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2008.08.21

『鉄球姫エミリー第四幕 戦場のエミリー』読了

51t31wc5icl__ss500__2鉄球姫エミリー第四幕 戦場のエミリー』(八薙玉造/スーパーダッシュ文庫)読了。

急転直下だった前巻ラストから大規模な内乱、そして隣国との戦がついに開戦となる展開に。グレンはいつのまにかずいぶん強くなったなあ。いつのまにか敵のエース級と互角に戦っているよ…。まあそれは置いておくとしても、グレンの成長と人間的未熟さが目立った話だった。己の見たいものしか見ない、と言うのは無能な人間の必要条件のようなものですが、グレンはまさにこれに当てはまってしまっている。まあ、家族を皆殺しにされて冷静でいろと言うほうが無茶なんだけど、明白な証拠を見逃し、忠実なる家臣を失ってしまったことは、グレンにとって大きな瑕疵となるだろう。エミリーがいかにグレンを勇気づけようとも、事実を覆すわけにはいかない。もっとも、現在のところそれはスルーされている感はあるが…。まあ”痛み”を徹底して描く作者のことだから、ライオネル(だっけ?大きい人)の存在を無視することはないと思うが。あと、すっかりグレンが主人公の様相を呈してくるとともに、エミリーとのフラグ(こういう言い方はどうかと思うが)が立って来たことにびっくりした。なんかそういう展開になるとは思わなかったもので…。ラヴい展開がいまいち思いつかないんだよな。これもまた絶望的な展開への布石ではないといいのだが…。まあ、エミリーが死ぬってこたあないだろ、たぶん(いや…まさかひょっとして…)。

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