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2008.01.10

『鉤爪プレイバック』読了

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鉤爪プレイバック』(エリック・ガルシア/ヴィレッジブックス)読了。

はらはらわくわくの恐竜ハードボイルドの2作目。1巻より遡り、主人公であるヴィンセント・ルビオの相棒アーニーがまだ生きていたころの話。まず読んで意外だったのは、アーニーはルビオよりかなり年上であったこと(作中で15才年上と書かれていた。恐竜と人間の加齢に違いが無ければ、下手をすると親子なみに違う)。頑固で融通の利かないところはあるけれども、大概においてルビオよりも賢明で慎重でありながら大胆なタフガイである。アーニーに比べるとルビオはいかにも軽薄でうっかりなところが目立つなあ(無論、お互いの足りないところを補っているわけだがらそれでいいのだろうが)。

恐竜はあるべき自然の姿に帰るべきだと主張するカルト教団に潜入するルビオとアーニーが、ドタバタコメディっぽく走り回ったり命を賭けたアクションをしたりでその陰謀を探っていく話になっているんだけど、相変わらず恐竜たちのあまりにも個性的すぎるキャラクターが面白い。教祖キルケーの妖艶なフェロモン(文字通り)にノックアウトしたルビオが相変わらず情けないことよ…。こいつは女で破滅するタイプだな。アーニーもこれでは「ヴィニー坊や」と呼んでからかいたくもなるというものですな。存在自体が出落ちなドラッグクイーンたちも最高!…ていうか凄すぎる。いちおうシリアスな場面のはずなのに、ドラッグクイーンたちが登場した瞬間にもうそんなシリアスな雰囲気はあっという間に溶けて消え去る。クライマックスはひょっとして笑うところだったのか?

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投稿: みんな の プロフィール | 2008.01.10 15:44

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