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2007.06.25

『ぼくと魔女式アポカリプス(3) Nightmare Crimson Form』読了

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ぼくと魔女式アポカリプス(3) Nightmare Crimson Form』(水瀬葉月/電撃文庫)読了。

相変わらず大変に趣味が悪くてたまらん。新たに登場した(正確には2巻でも登場していたわけだが)双子姉妹の極端にカリカチュアライズされた最悪な人格を、きっと作者は楽しんで書いているんだろうなーと思わせる執拗な描写が大変に素晴らしく、思う存分不快な気分に浸らせていただきました(褒めています)。まあ、割合にその他の点では主人公がまともに主人公っぽく行動しているんだけど、彼が受け継ぎ、提示する選択肢は結局のところ誰も救うことは出来ずにあらゆる人間は己の望みのままに暴走して行くのだったーと言う話で、まあこのシリーズらしいかな。しかし。主人公には誰も救えず、それぞれが自分勝手に生きて死ぬだけに過ぎない、と言う作者の認識はいささかシニカル過ぎていて誰も救われない結論だと思う。フィクションだからって、いつまでも袋小路に留まっていてはいけないと思うので、作者がどのように物語に決着を付けるのかが非常に気になるので、ちゃんと最後までやってくれると良いのだがなあ。

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ぼくと魔女式アポカリプス 3 Nightmare Crimson Form 著者 水瀬葉月 イラスト 藤原々々 レーベル 電撃文庫  段々エロくなくなっている?  人気blogランキングへ ← よろしくお願いします。  クリック... [続きを読む]

受信: 2007.07.08 08:54

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