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2006.08.14

『彼女はたぶん魔法を使う』読了

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彼女はたぶん魔法を使う』(樋口有介/創元推理文庫)読了。

一言で言うなら良く出来た火曜サスペンス劇場。キザな会話、主人公が出会う幾人もの美女、二転三転する事件と完璧なまでに良く出来た娯楽小説であります。重いテーマや説得力は口にしたくもないし、主人公の歩くセクハラぶりとありえないモテモテぶりなど、ありえないほどに”軽い”のだけど、エンターテインメントとして見れば弱点ではないのかな。まあ読みやすいことは悪いことではないのだが、そのあまりのキャラクター偏重の姿勢を見ると一体どこのライトノベルなんだろうとつくづく思う。読んだ後に何一つ残らないのも見事なまでにライトノベルだし。後はあまりにもキザ過ぎてセクハラ過ぎる主人公を受け入れられるかどうかがこの作品を楽しめるかどうかの分水嶺。いい年して愛人をもって若い女にモテモテの元刑事のフリーライター(38才)ってお前はどこのファンタジーだよまったくと言う設定もライトノベルだと思えば許せないでもないが、今だったら間違いなくセクハラで訴えられること間違いないよな、こいつ。

まあオレとは無関係の人間だな、けっ(紛れもない僻みです)。

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