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2006.09.12

『エラントリス 鎖された都の物語(上)(下)』読了

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エラントリス 鎖された都の物語(上)(下)』(ブランドン・サンダースン/ハヤカワ文庫FT)読了。

上下巻となかなかに分厚いながら、際立って魅力的なキャラクターのやりとりが素晴らしい作品だった。”変容”によって生きる死人として生きざるを得ないエラントリスの人々の絶望的な状況の中、一人生きる希望を失わず”人”であり続けることを選択するラオデン王子は格好良いし、政略結婚でラオデンの妻になるはずだったサレーネ王女が強大な勢力を誇る帝国の大主教ホラゼンとの丁々発止とやりあう駆け引きは楽しいし、ラオデンがエラントリスの謎を解き明かしたりと色々なものを詰め込みながらきちんと最後まで纏め上げていて大変素晴らしゅうございました。敵も味方もやたらと魅力的に描かれているので、ラオデンたちの駆け引きを見ているだけでも楽しいけど、クライマックスに至る展開もやたらとテンションが高くてエンターテインメント性は極めて高い。アルスラーン戦記のような異世界ファンタジィ群像劇が好きな人にはたまらない作品だと思う。

まあ僕のことなんだけど。

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