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2007.02.11

月光中…その3

月光のカルネヴァーレ、アンナルートクリア。

なんだこの主人公のツンデレっぷりは…。

あとアンナさんがどんどん普通の女の子になって行ったのは、作者はやっぱ分かってやっているんだなあ、とか思いました。笑顔の天使から、笑顔はそのままで自らの罪を背負った人間になっていくって言うのは、確かに正しい意味での『ピノキオ』なんですねー。良い良い。

あと、全体的に感じるのは、この作品には自分自身を偽っている人間(純粋な人間はほとんどいないけど…)ばかりだってことな。自分の罪から逃げ、過去を偽り、永遠の現在に生きようとする主人公のロメオをはじめとして、みんな何かから逃げてばかり。逃げたことによるツケが最終的に何倍にもなって不幸が降りかかり、否応なしに過去と向き合わなければならないと言う葛藤が基調になっている…のかなあ。アンナルートだけだからまだ分からないんだけれども。

最近のニトロプラスは、本気でエロゲーの世界に”文芸”を持ち込もうとしているみたいだなあ。実は超実験作メーカーだったりするのかしら。

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