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2006.07.05

買ったもの/読んだもの

1.『城物語』 富士宏 マックガーデン

むおお…。富士宏とは作品内世界の”空気”を、表現出来る稀有な漫画家であるとの思いを新たにした。絵の上手い漫画家は、それこそいくらでもいるだろうが、世界の広がりを感じさせてくれる漫画家はそうはいない。こ、これを途中で打ち切らせるのはあまりにもったいない…。た、頼む、別の雑誌社で連載を続けてくれ…っ!物語を終わらせてやってくれ…っ!

2.『モーティヴ-原動機-(0) リフュールド』 一色登希彦 少年画報社

僕はバイクと言うものに対する思い入れはほとんどないのだが、この作品におけるジリジリと胸の内から炙られるような飢えと情熱のほとばしりには圧倒される。たぶん、バイク好きには必読の漫画であり、そうでない人にとっても青春漫画として面白いと思う。

3.『バイトでウィザード 双子の飼育も銀玉次第!』 椎野美由貴 角川スニーカー文庫

まあいつもどおりのバイトでウィザードって感じなのだが、心なしか結構”いい話”が多かったような。なんかの心境の変化だろうか…。

4.『串刺しヘルパーさされさん ~呪われチルドレン~』 木村航 HJ文庫

木村航という作家を一言で表す表現を思いついた。それは”物語を閉じることが出来る石川賢”である。まあ誤解される表現ではあるし、実を言うとそんなに両作家は似ているわけではないのだが、木村航の中盤からクライマックスにかけての圧倒的暴走を表現するのにはこの形容しか思いつかない。なんせ作品によっては融合、合体、挙句の果てには宇宙に到達し、作品世界から飛び出していくんだぜ?ぺとぺとさんを書いた作家とはとても思えねーよ。

5.『ゴールドベルク変奏曲』 五代ゆう HJ文庫

五代ゆうアーカイブってなんだ?と思ったら、要するに未発表作品のことだったのね…。それなのに、読んでいてちっとも古さを感じさせないというか、むしろいつも通りとすら感じられたのは、登場キャラクターがいかにも五代ゆう的なヒーロー、ヒロイン、悪役の造型だったからかな。あんまり五代ゆうってキャラクターの引き出しは多くないよね。もともと”キャラクター先行”じゃなくて”ストーリー主導型”の作家だし。『パラケルススの娘』はちょっと違うかな?ああいう主人公は逆に珍しいよな。

6.『ブライトレッド・レベル』 在原竹広 HJ文庫

読むものが無いから買ったのだけど、何ですかこの純度100%の伝奇小説は。文体といいストーリーといい、どこの菊池秀行ですか。この硬質な文体は結構ノスタルジックっつーか、ぐっと来るなあ。

7.『オオカミが来る! GIB MIR SONNE(1)』 納都花丸 角川書店

最近、納都花丸を密かに注目中。現時点はちょっと気になる程度だが、ちょっと化ければすごい漫画を描きそうな気もする…。

8.『BASTARD!!-暗黒の破壊神-(24)』 萩原一至 集英社 

まだ続いていたのか!?というのが正直なところ。なんかD・Sとウリエルのバトルがいつまでたっても終わらないのだが、もしかするとこれはラストバトルなんじゃねーのかと言う気がだんだんしてきた…。

9.『D.Gray-man(8)』 星野桂 集英社

祝連載再開。あんまり無理はしないでほしいが…。相変わらず容赦ない展開は健在で一安心だけれども。

10.『銀魂-ぎんたま-(13)』 空知英秋 集英社

もうね、なんかね、何でこんなにくだらなくも格好良いのよ。ちょっと男の生き様を描きすぎ、浪花節をやりすぎ。大好き。

11.『DEATH NOTE(12)』 原作:大場つぐみ 漫画:小畑健 集英社

終わっちまった…。
傑作か駄作かすら評価定まらない作品だが、だがこれは間違いなく伝説級の漫画だと思う。いやはや、すげーな。

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