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2006.11.08

不条理に潰されないためには、瞬間的に逆上することが出来るというのは立派な武器だ

朝、通勤列車の中で、いきなり足を踏んだだの肩がぶつかっただので口論になっている現場に出くわした。まあ口論と言うのは正確ではなくて、片方が一方的に、そしてネチネチと文句をつけているだけだったのだが。原因となるところを見ていなかったので、どっちが悪いのかは分からないのだけど、どう考えてもいつまでも文句をつけ続けている方の大人気なさと鬱陶しさが印象に残り、聞いているこっちが非常に苛立たしかった。文句を言われている方は、謝っているのか言い訳をしているのか分からないけどやたらと低姿勢で、あくまでも傍観している立場としては、あまりにも理不尽な状況にあるように感じられる。結局、どんなに誠意をもって謝ったとしても、文句を言うためだけに文句を言う相手に対しては、一度でも引けば果てし無く踏み込まれてしまうので、まあクレームをつけられるのが仕事になっている人はそうも行かないのだろうが、日常生活で理不尽な状況に直面したとき、前後の状況や後先、どちらが正しいのかと言う判断よりも何よりも優先して”キレる”、つまり瞬間的に沸騰できるテンションを持っていけるように訓練しておくことは、下手にディベートを行うよりも有効な場合があるのではないか、と思うのだった。無論デメリットも多いだろうが、少なくとも相手に屈さなかったと言うプライドだけは守れるはず。それに価値を見出すかどうかはまた別の問題だけど。

それはともかく、今日買ったもののリストは以下の通り。

1.『さよなら純菜 そして、不死の怪物』 浦賀和宏 講談社ノベルス
2.『零崎軋識の人間ノック』 西尾維新 講談社ノベルス
3.『永遠の戦士エルリック(5) 夢盗人の娘』 マイケル・ムアコック ハヤカワ文庫FT
4.『マルドゥック・ヴェロシティ(1)』 冲方丁 ハヤカワ文庫JA
5.『逆境戦隊バツ[×]』 坂本康宏 ハヤカワ文庫JA
6.『我が家のお稲荷様。(6)』 柴村仁 電撃文庫
7.『ボクのセカイをまもるヒト』 谷川流 電撃文庫

浦賀和宏の作品も相変わらず凄いが、ここはやはり念願の『マルドゥック・ヴェロシティ』を手に入れた事を素直に喜びたい。近年の冲方丁はすっかり小説を書かなくなってしまって、僕自身、いまだこのブログ内で感想を書いた冲方丁は『蒼穹のファフナー』一冊と言う体たらく。いかんいかん、駄目だ駄目だ!こんなことではデビュー作の初版を持っている上に、雑誌連載されたものを含めて、おそらく著作すべてに目を通している熱狂的な信者である自分の、冲方丁に対する尊敬と嫉妬と畏怖と恐怖と憎しみにも似た感情を十全に表せてはいないぞ!まあ自分にとっては冲方丁と言うのはそういう種類の作家なのでした。

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