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2008.01.22

『海は涸いていた』読了

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海は涸いていた』(白川道/新潮文庫)感想。

人に薦められたので読んだ。

純度100パーセントで送る親父の願望充足小説。いや、別に悪くは無いのだが。恥ずかしさで言えばどっこいどっこいのレイモンチャンドラーは格好いいと思えるのに、何故、この作品はこんなに気恥ずかしく思えるのかが良く分からん。おそらく、僕があまりにもネタ文化に親しむひねくれた読者になったせいなのだろうが・・・。マンションから夜景を眺めつつブランデーを傾けたり、事務所の女の子にちょっとセクハラで小粋なトークをかましてモテモテな主人公などの描写がギャグではなく大真面目に描いるあたり、僕とは違う文化圏の作品なんだろう。なんと言うかジェネレーションギャップをひしひしと感じる。読みながらどういう反応を求められているのかちょっと考えてしまうと言うか。いや、これは僕があまりにベタをネタとして消費することに慣れすぎたのが原因であって、作品が悪いわけでは全然無いんだけれどもね。

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