ、かなり運任せなところが多い計画だけど、まさに自分の人生を賭けたギャンブル勝負なんだろうね。負けた時が破滅の時。果たしてどのように綱渡りをしていくつもりなのかねえ。おそらく、その生まれもあり、だれにも心を許せない主人公がヒロインと心を通じ合わせていくことが一つの道筋なんじゃないのかと思う。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

買ったもの

1.『Landreaall(13)』 おがきちか 一迅社
2.『NEEDLESS(1)~(8)』 今井神 集英社
3.『ぴにおん!』 樋口司 MF文庫J
4.『ファミリーポートレイト』 桜庭一樹 講談社

Landreaallが相変わらず超傑作だったのはおいておいて、唐突にNEEDLESSが読みたくなったので購入。昔、3巻ぐらいまで購入していたのを処分していたので、改めて。相変わらず脳みそをまったく使わないツルツルとした食感の漫画だぜ。昔の自分なら絶対に評価しなかったタイプの作品だな。と言うか、3巻で見切ったんだけどね。しかし、今になって読むと驚くほど面白い。脊髄反射的なギャグや、バトルってばかりでストーリーとかあんまりない、けっこうヒドイ作品なのにね。何にも考察する必要がない、というか無粋な作品と言うものの価値が、ようやく自分にも理解出来るようになってきたということかもしれない。しかし、この作者の幼女とパンツと臓物に対する並々ならぬ情熱をはどこから来ているんだろう。なにはともあれパンツ。バトルっててもギャグっててもパンツ。とにかくパンツを描くことに対する執着は異常。これはアレか。なにかのトラウマか。あと幼女。とにもかくにも幼女。幼女にあらずんばヒロインにあらず。あなたをどうしてそこまで幼女に執着、否、それよりもおぞましい何かを傾けているんですか。恐ろしいことである。そして、そんな幼女とパンツの乱舞に血と臓物をぶちまけるに至っては、作者の精神が本当に心配になってくる。作者は一体なにと戦っているんだろう…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.25

『福音の少年-GoodNewsBoy 闇と光を統べるもの』読了

51w1bo06tjl

福音の少年-Good News Boy 闇と光を統べるもの』(加地尚武/徳間デュアル文庫)読了。

やべえ面白い。物語の発想が実にSF的であると共に、SFのロマンティズムがたっぷりと詰まっている。切ないような愛おしいような哀しいようなラストにはやられた。ただ、少年の成長物語としては、結局、大人たちの思惑通りになっている、と言うのは言いすぎにしても、上位者の導きのままに成長していくと言うのは、(正しくはあるが)やや不満かなあ。個人的には、もっと恵自身の想い、考え、葛藤を見たかったと言う気がする。あと、最終的にSFオチをつけるためにスケールが非常にでっかくなっているのだが、その分、キャラが全然動いていない印象があって、非常にもったいない。アナって、結局、あんまし物語に関われなかったなあ。元女神という設定も、あまり活かされた印象はなかったし。物語がほとんどエリカ視点になっていて、ああ、作者はエリカが好きなんだな、と言うのはわかるんだが、その分、物語の視点がぶれてしまっている。これはエリカの恋愛物語なのか、伝奇SF小説なのか…。少なくとも恵の成長物語ではないな(主人公なのに…)。まあ、いろいろ小説としてはバランスが悪いところも多いけど、平行世界、多層世界にまで突っ込んで、キリスト教を軸に展開させていった豪腕には感服するしかありません。締め方もお見事でした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008.11.24

買ったもの

1.『COPPERS(1)』 オノナツメ 講談社
2.『超人ロック エピタフ(2)』 聖悠紀 メディアファクトリー
3.『戦国ゾンビ 百鬼の乱(2)』 横山仁 幻冬舎
4.『夢渡りプルチネッラ(2)』 大岩ケンジ 角川書店

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.23

『スクランブル・ウィザード(2)』読了

517lmmg7q6l

スクランブル・ウィザード(2)』(すえばしけん/HJ文庫)読了。

相変わらず良い。この作品が傑作とは言わないけど、この作者がさらに煮詰めて書いたら傑作を書くんじゃないか、と思ってしまうレベルでこの作品は良い。我ながら分かり難い表現をしてしまったが、とにかく良い。特に大人の視点と子供の視点の双方から一つの事件を描くことによって、そこから得て、考えていくことがそれぞれ異なっているというところが素晴らしい。大人である主人公は、事件が起きたとしても、そこでの事件を分析して対処することが可能なのだけど、子供であるヒロインは、全体の状況も分からずただひたすら目の前のことを捉えるしかない。同じ事件に巻き込まれていても、受け取っている情報が違う、観ている世界が違うというところをきちんと描いている。そんな大人の意表をつくのが、子供の作為の無い心からの言葉だったりするのも、上手いよな。作者は凄く頭の良い人なんだろうなあ、と思うのはそういうところなのだが、ややあざとさが見える気もする。ヒロインのラストのセリフは、ちょっと読者にサービスしすぎでは…これは妄想している読者がいけないのか。あれは真面目なセリフなんだ、たぶん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日記というか雑記

