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2008.08.01

『サムライガード 警護寮から来た少女』読了

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サムライガード 警護寮から来た少女』(舞阪洸/GA文庫)読了。

舞阪洸を読むのも久しぶりだ。『プリンセス・ミネルバ』以来だから…えっと、15年ぶりか?………時が流れるのは早いなあ………。

日本刀とセーラー服と美少女を活躍させたい、という作者の欲望というかこだわりがひしひしと伝わってくるところが素晴らしい。わかる、わかるぞ!たしかに日本刀とセーラー服と美少女の組み合わせはある種の美学、いや真理がある!(ような気がする)そんな美少女がすっとぼけた性格でありながら同時に修羅であるとか、作者はどんだけオレと萌えの方向性が同じなんだ?どうもこの作者とは、摂取してきたものがかなり近いらしい。こんなところで同士を発見するとはちょっとびっくりした。

さて、そんな個人的には驚愕の出会いであったこの作品だが、これがまた見事なまでに話が進まない。起承転結で言えば、ようやく承が終わったところじゃないか?キャラクターの描写だけを積み重ねてはいるものの、びっくりするぐらい盛り上がらない。いや、盛り上がるところが無いんだから当たり前なんだけど。突如として後継者争いに巻き込まれた主人公が、それにきちんと向き合うまでが描かれているのだが、基本的に、日常描写が主眼だからなあ。刺客とのバトルとかあったりもするけど、これは主人公やヒロインたちのキャラ立てが目的のものだろうし。まあ次巻で話は大きく動くだろうし、これだけで判断するのは早計というものでしょう。

ようするに上下巻の上を読んだんだと思えばいいんだろうな。最初からそう書けよ。

まあとにかくヒロインの造型が素晴らしく、素晴らしいとしかいえない。うーん素晴らしい。

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コメント

はじめまして、いつも参考にさせていただいています。
>日本刀とセーラー服と美少女の組み合わせはある種の美学、いや真理がある!
いやぁ、同じ作者の「狗牙絶ちの劔」(ファンタジア文庫)で読んでしまった者として、激しく同意いたします。こちらの「サムライガード」とは同じ頃に出た作品なんですが、二面性ある上記3点設定少女が主人公である点など内容が丸っきり被るんですねぇ。似たものを読む必要ないとスルーするか、いや比べて読むことにこそ妙味があると手を出すか思案のしどころです(実際にはここで書いている時点で8割方後者の方へ行くのが目に見えていますが)

投稿: 射手座の男 | 2008.08.02 11:23

はじめまして。返答が遅くなってしまい申し訳ありません。

この本のあとがきでもちょっと言及されていましたけど、『狗牙絶ちの劔』もまったく同じ方向性なんですね…。とても良いのではないでしょうか。上記3点セット実装済みヒロインがいるなら、それだけで意義があるとは思いませんか?僕は思います(極端)。

そんなことを書かれてしまうと、買いたくなるなあ…。…買うか。

投稿: 吉兆 | 2008.08.05 16:44

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