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2007.04.01

『狼と香辛料Ⅳ』読了

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狼と香辛料Ⅳ』(支倉凍砂/電撃文庫)読了。

ロレンスとホロが旅を続けていく中、成り行きでとある村の問題に関わってしまい、その問題を解決するために奔走すると言うテンプレートではあるのだけど、その問題に取り組む中で二人の関係の揺らぎとその裏腹の強さが垣間見えるのがとても良かった。まあここまで二人の関係が固まってしまうと、ただ会話をしているだけでも面白いですね。今回は、今までホロに鍛えられてきた賜物か、ロレンスが全般的に格好良い。危機的状況に陥っても、あわてず騒がずしたたかに行動していてすごく頼もしい。これはホロに対する絶対の信頼(単純に恋愛感情と名付けられるものではない強いつながり。こういうのもよしながふみが言うところの”やおい”にあたるのかね?)が背景にあってのことなんだろうな(それはもちろんホロの側からも同じなわけで)。なんかいいものを読んだ気がする爽やかな読後感はそういうところから出てきているんだろう。

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