・『ラストレムナント』をやってた。

・しかし、ぶっ続けでゲームをする気力が沸かない。時間はあってもやる気がなあ。

・ついつい本を読んでしまう。

・『ねくろま』。ひでー終わり方だったなあ。考えてみたら、この作者、まともに物語を閉じたことがないんじゃ?グダグダ過ぎて、どこまで狭き道を歩み続けるつもりなのか本当に心配になってきた…。ここらで真面目に感動ものでも書いた方がいいんじゃないか。いや『ねくろま。』がそうだった、と言う可能性もないでもないが…。

・『幽式』を読んだ。これ傑作!すごいなーこの人どうしてこんな文章が書けるんだろうなー。ホラー不感症の自分が、読みながら鳥肌が立った。この作者(一肇)は只者ではないと思ってたけど(綺麗というわけではないけど)良い文章を書くなー。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.21

『機動戦士ガンダムUC(6)重力の井戸の底で』読了

51gh9thwtql

機動戦士ガンダムUC(6)重力の井戸の底で』(福井晴敏/角川書店)読了。

何と言うか、非常に厄い。ガンダムVS巨大モビルアーマーのバトルがあまりにも趣味的で、他の印象が全部吹き飛んだよ。頭のおかしい金持ちはやることが違うな…。権益を吸い上げる白人どもに死の鉄槌を!と、ぶち切れた大富豪が町を破壊しホテルをぶっ壊し一般市民を虐殺しまくるカタルシス!を感じちゃまずいのは重々承知の上で気持ち良過ぎ。アドレナリンがガンガン分泌されるわー。良い白人は死んだ白人だけじゃー!と言わんばかりの…いや、そのまんまの台詞を言っていたような気もするが、とにかくそんな感じの大富豪が本当に気が狂っていてマジ最高。巨大モビルアーマーも水陸両用オールレンジ攻撃防御可能というあまりにもチートすぎる性能とか、もうバカなの?死ぬの?福井晴敏は重度の中二病患者なんだな、と言う思いを新たにいたしました。こんな中二モビルアーマーとガンダムが市外戦を繰り広げてしまうあたり、興奮しすぎてもう駄目だ。チート対チートの対決!何たるインフレ。ぼくのかんがえたがんだむふぁいとをみやがれ!という福井先生の心の声を感じました。ニュータイプじゃなくてもわかります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

買ったもの

1.『ラストレムナント』 スクウェアエニックス
2.『ハチワンダイバー(9)』 柴田ヨクサル 集英社
3.『蟲師(10)』 漆原友紀 講談社
4.『怪物王女(8)』 光永康則 講談社
5.『XBLADE(5)』 原作:イダタツヒコ 漫画:士貴智志 講談社

『ラストレムナント』は濃厚なサガ臭を覚えたので買っちまったぜ。GTAⅣも途中だから購入には躊躇いもあったが。忍耐力ねえな。結論から言うと、グラフィックのすごいサガ。ロマサガと言うかサガフロンティアと言うかミストレルソング臭がプンプンします。映像的にはけっこうすごいことをやっているみたいなのに、ストイックと言うか説明不足なストーリーといい、妙にチープな演出といい、クセの強いシステムといい、どっからどうみてもサガです。一見、大作感をかもしだしているのに、この強烈なマニア志向はいったい…。賛否両論が出まくるのが今から目に見えるようだ。

蟲師はついに完結。ううむ、素晴らしい漫画がまた一つ終わったか…。作者はお疲れ様でした。次回作にも期待しております。

怪物王女は死ぬほど面白い。どうしたんだろう?自分でも驚くほどに楽しい。怪奇というかホラーと言うか、不思議な感触がある。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.20

『薔薇色にチェリースカ(4)』読了

51l2xmycuul

薔薇色にチェリースカ(4)』(海原零/スーパーダッシュ文庫)読了。

なんか変な話だなあ…と思いながらも読み続けていつのまにやら第4巻。ついにアイスヒルのプッシュがはじまったかあ…って5巻で終わりなの!?(今日買ってきた5巻の帯を見て初めて知った)…なんと言うか、すごく消化不良になりそうな予感…。

まあいいか。4巻の話に着目すると、最初にも書いたけど、ヒロがジェントルかつナイト的なナイスガイっぷりを披露してアイスヒルを陥落せしめる話。まだ陥落してない?時間の問題だよきみぃ(誰だ)。気の強いて高慢な相手を庇護下に置くっつーのは、男根的欲望をストレートに刺激されると思うのだが(下品)、引く人は引きそうな気もする…。この作者は、自分の欲望に素直すぎるというか、読者を置いてきぼりにしてでも自分のやりたいことを貫いてしまうところがあって、作家としては茨の道を進んでいるなあ、と思う。でも、自分は支持いたしますよ。この作者は、己の欲望にストレートな方が面白くなるタイプだと思いますので。まあ、えてしてこういう作風は売れないというのが相場なんだけど。このシリーズも5巻で終わりだしな…。やっぱり打ち切りなんだろうな…。思うに銀盤カレイドスコープは、たまたま読者の欲望と作者の欲望が合致しただけなのかもしれない。まあそれはともかくとして、とてもラス前とは思えないいつも通りの話だった。手放しでは褒められないけど、よくわからん面白さ(ってのも褒めていないような気がするが)を持った作品だったのだがなあ。ああ無情。あとはどのようにまとめ上げるのか期待、と言ったところか。女校長を始めとして、なにやら仕込みは始まりつつあるようだし、なんとか収まりはつけてくれそうかな。それにしても、この学園の地下には一体なにが眠っているんだ…。地下迷宮っつーか、ウィザードリーごっこが出来てしまう。本当に現代なのかこの世界…。まあ、世界は広いから、こういう学園も、あるのかも、しれない、な?(ないない)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

