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2007.02.17

『死者の村の少女 サーラの冒険Extra』読了

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死者の村の少女 サーラの冒険Extra』(山本弘/富士見ファンタジア文庫)読了。

こりゃまた山本弘の趣味全開の話だな。エロくて魔性の美少女が主人公と言う山本弘が好き好き大好き極まりなさそうな作品集。嫉妬深くて情が深くて悪魔であるデルと言うヒロインはあらゆる意味で山本弘の萌え萌えの女の子であることは疑いなく、そんな女の子がひどい目にあったりえろい目にあったりすると言う、ハッキリ言って妻も娘もいる様なまともな大人が書くような作品じゃねえ…だが!面白いというその一点でのみすべては許されるのだということだけはここに言明しておこう!オレが!(テンションたけえなあ…)

あと幻超二のイラストも大変クオリティが高いのだけど、この人最近マンガを書いていないけど、今は何をやってんだ?イラストでもほとんど見かけないし…。

「時の果てまでこの歌を」
山本弘らしい胸がキュンキュンするようなノスタルジックかつ甘い悲恋の物語ですわ。まったくなんでこんなだだ甘の物語をかけてしまうのかしら。永遠の17歳(だっけ?15歳?)の二つ名(?)は伊達ではございません。ギルドマスター・ダルシュの若き日の悔恨と、未来におけるありうべきサーラとデルの結末と、悲恋の痛みと未来への希望を描いた激烈に感傷的な作品ですね。いやー面白いなあこれ。ロミオとジュリエット的な悲恋話が好きな人はどうぞ…ってこれは一応ソードワールド小説のはずなんだが…。

「リゼットの冒険」
サーラの冒険で語られたおはなしの裏パート。まあサーラの冒険の一エピソードで、冒険と言うものに憧れる一人の少女の姿を、傷つき病んだサーラとの対比で描いているという意図は分かるのだが、結局のところリゼットたんハアハアですませられる話のような気がしないでもない。さすがにリゼットたんを押し倒して服を脱がせ始めるのはやりすぎだと思いました。これが同人誌だったら間違いなくヤッているね!(いい笑顔で)。

「死者の村の少女」
残酷で邪悪で愛らしい悪魔っ子少女と化したデルがサーラと別れてドレックノールへ向かうまでのエピソード。まー最強のデル萌え話ですわ。サーラに恋焦がれて忍び泣くデルが大層けなげで、そんなデルにどんどんひどいことをする気満載の作品なんですが、あんまりつっこんだ展開にならなかったのが肩透かしだった。もうちょっとひどい目に会うと思ったんだが…(って何を期待しているんだお前は)。

まあ、全体的に本当に5巻と6巻の間をつなぐためのエピソードという感じだったな。面白いことは面白いけど、ちょっと不完全燃焼な感じがしないでもないが、まあこれはこれでいいか。

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コメント

幻超二氏は、サルコイドーシスという難病に罹り、現在片目が失明状態で、同人誌活動も休止されているそうです。

ウィキペディアより

投稿: 社怪人 | 2008.02.26 02:44

どうもそのようですね。病名までは知りませんでしたが、片目が失明状態と言うのはどこかで知りました。

ファンとしては残念なことですが、致し方ないところですね…。

投稿: 吉兆 | 2008.02.27 00:55

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