« 『紅~ギロチン~』読了 | トップページ | 『半分の月がのぼる空(8)』読了 »

2006.08.27

『流血女神伝 喪の女王(4)』読了

408600803301
流血女神伝 喪の女王(4)』(須賀しのぶ/コバルト文庫)読了。

主人公のカリエが迷いの中に囚われているせいか、あるいは周囲があまりにも混迷を極めているせいか鬱々とした展開が続きます。やっぱり母親として赤ん坊とともにあることで、カリエが守りに入っているのが最大の原因かな。もはや彼女には少女時代のような破天荒な無茶が出来なくなっていて、常に自分の娘のことを考えなくてはいられない。そこが現状のところ行動力に結びついていない感じだ。だけど、それは成長ではあるし、正しい事でもある。でもこのままでは大きな流れに流されるだけなので、決断を下さなくてはならないのだろうね。
また、娘のために迷うカリエと、国のためにすべてを捨てたバンディーカの対比になっているところも面白い。カリエの選ぶ道を暗示しているのかもしれない。

|

« 『紅~ギロチン~』読了 | トップページ | 『半分の月がのぼる空(8)』読了 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29313/11634170

この記事へのトラックバック一覧です: 『流血女神伝 喪の女王(4)』読了:

« 『紅~ギロチン~』読了 | トップページ | 『半分の月がのぼる空(8)』読了 »