買ったもの

1.『ルー=ガルー 忌避すべき狼(4)』 原作:京極夏彦 作画:樋口彰彦 徳間書店
2.『ねくろま6。』 平坂読 MF文庫J
3.『ギャルゴ!!!!!(4)-地獄天国直通大全-』 比嘉智康 MF文庫J
4.『薔薇色にチェリースカ(5)』 海原零 スーパーダッシュ文庫
5.『カンピオーネ!Ⅱ 魔王来臨』 丈月城 スーパーダッシュ文庫

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.19

『オウガにズームUP!』読了

51da49zgu3l

オウガにズームUP!』(穂史賀雅也/MF文庫J)読了。

穂史賀雅也待望の…たぶん待望の新作(僕だけが待望だったとかないよな)。しかし、ずいぶん普通のラブコメになっちゃったような?少なくとも、導入としては落ち物というか、突然の人外ロリの嫁の新婚の話であるわけで、非常な既視観を覚える。あとファンタジー描写も封印している感じもするので(皆無じゃないけど)、本当に主人公とヒロインのドタバタを描いている作品になっている。まあ、悪いわけじゃないけど、僕が穂史賀雅也に期待しているものとは大分違ってきているような気もする。もっとも、主人公のキャラクターはなかなか興味深く、前向きなのか後ろ向きなのか諦めがいいのか悪いのか良く分からないところは作者らしさもあるように思う。なんかこいつ、巻き込まれながらも妙に余裕のあるリアクションをするんだよな。人間が出来ておるのう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

買ったもの

1.『狗牙絶ちの劒(2) -刀と鞘の物語-』 舞阪洸 角川スニーカー文庫
2.『イエスタデイをうたって(6)』 冬目景 集英社

狗牙絶ちを買ってしまった。どうせ話はすすまねえんだろうなあ…別にいいけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.18

買ったもの

1.『幽式』 一肇 ガガガ文庫
2.『此よりは荒野 Gunning for Nosferatus1』 水無神知宏 ガガガ文庫
3.『お茶をにごす。(6)』 西森博之 小学館
4.『史上最強の弟子ケンイチ(31)』 松江名俊 小学館

水無神知宏の新刊が出るなんてガガガ文庫やるなあ。褒めてやるッ!一肇の作品も嬉しい。わりと好きなんです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『えむえむ!(6)』読了

51n32vl6vpl

えむえむ!(6)』(松野秋鳴/MF文庫J)読了。

とくに何も言うことがない話と言うのはライトノベルにはいくらでもあって、感想を書くことそのものが無益にしか感じられないと言う表現はある種の褒め言葉であろうとも、それでも無理やり言葉を吐き出すのがこのブログの趣旨のはずなのだが、それでもなお言葉を紡ぐのが非常に難しい。だって読み終えた瞬間に内容を忘れているんだもん。すごいなこの作品は…。まあ何はともあれいつものように楽しかったですよ。楽しかっただけの作品とも言うが。せっかく物語が進みそうな伏線を以前に張ったわりに、まったく活かす気がないのはどういうわけなのかと問い詰めたく思うけれども、それもツッコミどころとは違うのかなー。難しい。天才発明少女の柊関連の話は、ジョジョネタを活用してきたことにやや驚く。もっともサイヤ人ネタと微妙にかぶっているような気もするけれどもまあいいか。あ、そういえばクリスマス関係でついに美緒の物語が動き始めてきた印象があったなあ。彼女の暴走がやけにおとなしくなってきている背景には、おそらく太郎が美緒に踏み込み始めたことと無関係ではあるまい。つまりデレ。壮絶なドSでツンが強すぎた彼女がついにデレ始めてきたと言うことであるわけで、物語的には結構重要ではないかと思う。彼女が完全にデレたら、物語を駆動するものがなくなるわけで(彼女が太郎の性癖を治そうとすることが、この物語を動かす起爆剤となっているので、それがなくなるだけで物語の構造はかなり変わってくる、ような気がする)、物語は地味に終着に向かっていると言って良いのではないだろうか。どうでもいいんだが従妹子ちゃんがすごくどうでもいいキャラ設定なんだがどういうことだ。どうでもいいか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

買ったもの

1.『魔法先生ネギま!(24)』 赤松健 講談社
2.『おれはキャプテン(18)』 コージィ城倉 講談社
3.『一年生になっちゃったら(1)(2)』 大井昌和 芳文社
4.『神曲奏界ポリフィニカ クリムゾンS(1)』 榊一郎 GA文庫
5.『護樹騎士団物語Ⅸ 夏休みの戦い』 水月郁見 徳間書店
6.『ハルカ 炎天の邪馬台国』 桝田省治 エンターブレイン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.17

