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2008.03.03

『ガッツ&ブラッド 蒸気帝国騒動記』読了

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ガッツ&ブラッド 蒸気帝国騒動記』(川崎康宏/GA文庫)読了…まさかこの本の続きが出るとは思わなかったなあ…。

とにかく面白い。前作でひどい目に会わされた結果、左遷されてしまったハイデマリー・コスが今回の火付け騒動役(主人公では決して無い)となって、蒸気帝国を揺るがす大事件(笑)に挑む。いつものごとく姫殿下は「あらあら」と困るだけで物語のややこしくするだけで本人は何にもしないし(本当に迷惑な人なだな!)、そんなつもりもないのにクーデターの首謀者に仕立て上げられたテロリストたちがやたらとかわいそうだったり(ハイデマリーと片思い男がいなければ帝都の被害はもうちょっと、いやかなり抑えられたんではないだろうか?)、はたまた近衛に復帰するため、手柄を得るために血眼になるハイデマリーなど、の登場人物たちがあまりに俗物ぶりを発揮してくれて大爆笑。ハイデマリーは黙っていれば気品のある美女なのに、『手柄!手柄!』を合言葉に、事態を都合良く勘違いして暴走する。なんか…追い詰められているんですね…。今回は風邪で療養中である前作の火付け騒動役(何度も言うが主人公では決して無いぞ)グリフィス・グリフィンと同じタイプの暴走ぶりなんだけど、彼女には典型的な不幸属性が付きまとっているところが大きな違いか。なんだかんだで結局ひどい目に会うのは彼女自身であるところが哀れさを誘うと共に好感度もアップだぜ。…まあ俗物なんだけど。

まあ、そんな生臭い俗物たちがおりなすバッカーノみたいな話、というとムチャクチャ簡単に説明出来るな。ハイ戯言戯言。

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