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2007.07.11

『永遠の戦士エレコーゼ 黒曜石の中の不死鳥』読了

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永遠の戦士エレコーゼ 黒曜石の中の不死鳥』(マイケル・ムアコック/ハヤカワ文庫SF)読了。

エターナルチャンピオンの中でも、すべての転生の記憶を持っているエレコーゼ・サーガの新装版。どうもエターナルチャンピオン(新訳にあわせるのならば永遠の戦士)と言うのはソフトウェアみたいなものらしく、器(ハード)が在れば、別の器からソフトウェアを引っ張ってきてもとりあえずちゃんと機能するらしいです。エレコーゼと言うのは、永遠の戦士の中でも万能スペアみたいな存在らしくて、なんらかの理由で正常に機能しなくなった永遠の戦士にインストールされて、その代役を務めるのが運命らしい。英国人、ジョン・デイカーは、人類と非人類(エルドレン)における種族の最後の対決を前に、人類の希望として、太古の英雄、エレコーゼとして呼び出されるが…と言う話(このエルドレンってのは、メルニボネとなんか関係があるらしいけど、詳しいことはわかりまっせーぬ)。結局は運命と愛に翻弄されて、無残な展開に陥ってしまうんだよな…と言うのがエレコーゼ・サーガの一作目、「永遠のチャンピオン」。戦いを終え、穏やかな日々を過ごしていたエレコーゼが、再び戦いに日々に召還されるのが「黒曜石の中の不死鳥」。今度は極寒の氷原における英雄ウルリック・スカーソルとして降臨し、なんか宇宙人っぽいやつらと戦ったりする。別に嘘でもなんでもないところが恐ろしいことですが、ここでも「黒の剣」が存在して、身近な人々を殺戮してしまうのでした。運命に翻弄されまくりですが、一応、エレコーゼも運命に抗おうとはしているんですよ。抗おうとすると余計に事態が悪くなってしまうと言うのが問題なんですけどね…。と言うわけで、全編、運命に翻弄される英雄の苦悩が描かれている話で、まあ端的に言ってヒドイ話ですな。面白かったけど。

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