『マーベラス・ツインズ契(3) いつわりの仮面』読了

51je4n6clwl

マーベラス・ツインズ契(3) いつわりの仮面』(古龍/ゲームシティ文庫)読了。

江玉郎のあまりのゲスぶりに慄然。父親の江別鶴の馬脚がどんどんあらわれて行くのに反比例して、こやつの悪漢ぶりは留まるところを知らんな。まだまだ未熟なところもあるけれども、根本のところには、父親のような「負け犬」臭が無いところがコイツの凄みか。小魚児のような挫折を味わっていないゆえの傲慢さなのかもしれないが、例え負けたとしても、並みならぬ執念で勝者を追い詰め追い落とすような不気味さがある。女も簡単に騙して利用するしな。ついに”あの人”まで手をかけるとは…。ゲスはゲスだが、ある意味で凄いやつだ。

小魚児と花無缺の微笑ましい友情も見所。期間限定の友情、と言うわりにはあまりにも息が合いすぎていて笑える。どこまでツーカーなんだよお前ら。小魚児の危機には必ず駆けつける花無缺のヒーローぶりが面白い。小魚児と銅先生のやりとりはほとんどコントのレベルだけど、ツッコミが即死につながるところが恐ろしい。でも小魚児には珍しくも無いよな、そういうの。

恋愛方面では花無缺のあまりの不器用さが光りまくっている。初めての友情と初めての恋。どちらをとっても苦しみにつながる花無缺の明日はどっちだ!それとむやみにフラグを立てまくっては壊す小魚児は本当に何とかしてください!お前のせいで何人の女性の人生が狂ったと思っているんだ!罪な男だなあ。

あと、燕南天の”正体”については、「古龍先生って……」と思った。絶対、行き当たりばったりで思いついたに違いない。今更そんな事を言われたってなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日記というか雑記

・休日は、酒飲んで肉食って、酒飲んでピザ食って、だらだらアニメを観たり本を読んだりしていたらいつの間にか終わってしまったー、と、まず更新しなかった言い訳から始める自分はほんとうに姑息だと思う。

・まあ、『ソリッドファイター完全版』と『風の邦、星の渚 【レーズスフェント興亡記】』を読了できたのは嬉しい。『ソリッドファイター』は、幻の三部作が読めるというだけで大興奮。発表当時はピンとこなかったところもあったのだが、今読むと傑作のような気がしてきた。ゲームというある種、空虚なるものにかける青春、というやつだ。『風の邦、星の渚』は中世の街づくりシュミレーションみたいな印象。SF的要素は控えめか。中世の話なのに、街づくりにかける男たちのプロジェクトⅩみたいだったなあ。どうでもいいけど、NTR好きーにはたまらない展開かもしれません(どうでもいい)。

・『聖家族』も読むつもりだったが、さすがに時間が足りなかった。来週にするかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.15

『MA棋してる!(1)』読了

51ueadxofzl

MA棋してる!(1)』(三浦良/富士見ファンタジア文庫)読了。

将棋魔法というアイディアがすべてだよなー…これ。基本は魔法少女ものの正統というかスタンダードを突っ走っていて、まったくブレがなく、真っ向から面白さを追求しているところは褒めるべきところか。その通常の魔法少女に、将棋魔法と、それに付随して巻き起こる丁々発止の駆け引きが新しい面白さにつながっているように思う。バトルする相手がC+魔法という言わば異種格闘技戦になっているところも興味深く、将棋魔法とのどのような噛み合いをするのかというところも面白かった。こんな変な設定なのに、少女の友情と勇気の物語になっているというのも不思議なものだなあ…。まあ、駆け引きの部分の面白さについては、この作者に不安はないわけだけど、”女の子の物語”としてどんなものになるのかは、まだ分からないかな。一定以上には面白くなりそうだけど、作者の新しい次元が見えてくるのかどうか…。ちょっと様子見ということにしておこう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.14

買ったもの

1.『超自宅警備員ちのり』 小幡休爾 GA文庫
2.『神曲奏界ポリフィニカ レオン・ザ・リフレクター』 大迫純一 GA文庫
3.『迷宮街クロニクル(1) 生還まで何マイル?』 林亮介 GA文庫

1は、本屋で立ち読みしたら、あまりの冒頭のくだらなさに思わず吹き出してしまって…オレの負けだ。2は…しかし、ポリフォニカって本当に毎月出るな。3はWeb小説版も読んでるけどー…まあウィザードリィだし、買わないわけにはいかないじゃん?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『とらドラ9!』読了

518vhscucvl

とらドラ9!』(竹宮ゆゆこ/電撃文庫)読了。

と言うわけで竜児のターン。つっても動きようがねえんだけどさ…。それでも自分なりの答えを出そうと足掻いていたら、起こしてはいけないものまで呼び起こしてしまったという。つまり、”竜児の問題”である。今まで、なんだかんだで竜児は他人のことばかりやってきた。大河とともに走ったことも、亜美に手を伸ばしたことも、ぜーんぶ自分のことなんて考えていやしねえ。でもねー…冷静に考えれば、大河や亜美や実乃梨と同じくらい、竜児も背景をかかえているのだ。思い返せば、一巻の時点でその種はまかれていた。彼が悩んでいたことはなんだった?大河を応援してやろうと思ったその気持ちの根本には何があった?彼が高校生にしてはハイレベルな家事スキルを持ち、家を守った理由は何?…それは、自分がアウトサイダーであり、”ふつう”の中にはいないという気持ちではなかったのか(余談だが、アニメのとらドラはこのあたりの葛藤がかなり省略されているので、小説とは基本別物と考えた方がいい。物語の閉じ方もオリジナルにした方が収まりはよかろうなあ…閑話休題)。その、言うなれば竜児の闇が表面化してきている。本当に、自分は、望まれた子供だったのか?それは問うてはならない言葉。聞いてはならない答えだ。でも、一度口にした言葉は取り戻せない。消えてなくならない。竜児の想いはどこに行くのだろうか。

