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2008.04.01

『フルメタル・パニック!せまるニック・オブ・タイム』読了

51xjvyiwnyl__ss500_フルメタル・パニック!せまるニック・オブ・タイム』賀東招二/富士見ファンタジア文庫)読了。

わーい、作中のとある主要人物が盛大に死亡フラグを立てに立てまくっていたので、こりゃやべーなーと思っていたらやっぱりかよ!賀東招二は人員整理に容赦が無いなあ…。ちょっと読者にショックを与えようと言う意図が透けて見えるのがなんともかんともだけれども、”彼”のラストショットの描きこみはなかなかハイテンションな書き込まれているのでそこは良いかな。ただまあ、どうも上手さよりもあざとさを感じてしまうのは、伏線の張り方がやや唐突で、しかも、わかり易すぎるせいかな…。お約束を安直に使い過ぎ、と言うのは自分でも批判として適当なのか分からないのだが、そんな感じだ。”彼女”とのロマンスが、前の巻あたりで行われていたら、もしかしたら気にかからなかったかもしれない…。

あと、レナードは悪役としてはちょっと安くなりましたね。頭を撃たれて人格変貌、ってのも良くある話のような気もするが、単に破壊願望に執りつかれただけではただのチンピラだぜ…。もうちょっと、彼の動機をはっきりさせて欲しかったところ。まあ、最終巻がまだあるから、そこでひっくり返す可能性もあるので保留にしておこう…。

ともあれ、この作者のことだから、王道で一直線に行ってくれる可能性が高い。今回登場した”ラスボス”も含め、納得の行く爽やかな結末になるであろうことは間違いないだろう(ここでひっくり返したら、作者はものすごく性格が悪いことになるが…)。この作品を評価出来るようになるのはそれからかな。なんにせよ期待だ。

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