メモ
・アニメ化やらなにやらでやたらと評判のいい『鋼殻のレギオス』を読んでみた。すごく面白い。と言うか、これはすごい。作品の持っているポテンシャルとしては、個人的印象だと『オーフェン』に匹敵するかも。富士見ファンタジアは、まだこんな作品を抱えていたのか…。
・世界観も独自に作り込んでいるいるし、いわゆるライトノベルにありがちな設定のための設定じゃなくて、ちゃんと物語に奉仕している設定になっているのが素晴らしい。
・またキャラクター的にも興味深い。最強の実力を持つ主人公が失われた戦う理由を取り戻すと言うビルドゥンクスロマンと、そんな天才である主人公に対するヒロインたちの凡人であることへの葛藤が両軸となっている。その両軸が物語を強く駆動させていて、とにかく読んでいて感心すること仕切りである。
・才能のあることがイコール強いとは限らないんだよね。この天才と凡人の描き方は良いなあ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント