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2008.01.07

年末年始は祭りでした

年末年始から色々イベント(コミケとか空の境界の映画とか)があったけれども、吉兆的に最大の事件は、い(今更ながら)深見真と言う作家を発見したことでありましょう。以下、年末から年始にかけて買った深見真。

1.『ヤングガン・カルナバル』
2.『ヤングガン・カルナバル バウンド・トゥ・バイオレンス 』
3.『ヤングガン・カルナバル 銃と恋人といま生きている実感』
4.『ヤングガン・カルナバル 天国で迷子』
5.『ヤングガン・カルナバル ドッグハウス』
6.『ヤングガン・カルナバル そして少女は消えた』
7.『ヤングガン・カルナバル 愛しき日々、やがて狩の季節』
8.『ヤングガン・カルナバル 前夜祭・標的は木暮塵八』
9.『ヤングガン・カルナバル 開催・バンケットの死闘』

上記すべてカッパノベルス(徳間書店)。

10.『アフリカン・ゲーム・カートリッジズ』

上記角川文庫。

我ながらよくもこれだけ買ったと感心するのだが、すべて読了しているという事実には我ながら呆れるぜ。もう面白くて面白くておかしい。僕の頭が。

深見真と言う作家は、いっそ青臭いといえるほどの純粋で危うい倫理観を信仰しながら、その倫理をすべてニヒリズム的に嘲笑する2面性がある。つまり、世の中をより良いものにしていきたいという理想と、腐った世界をぶち壊したいという凶暴性を同時に描いているのだ。腐った世界の中で、登場する少年少女たちは己の存在をかけて銃を撃ち、人を殺し、あるいは殺される。世の中のものすべては守るべき価値の無い塵芥であり、しかし、その塵芥そのものを愛する視点があり、その狭間でギリギリのバランスで揺れている青春があるのだ。そこには一般的な意味での『倫理』と言うものは無い。ただ、己の中で問い詰め、追い詰められることから生じた『衝動』が描かれており、僕の精神を揺さぶるのだ。

以下、他に買った本。

11.『ファイブスター物語(1)~(12)』 永野護 角川書店
12.『Y十M(9)』 原作:山田風太郎 漫画:せがわまさき 講談社

うはは。実はこの年末年始にかけて、『ファイブスター物語』を既刊すべて読破してしまいました。永野護ってホンマに天才やわ。もうほんとに今頃になって読み始めてすいません。圧倒的なスケールで繰り広げられる神々と人の物語は現代の神話だぜ。頭がおかしいよ(褒め言葉)!

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