« 『流血女神伝 喪の女王(4)』読了 | トップページ | 『私立!三十三間堂学院(4)』読了 »

2006.08.28

『半分の月がのぼる空(8)』読了

484023519801
半分の月がのぼる空(8)』(橋本紡/電撃文庫)読了。

何にも起こらないただの日常の話で、クライマックスもなければオチもない、ある意味グダグダであると得るけれども、それゆえにシリーズらしい終わり方と言えると思う。明日にも彼らはあいもかわらずの日々を送っていくのだろうと感じさせてくれたと思う。現在ではもっとも未来の物語である『雨』こそは、一日一日を懸命に、そして平凡に生きる姿が描かれていて素晴らしかった。

で、まあ大変感動的な物語であった、と言う結論を下してもいいのだけど、正直に言って『市立若葉病院猥画騒動顛末記』があまりにも伝奇脳に支配された究極的にくだらなくもファッキンな作品には度肝を抜かれました!橋本紡はアホか!アホなのか!こんな爽やかで切ない短編集でこんな究極的にくだらない作品を書いてしまうなんてまともな神経の持ち主とは思えません。えー一言で言うとマルクスで安保闘争でエロ本万歳な話で歴史の必然、光と闇なんだってさ。ばかじゃねえの。ばっかじゃねえの!?またはアホか!!

とにかく、僕は『市立若葉病院猥画騒動顛末記』については最高傑作を認定するものである。

|

« 『流血女神伝 喪の女王(4)』読了 | トップページ | 『私立!三十三間堂学院(4)』読了 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29313/11655964

この記事へのトラックバック一覧です: 『半分の月がのぼる空(8)』読了:

« 『流血女神伝 喪の女王(4)』読了 | トップページ | 『私立!三十三間堂学院(4)』読了 »