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2007.12.21

『クジラのソラ04』を読んだ

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クジラのソラ04』(瀬尾つかさ/富士見ファンタジア文庫)読了。

ついに完結か。相変わらず書きべきことが多すぎであらすじを追うだけで精一杯と言う感じなの本編なのだが、気ちんと雫と冬湖の関係を軸にして、お互いの信じるべきものをぶつけ合って、葛藤を消化しているから別にいいのかなあ。まあエンターテインメントとしては物語の運び方が凡庸だとか、批判することは簡単だけど、でもそういう批判はちょっと勿体なくもある。だってよー、3巻でもいい加減凄まじい勢いでインフレしていく物語を、まったくのノーブレーキでさらに拡大させていくんだぜ!銀河を超越して更なる宇宙の果てまでぶっ飛んで行くんだぜ!?もう僕様ちゃんめろめろ…。もちろんミクロな部分でも、超シスコン兄貴たちが暗躍した結果さらなる試練が降りかかりつつも、女の子たちが少しもひるまず屈せず立ち向かっていていて格好良いんだけど、その格好良さってのが後に続くさらなる天才児(=新たなる人の形)へつながる未来への架け橋になっているところもなんか、もう俺様背筋がゾクゾクですわ。なにこれ?これってどんなSFよ、と思いつつ、この作品には(まあハードSFじゃねえかもしれねえけどさ)、SF的ロマンが死ぬほど詰まっていて、SFが好きな奴らがこれを否定できるわけねえだろッ!!って感じの話になっているわけよ。まあライトノベルとしてはアレだけどな。バトルはほとんどねえし。テンションのふり幅もゼロに近いし。果たしてライトノベル読者のどれだけの部分にラストのビジョンの美しさが届くのかが分からん。まあオレは大好きだったよ!ありがとう!

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