『学園キノ』読了
『学園キノ』(時雨沢恵一/電撃文庫)読了。
これについてはまず作者に対して「ばーか、ばーか」と言うところからはじめよう。「ばーか、ばーか」
まったく良く出来た二次創作と言うか自分の作品をよくもここまで弄り回せるものだと感心するぐらいに鬼畜な作者に正直恐れ入る。特に静(=シズ)と陸の扱い方には驚愕と言う他無い。なんだこの刃物キ○ガイとガン=カタ馬鹿は。ありえないくらいにキャラが壊れていてファンの怒りが予想されます。うはは。でも木乃(=キノ)も別の意味で驚愕したことは言うまでもないというか、なんだこのラブコメ仕様の無敵元気な鉄砲玉娘は。静との間で繰り広げられるそこはかとなく(ここ重要)ラブラブで甘々時空は一体なんだ。元気いっぱいに飯を平らげるこの無防備っぷりには正直なところ、その、なんと言うか胸の高まりを覚えずにはいられない(気持ち悪いなー)。あ、おばあちゃん(=師匠)はあまりにもそのまんま無敵ばあちゃんだったので安心しました。この人だけキャラがぜんぜん変わってないよ!もともと壊れているとか言ってはいけない。
まあ、作者が全身全霊、渾身の力をこめて書かれた冗談小説であり、大変に楽しくて楽しくて楽しくてよろしいのではないでしょうか。原作陵辱本としてもかなりのスペックを誇るのですが、作者本人が自分の子供とも言える自作でやっちゃっているところが本当に鬼畜。この近親相姦推進者め!まあ面白いから無問題だけど!とりあえず続編を熱烈希望いたしますが、3年に一冊なんてのは正直つらすぎる!年一冊ぐらい出してもバチは当たらなくと思います。
(ぜんぜん関係ないのだが、こんなキーワードをばらまくからトラックバックスパムがくるんだよ、オレ…)。
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