蛇足。亜美はやはり退いてしまった。まあ、自分のことだけを考えるには、彼女は優しすぎたな。そのあり方に賛成は出来ないけど、実乃梨の言うとおり、自分の幸せぐらい自分で決めたっていい。選んだそれが正解だ。あと実乃梨。彼女の幸せには、友人を不幸にして成り立つものではないんだな。その想いが、前巻までは空回っていて、実乃梨を物凄く自分勝手な女に見せていた。傲慢とさえ言える。なぜなら大河の気持ちを無視していたのだから。しかし、今は違う。彼女は大河に選択肢を見せた。突きつけた。その上で、”自分の気持ちをきっぱりと切り捨てた”。大河の選択がどのようなものになるにせよ、実乃梨と竜児が付き合う展開はもはやない。それが実乃梨の選択であり、誠意なのだ。大河は…もはや取るべき道は多くない。おそらくはこれは反復の物語となるだろう。竜児が大河にしたことを、今度は大河が竜児にするのだ。与えられる側から、与える側になる。それこそが唯一二人が対等になる関係への道だからだ。そこまで行けば…まあ、これ以上言うのは無粋か。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.13

日記というか雑記

・『され竜DD』の2巻を再読中。感想を書くためにさらっと目を通そうと思ったら読みふけっていた。まあ良くあることだが、なかなか読み終わらないので積読がさらにたまるなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.12

『サーベイランスマニュアル(3)』読了

51z9ournt8l

サーベイランスマニュアル(3)』(関涼子/GA文庫)読了。

これまで母であり姉であり女神であった寧が、一人の少女としての領域に下りてくると言うのが二巻からの物語テーマであったようだ。かわいそう、と言う言葉通り、周囲を一段上の目線から眺め、透徹した寧の存在は、すでに無い。いるのは、少年に自分が受け入れてくれるのかどうかと言うことに想いに怯える一人の少女だ。神権の失墜。偶像の破壊。しかし、それこそが人間らしさと言うものではあるのだよなあ。超越から凡俗へ。超人から凡人へ至る道を、寧は歩み始めたのだ。良きかな。

しかし、状況が彼女をただの平凡なる少女のままにはしておくことは無い。彼が、彼女を受け入れてくれるかもしれない亮輔が、自らを犠牲とする殉教者としての道を歩み始めている。すべてを救うための供犠。救世主の歩みだ。彼にはもはや他の道を取る事は出来ない。平凡な幸せに背を向けて、大きな目的に殉じていく。凡俗から超越へ。それは寧と正反対の道だ。

二人の望みは同じ。どちらも相手の幸せを願っている。しかしその行為はすれ違っている。相手のことを思うがゆえに、相手の望みに気がつかない。それは愚かしさではある。だが、まだ手遅れではないはずだ。まだ結果は出ていないのだから。今にも失われんとするものを、彼らはつなぎとめることが出来るのか。出来ないのか。つなぎとめたところでそこに幸福はあるのか。それすらも分からない状況の中、おそらくは物語の最終局面へ続く。

彼らが最良の選択肢を得ることが出来ますように。それはフィクションに対してさえも願いたくなる、祈りである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

買ったもの

1.『回帰祭』 小林めぐみ ハヤカワ文庫JA

小林めぐみがハヤカワ文庫からかー。え!?という気持ちと、やっとか…と言う気持ちが半分くらい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.11

買ったもの

1.『生まれてくる子供たちのために』 浦賀和宏 講談社
2.『貧乏神がっ!(1)』 助野嘉昭 集英社
3.『タイタス・クロウの帰還』 ブライアン・ラムレイ 創元推理文庫

浦賀和宏…これはひどい…。絶句…するしかない…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『キノの旅(12)』読了

51ept9xg2cl

キノの旅(12)』(時雨沢恵一/電撃文庫)読了。

えーと、自分はなんら政治的立場によって立つことはありません。と、とりあえず言明しておくか。相変わらずオブラートに包むと言うことを知らない身も蓋も無い内容はいつも通りでした。今回はショートショート集と言ってもいい短い話ばかりだったこともあってか、いつも以上に投げっぱなしだったなあ。人生万事塞翁が馬、とでもいいますか。んまー人間の幸福なんてものは考えようなんじゃね?と言う話が中心だと読んだ。あと常識と言うものは幻想だー!と言う話な。まあこれも読み方の問題かもしれん。とはいえ、いろいろな話を手を変え品を変えてきちんと落としているのはえらい。落ちていないように見えるけど、ちゃんと読むと全部落ちている。ショートショートは普通の作品よりも難しいと思うのに、良く作るなあ…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.10

