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2008.07.07

『ふたかた』読了

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ふたかた』(わかつきひかる/一迅社文庫)読了。

こいつぁろくでもねえや(褒めているつもり)。

お姉ちゃんの幽霊が自分にとりついてしまった!死んだと言うのに全然神妙になるつもりも恨みを晴らすでもなくお姉ちゃんが望んだことは、単に弟の体でもう一度学園生活をエンジョイすることだったのだ!女装で!

というわけで、一迅社文庫標準のバカバカしさ120…いや150%増しで送る実にろくでもない…くだらない…アホらしい…まあそういう感じの話だ。てっきりエロ関係に行くのかと思ったら全然そっちに行かなかったのは驚きである。むしろ、お姉ちゃんの我儘で女装をすることになってしまった主人公が、だんだんと女装に慣れていって、というか積極的に快感を覚えるといった変態描写がなかなか効いており、まあ要するに変態小説ですよね。もう何を書いているのか自分でも良く分からないが、ろくでもない(褒め言葉)作品であることは間違いない。

キャラクターのありえない行動も多く、こいつらもう少し脳みそ使おうぜ!お前らは全員かぼちゃか!と言わざるを得ない展開が多々あり(連絡網とか、こりゃ自殺もんのいじめだ!)、なるほどこれが超展開と言うものか、と変なところで感心してしまったのだが、別に超展開と言うのも刺激的で面白いものだな、と言う結論に達したのでとくに問題はない。怒った方が心が狭いと思われかねん。そんなことはどうでもよくて、まあとりあえずアホな小説だったなあと思いました。ぼくは嫌いじゃないですよ。

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