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2007.10.31

『暗黒は我を蔽う 鏡影都市』読了

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暗黒は我を蔽う 鏡影都市』(朝松健/GA文庫)読了。

マジカル・シティのナイトである鈴木勉こと通称ベンが活躍するオカルトアクションの新シリーズ第二弾。今回は”向こう側”(マジカルシティで言う現実世界に近いところ)に行くことになったベンがこれまたなんやかやと活躍する話。相棒である女忍者トベラを追うベンだけど、正直、トベラのキャラクターがうろ覚えになっている。前シリーズの、しかもラス前にしか出てこなかったしなあ…。ベンが自己言及的に「失われてはじめて分かる愛しさ」(うろ覚え)とかなんとか言い出すし、作者のフォローもぞんざいになってきた…。まあベンの正体もだんだん分かってきたわけだけど、結局ベンは”向こう側”でもないまた別のオカルトが存在する日本出身で、メア市長と取引してマジカルシティの住人になったと言うことで良いわけ?で、マジカルシティに来る契機になった書類の内容が、多元世界の存亡に関わる何かであって、その内容を巡ってベンが狙われていると。しかし、そうすると”向こう側”と言うのも別段科学文明と言うわけでもないし、なんかいきなり話が飛躍してきた感じ。まあ、これくらいの脱線は伝奇小説の基本だし、問題なーい問題ない。つーか、血の色のコートにサングラスの男って、別に並行世界のベンと言うわけではなかったのね。前回思わせぶりに出てきたのはなんだったんだ…。

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