アニメなど

・「魍魎の函」
京極堂の細君が超絶に美女だった。耽美極まりないこの作品の中でも頭一つ飛びぬけている印象。しかも声が皆口裕子。完璧だ…。あと榎木津の隣にいた美少年が気になった…原作の面影ねーぞ…。

・「ガンダム00」
なんかコードギアスみたいなインパクト重視な展開。まああれほど高速展開ではないが。面白いけど思想的な面はどこにいったのか…。ラストのザジとルイスとネーナが戦場に集うという波乱しか見出せない幕切れにはびびる。

・「天体戦士サンレッド」
言及するのをすっかり忘れていたのだが、この作品はすばらしい。今期でも一、二を争う出来栄え。言い過ぎか。だが無意味に細部にこだわった内容には感服。無意味に豪華な作画陣とか、無意味に(ピンポイントで)豪華な声優とか。本当に無意味な方向にこだわっている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

買ったもの

1.『ソリッドファイター【完全版】』 古橋秀之 メディアワークス
2.『かんなぎ(6)』 武梨えり 一迅社

昨日の購入報告に書き忘れていた。そんなに塵骸魔京が嬉しかったのか…。

ともあれ、ソリッドファイターを手に入れることが出来たの僥倖。アニメイトで店頭販売しているという話を聞いて、一刻も早く手に入れなくては、と思っていたのだが、ようやく購入できた。一安心。

あと、今日買ったもの。

3.『カブのイサキ(1)』 芦奈野ひとし 講談社
4.『ギャンブルフィッシュ(9)』 原作:青山広美 作画:山根和俊 秋田書店
5.『黒猫の愛読書Ⅰ 隠された闇の系譜』 藤本圭 角川スニーカー文庫

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.09

買ったもの

1.『百歌絵巻 塵骸魔京公式読本』 ホビージャパン

ゲームが発売されてから3年も経つというのに、今頃になって公式読本が出るとは予想だにしていなかった。8月に発売されていたのか…。内容は本当に今更の話。裏設定とかスタッフコメントとか。まあ、塵骸魔京は僕の愛するゲームの一つなので満足している。何より注目したいのは、塵骸魔京の新展開が言及されていること。正直なところ、続編とか別ルートとかはほとんど諦めていたので、かなり嬉しい。とりあえずはホビージャパンから小説か。楽しみだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『私立!三十三間堂学院(8)』読了

51deqztosdl

私立!三十三間堂学院(8)』(佐藤ケイ/電撃文庫)読了。

面白い。婿を探しに転校して来た喧嘩番長お嬢様がやっぱり誤解に誤解を重ねてどうしようもなくなってしまうのをスールの誓いとガチバトルによって何とかしてしまう話。我ながらなんて的確な要約だろうか。かるらことガル子は男として育てられたわりには、その性根は見事なまでに女の子なのはギャップ萌えを狙ったのだろうか。内面が少女マンガ的妄想に満ち溢れていて、お嬢様としては間違っているようなむしろ正しいような…。まあ乙女なんだからいいのか。複雑怪奇な人間関係が上手く理解出来ないで、どんどん追い詰められていくのは、スラップスティックに描かれているけど、深刻なディスコミュニケーションの話ではあるので、つらいところですねえ。それでも、いかなる状況にあってもガル子の味方をしてくれる存在がいた、というところが彼女の最大の救いであったのだな。持つべきものはスールっすねー(違う)。

これでヒロイン全員集合か。31人?あれ2人足りないような気がするけど…なにかの仕込みかしら。ここからどのように話を展開していくのか、今ひとつ読めないのだが、まさか本当に権謀術数群雄割拠な恋愛戦国絵巻に移行するのだろうか。ありえない話じゃないか…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.07

日記というか雑記

・眠い。ひたすらに眠い。早く寝よう。

・読んだ本のメモ

・『スクランブルウィザード』の2巻を読む。ヒロインが12歳だから、いまどき流行り(?)の小学生ヒロインなんだけど、全然そんな気がしないなあ。やっぱりイラストの問題?制服を着ているからあまり小学生というイメージがわかないのかも。学生服は、やっぱり中高生の記号だしな。きちんと日常と非日常を区分けしているところが良い作品。

・『黒竜譚異聞』を途中まで読む。めっぽう面白い。日本ではあまりなじみのない南北朝から隋唐時代などの逸話を小説形式で描く…作品らしいのだが、どこまでが史実でどこからが法螺なのかわからん。歴史的事実を忠実に書きつつ、歴史的空白を己の嘘で塗り固める歴史ファックのやり方が巧妙だ。さすがである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「グランド・セフト・オートⅣ」をやってみる…2

・引き続きグランド・セフト・オートⅣ中。

・地道にタクシー運転手として働く一方、麻薬の売人やらマフィアの手下との関係を深める。

・麻薬取引現場の用心棒役を引き受けるところから始まる一連のイベントはわりと楽しい。チンピラどものアジトにカチコミじゃあ。

・しかし、鉄砲玉として4人射殺しておきながら、報酬が300ドルと言うのは…この街は命の値段が安すぎるぜ。

・ロシアンマフィアのチンピラのために、借金返済のお仕事。ウホッ!な展開じゃなくてよかったなあ(当たりまえだ)。

・脅したり強請ったり盗んだりする仕事を着実にこなすニコ(主人公)。こいつは出来る男だわい。

・カーチェイスにはやや苦戦。オレの華麗なドリフトテクを見よ!でも普通に走った方が早いという真理に到達するのに時間はかからなかった。偉いぞオレ。

・ターゲットを助ける、助けないの選択肢があったが、どのようにすれば助けられるのがわからず、適当に操作したら即座に抹殺してしまった。うちのニコはクールすぎるのう。

・人の女に手を出したロシアンマフィアのチンピラを処刑。うちのニコ(以下略

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『戦争における「人殺し」の心理学』読了

417nk09xm1l__ss500_

戦争における「人殺し」の心理学』(デーヴ・グロスマン/ちくま学芸文庫)読了。

あー。これを読んで、メタルギアソリッドや虐殺器官についての理解が深まった気がする。正確には、なんであの人たちはあんなゲームや小説を作らなければなかなかったのか、と言う問題提起のあり方に、ほんの少しだけ理解できたような気がする。

簡単に言えば、殺人に対して、快楽するでも罪悪感を感じないではいられない、普通の人間が殺人を犯すと言うことはどういうことかを、動機と手段の面で徹底して論理的に書いた本なのだ。そこには倫理的側面は描かれては無い。なぜなら、戦争に倫理を持ち込むほど愚かしいものではないから…なのだが、今回の本の内容とは異なるので省略。

ようするに、MGSなどのゲーム、虐殺器官などの小説、あらゆるエンターテインメントには、”死”と”殺人”と言う行為が結びついている。では、”殺人”に至る過程において、人間はどのような葛藤に晒されるのか、そして”殺人”に至ったとき、人はいかなる影響を受けるのか。それらを感情的になるのでもなく、冷静に、淡々として筆致で書かれている。決して戦争を肯定しているわけでも、逆に否定しているわけでもない。ただ、同じ”人間”を殺すと言うことは、人間にとって想像を絶する行為である、と言うことが繰り返し繰り返し語っている。我々が何の気なしに”消費”してしまっている殺人、死という記号を、改めて突きつけられる思いだった。

これはとても誠実な本だと思う。

以下、雑感。

・これ読んで、ソリッド・スネークが何故最強の兵士になれたのかわかった。あの作品では”遺伝子”と呼ばれていたけど、能力よりなにより、殺人に対する本能が一際優れているからだったんだな。

・P109.に虐殺器官における、薬物療法による殺人への忌避本能を和らげるというそのまんまの話が乗っていてびびる。本当にあるんだな。

・人間が”人間を殺す”と言うことは、想像を絶する心理的抵抗感があるんだなあ。なんか、そのあたりのリアリズムが深められた認識がある。人間は、恐怖に屈するのではない。悪意に屈するのだ、みたいな。

・映画『レオン』において、「優秀な殺し屋ほど獲物に接近して殺す」と言うようなセリフがあったと記憶しているが、アレの真意がようやく分かった。要するに、優秀な殺し屋ほど、殺しに対する抵抗感が少なく、その分獲物に接近して殺せる。接近して殺せなくなった殺し屋は、心が壊れかけていると言うことで、使い物にならなくなると言うことか。

・『虐殺器官』はこの本の副読本のような位置付けと言ってしまえるような気がする。実践編、とでも言うのか。この本に書かれている人が人を殺す方法論を、手を変え品を変えて描写している。

・後半、ベトナム戦争の項目になると、推定と決め付けが多くなっているのが気になる。また、目的ありきで論理を組み立てているところもあり、それまでの、いっそ冷徹なまでの筆致からは随分違和感があった。思うに、作者はベトナム戦争と帰還兵に対して過剰な思い入れがあるのだろう。これは日本人にはわからない感覚なのかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.06

日記というか雑記

読んだ本のメモ。

・『機械じかけの竜と偽りの王子』を読む。コイツはプロの仕事だぜ!安彦薫という名前では検索にこの一作しか引っかからなかったので、もしや別ペンネームか。ジャンルが似通っているせいもあるけど、水月郁見と作風が似ているんだよなー。だからなんだと言うわけでもないが。

・『ダブルブリッド Drop Blood』を読む。短編集だけど、実質的に一冊丸ごとエピローグ。作者も言っているが、確かに蛇足だよなあ。ただし、とても優しい蛇足だ。終わってしまったことは取り返しが付かない。取り戻せない。背負うしかない。それが哀しくもあり、嬉しくもある。

・『烙印の紋章Ⅱ 陰謀の都を竜は駆ける』を読む。いや、面白いなこれ。キャラがだいぶ立ってきた。陰謀はややわかりにくいか(正確には、単純な話をわかりにくく書き過ぎだと思う)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『僕僕先生 薄妃の恋』読了

51kgzqd0czl

僕僕先生 薄妃の恋』(仁木英之/新潮社)読了。

前作から5年。久方ぶりに再会した僕僕先生と王弁くんが、妖怪とか神様とかと出会いながらのほほんと旅をする話。それだけで説明が終わってしまうような気がするのだが気のせいだろうか。とは言えただのほほんとしているだけでもなく、どこか毒も秘めた物語が良いですね。もちろん美少女仙人に萌えるのも自由な闊達さが好ましい。

以下各話感想。

「羊羹比賽―王弁、料理勝負に出る」
当然、料理なんてまったく出来ない王弁くんだけに、適当なことを言って煙に巻くあたりは成長したのか堕落したのか。まあタフになったよなあ…。

「陽児雷児―雷神の子、友を得る」
本当に雷神さまの子が友達を得る話だった。タイトルですべて物語を語っているな…。オチは本当にそれでいいのか、と言う気もするがみんな納得しているからいいのか。

「飄飄薄妃―王弁、熱愛現場を目撃する」
これもタイトルそのまま。あんなひどい登場をしておいて、薄妃が仲間になる展開は正直ずっこける。この脱力感、さすがだな…。単行本タイトルからして、さぞかし重要な役目を果たすのかと思ったら…。本当にさすがである。

「健忘収支―王弁、女神の厠で妙薬を探す」
今回のはほんのちょっとビターな味わい。なにが正しいかなんてわかりゃしねーぞ。

「黒髪黒卵―僕僕、異界の剣を仇討ちに貸し出す」
なんか僕僕先生がハヴィランド・タフっぽくなってきたのは気のせい?求められれば手を貸すけど、その結果には決して関わらないあたりのドライさが好みだった。結末の笑えないバカバカしさも好み。

「奪心之歌―僕僕、歌姫にはまる」
まったく仙人が俗世にかかわるとろくなことがありませんな。魏夫人がちゃんとしていれば問題なかったような・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.05

買ったもの

1.『烙印の紋章Ⅱ 陰謀の都を竜は駆ける』 杉浦智則 電撃文庫
2.『ダブルブリッド Drop Blood』 中村恵里加 電撃文庫
3.『機械じかけの竜と偽りの王子』 安彦薫 電撃文庫

ダブルブリッドがまだ読めるとは思わなかったなあ。短編集とはいえ嬉しい。『機械仕掛けの竜と偽りの王子』は…その、表紙がえらく格好良かったもので…。表紙買いですな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日記というか雑記

・今日は朝から壮絶に眠い。12時過ぎには寝たはずなのだが…寝る前に飲んだ酒のせいかもしれない。延々とお昼ぐらいまで睡魔と闘う。

・自分の中の漫画熱が久しぶりに過熱。本の整理もかねて本を引っ張りだす。次は絶チルでもよもうかしら。

・昨日買ったBoichの『HOTEL』は確かにSF的感動を漫画で味わえる稀有なる作品。絵の説得力がすげえ。抒情と雄大。偉大なる時間。

・『紅 kure-nai』はきちんと原作をコミカライズしている。それ以上でもそれ以下でもないがこれはこれで好ましい。あとは原作がどうなるのかだなー。

・改めて通読した『ネギま!』。さまざまな伏線が物語の最初期から張られていて、改めて赤松健の世界観構築力というか、緻密な計算力に圧倒された。修学旅行編で出てきた現在最大の敵役であるフェイトは、あの時は全然本気ではないと言うのが実はよくわかる。まともに戦ってないし、油断もしまくり。最後はエヴァが収拾しているし。その実力差も理解できない程度のレベルだったんだよなー当時のネギは。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.04

日記というか雑記

・連休中は実家に帰っていた。ほぼ寝るか漫画を読むかという自堕落な生活をしてしまう。
 ・連休中に読んだ漫画はランドリオールとネギま!とハヤテのごとくと銃夢。
 ・全巻読み直してしまった。うーん、おもしれーなー。

・あとはひたすら寝た。実家だとTVも観ないしネットにもつなげないしやることねーなー。普段の自分がいかに無趣味であるかわかって軽く鬱だ。

・ついでに実家の本の整理。未整理のものがさらに出てきた。まさかこんなところに山があるとは。盲点だった。入れるとこねーぞ。
 ・あきらめて本を処分することにする。取り合えずダンボール一箱。焼け石に水。これ以上、処分するのは…葛藤だぜ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

買ったもの

1.『HOTEL』 Boichi 講談社
2.『アイシールド21(32)』 原作:稲垣理一郎 漫画:村田雄介 集英社
3.『紅 kure-nai(2)』 原作:片山憲太郎 漫画:山本ヤマト 集英社

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『アルスラーン戦記(13) 蛇王再臨』読了

51uxzonfdol

アルスラーン戦記(13) 蛇王再臨』(田中芳樹/カッパノベルス)読了。

ようやく蛇王復活かー。ここまで来るのも長かった(実時間的に)。そして皆殺しの田中の面目躍如とも言うべき容赦ない人員整理が始まりました。さあ、何人生き残るのかなーと邪推したくなるところだが、正直、物語の間が長すぎたので、今までの感情の流れが維持できないのが読み方を間違えている証拠か。1巻から一気に読めば印象が変わるかもしれない。だが、一応とりあえず、読んだ時点での感想としては、えらく淡々と処理していく印象だった。クライマックスに向けての大掃除的なものという印象が強く、そのあたりの無常観は田中芳樹らしいのだが、盛り上がりには欠けるように思えてしまう。まあこれは読み取りを間違っているんだろうなー。

とりあえず、完結したら最初から読み直す必要がある作品ではあるな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »